酔漢のくだまき

半落語的エッセイ未満。
難しい事は抜き。
単に「くだまき」なのでございます。

遅くなりました・・・キーボード遍歴 そういえば・・・

2011-05-26 09:32:37 | もっとくだまきな話
キーボードアレルギーは全くありませんでした。
両手打ちの、ちゃんと指のポジションは基本通りに打ってます。
高校時代英文タイプの3級を取りましたが、練習したのは中学時代です。
(それにしても、誤変換や「て・に・を・は」のミスは多いですよね・・ご容赦)
どうして、中学生が、キーボードに慣れたのかと申しますと・・。
「人間万事塞翁が馬」なのです。
これ母親のおかげでもあったのでした。

中学三年生一学期。その春休みに靖国神社へ「第二艦隊慰霊祭」に参加した「くだまき」は語ったところです。
ところがその一週間後。自転車で交通事故にあいまして、塩竈市立病院に入院。
一学期をほとんど棒に振りました。
怪我の状態も良くなった頃、教科書を開こうにもやる気の出ない酔漢に、母親が買い与えてくれたのが、「卓上英文タイプライター」でした。
母親は和文のタイピストだったので、そのような発想があったのかと思います。
「あんだ、どうせ勉強しねぇんだすぺ。んだったらタイプでもやったらいいんでねぇ」と。
テキストと一緒に病室のテーブルに置いていったのでした。
これに、はまりました。
テキストを読みながら「パチパチ・・」とタイプの練習をする日々でした。
正直「おもせぇがった」です。
英語の教科書を写せるようになったのが、ほぼ二週間後。
左指の感覚は少し麻痺してますが(これは今でも続いております。ですから「a」が空振ることが多いのです)結構速く打てるようになりました。
中学時代はよく英文の問題集をタイプしてコーピーを取って友人達とテスト勉強をしてました。
高校時代、「英文タイプクラブ」という女生徒しかいないクラブに入部しまして(部活でなくクラブ活動ですが)そこでは、他の一年生にタイプの運指を教えておりました。

こんな訳で、キーボードアレルギーはなかった酔漢です。
大学時代はPCではなく「ワープロ」(懐かしい響きだなぁ)でもって先輩や教授の論文を清書しておりました。
「卒論ってワープロ原稿ではダメなのすか?」
「当たり前だ!手書きじゃないと受け付けないぞ!」
これには参った!
今は多分OKなんだろうけど・・・・。

こんな訳です。
交通事故を機会にタイプを覚えることが出来ました。母親の機転に感謝です。
「人間万事塞翁が馬」
この言葉をこのときに意識いたしました。
不器用な自分ですので、この事故がなかったらキーボードアレルギーになっていたかも。

ところが、シティラピッド君です。十本の指の内、三分の一しか使いません。
しかしながら、彼は見事な早打ち野郎です。
「自分でやりたいという気持ちが強かったら、我流でも使いこなすことができるんだ」
これは彼を見ての素直な感想です。

はてさて、一昨日の「くだまき」からこんな「くだまき」を語ってしまいました。
あのとき使った「シルバーリード」はまだ実家に残っております。

さて、そろそろ「大和」を完結させます。
この台詞も何度も語りましたが・・・ご容赦・・デス。

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4 コメント

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指1本入力 (トムくん)
2011-05-26 22:28:08
こんばんは。
酔漢さんは、中学校の頃から英文タイプライターが打てたのですね。
こちらは、右手は人差し指1本入力で結構早く打てます。しかし、歳をとって、微妙にズレが生じ、全盛期の半分くらいの速さになりました。
あと、シフト、コントロールで左手の人差し指が加わるくらいです。
すごいでしょ。(笑)
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トム様へ (酔漢です)
2011-05-27 08:12:09
すごい!デス!
右手人差し指ですか!
実は、みなさんどのようにキーボードを叩いているのか知りたかったのでした。
自分の技を持っていらっしゃるのでしょうね。
息子を見ていて、そう思いました。

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Unknown (Takeda)
2011-05-27 10:22:20
凍傷で指の多くを失った山野井夫妻も、クライミング技術はスゴイですからね。
10本残っていても、ホールド出来ないというのに…
ちなみに、改めて自分のタイプを見ていると、左手がミソのような気がします。
キー配列もあるのでしょうが、右手よりも効率的に動いているような・・・
返信する
Takeda様へ (酔漢です)
2011-05-27 18:43:37
お久しぶりです。
東松島の様子は拝見いたしました。
ピアノの達人の君ならPCのキーボードはわけないこと?かと思いきや、ご苦労されているご様子。はたして、山野井さんのクライミングです。その昔、足の指がなくてもマッターホルン北壁日本人初の登攀を成し遂げた服部満彦さんです。登頂直前、靴から血があふれたというエピソードがございます。
こんなことを思い出しました。
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