「美味しんぼ 宮城編」。
これを検証して、自身の「宮城の味覚を提案する」。
人それぞれに、「おいしい料理・食材」はございます。
そこには、多くの思い出があることでしょう。
故郷なら、なおさらだと思います。
四季の情景が目に浮かび、一緒に食べた家族、友人・・・その笑顔。
「宮城が塩竈が故郷で良かった」こう思います。
でも、故郷は、それ自体が、人々の魂の奥に潜むものです。
宮城が、例えば沖縄でも、その . . . 本文を読む
「酔漢のメニュー」。
頭の中では、そこそこの物をご提案できるのではないか。こう自負しております。
「美味しんぼ」の中身の検証も終えました。
さて、その「美味しんぼ」の中で「かてめし」が話題になった事は先の「くだまき」でも語ったところです。
「かてめし」。
実は、この劇画で初めてしった言葉だったのです。
酔漢、実家を含めて、この言葉でご飯を頂いた記憶はございません。
おおよそ、検討がつきますのは。 . . . 本文を読む
今日、湘南は気温が20度近くまで上がる予報。
桜は、ぼーっとしていたら何時の間にやら「満開状態」でした(汗)
朝、徒歩で3分圏内の「さくら」を愛でいることにいたしました。
以前、勝手に名づけました「仙台公園」です。
「くだまき」では、何度かご紹介いたしましたが、この桜の下には「仙台萩」があって、桜の奥には「けやき」があるんです。
ここに越してきたばかりの時、家内が「仙台みたいな公園だね」と言った . . . 本文を読む
「旬」。魚介類や蔬菜(そさい)・果物などの、最も味のよい出盛りの時期。
食品を販売する事を仕事としております。
ですから、この言葉の重みを受け止めてはいたい。ですが、そうはならない事情もあります。
野菜であれ、肉であれ、魚であれ。
大量に販売しなくては、その消費量に追いつかない。これが今の小売業の現状でもあります。
「秋刀魚」当然、旬の時期は秋口。
三陸沖にサンマが下降し、漁場が陸から近くなる。し . . . 本文を読む
金米糖という菓子は今日ではちょっと普通の菓子屋駄菓子屋には見当たらない。聞いてみるとキャラメルやチョコレートにだんだん圧迫されて、今ではこれを製造するものがきわめてまれになったそうである。もっとも小粒で青黄赤などに着色して小さなガラスびんに入れて売っているのがあるが、あれは少し製法がちがうそうである。寺田寅彦随筆(以下、青字は「寺田寅彦随筆集」よりの抜粋です。)
「『金平糖』って歌があるんだよ。 . . . 本文を読む
「鮎川町」という地名がやはり自分には馴染があります。
「石巻市」と合併しそうした背景ではありますが、そこは昔の「宮城人」ですので・・・。
鮎川へはよくその堤防に釣りに行きました。
親父の投げ釣りに便乗していたのですが、丁度、5月のはじめごろから鰈の大型が寄って来ます。
それを狙います。
酔漢は、ここで38cmの「マコガレイ」を釣りあげました。
その堤防は、先の震災で倒壊しております。堤防の突端にあ . . . 本文を読む
心臓を鷲掴みにされたような思い。
情報が入ってこない苛立ち。
何をどうして、どうしたらいいのか解らない焦り。
故郷へ帰る事が出来なかった状況。
知人が亡くなり、故郷の愛すべき風景が失われてしまった悔しさ。
忘れはしまい。
忘れることは出来ない。
忘れる事なんて考えられない。
そんな日。
3月11日。
先の震災でお亡くなりになられました多くの皆様へのご冥福を、心よりお祈り申し上げます。
. . . 本文を読む
♪こめはぁ天下のささにしきぃぃ ダンダンズビズビズバダ♪
「ああ宮城県」の歌詞の一部です。
「宮城県産ササニシキ」。
このお米のお話しを先にしなくてはならない。
こう考えました。
この、「美味しんぼ 宮城編」にも、そこに触れております。
仙台平野は、これも皆様ご存知かと思いますが、雄大な「北上川」のより作られた地形です。
大きな川が氾濫を起こす度、その地形を変形させて、そうして、肥沃な土地を形 . . . 本文を読む
あの震災からもうすぐ2年の月日が経とうとしております。
「故郷宮城」酔漢が最もこだわる部分。
自分の精神的な糧、思い、友人、家族・・・そして風景そのもの。風の匂い。
語り尽くせない思いばかりです。
「美味しんぼ」は初期の頃は拝読させていただいておりましたが、ある日を境にその購読を辞めました。
とくに、「日本全国味巡り」が連載されてからは、殆ど読まなくなりました。
他県の話題、その食文化を知るには . . . 本文を読む