蔦の細道図鐔 鵜飼清好
『伊勢物語』より。
「駿河なる宇津の山辺の現にも 夢にも人に逢はぬなりけり」
東国へと向かう在原業平が、宇津ノ谷峠(蔦の細道)を越える際に詠んだ歌。
蔦藪の茂る寂しい道を東国へと向かう。京への思いを深める作者だが、後の武士がなぜこの図を装剣小道具に採ったのだろう。
人物が描かれていない留守模様とされているのが気持ちいい。
蔦の細道図鐔 鵜飼清好
『伊勢物語』より。
「駿河なる宇津の山辺の現にも 夢にも人に逢はぬなりけり」
東国へと向かう在原業平が、宇津ノ谷峠(蔦の細道)を越える際に詠んだ歌。
蔦藪の茂る寂しい道を東国へと向かう。京への思いを深める作者だが、後の武士がなぜこの図を装剣小道具に採ったのだろう。
人物が描かれていない留守模様とされているのが気持ちいい。