酔漢のくだまき

半落語的エッセイ未満。
難しい事は抜き。
単に「くだまき」なのでございます。

帰塩 一世紀の輪廻 

2015-01-10 06:31:51 | ああ宮城県な話
「大和を語る」。 このカテゴリーの中で、度々語って来た家族の歴史です。 今一度、ご紹介いたします。 祖父は、七ヶ浜村(現、宮城郡七ヶ浜町)で生まれます。 海軍を志し、同じ村出身(二人とも、花渕)の祖母と共に、横須賀へ移り住みます。 祖父の軍歴は、過去に掲載しておりますが、「分家」という形を取っております。 太平洋戦争が始まり、その際、国民学校に通っていた、父と叔父は、縁故疎開で、七ヶ浜町へ参りま . . . 本文を読む
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明治35年の今日 天候暴風雪波浪警報 場所 八甲田山中 

2014-01-30 11:40:38 | ああ宮城県な話
ヒルクライマー。こんな言葉は、酔漢が自転車に乗っている頃にはありませんでした。 「親父は、もう典型的な『ヒルクライマー』だよな」 「なんだ?でもピレネー越えなんて出来やしない」 「親父の自転車の旅記録は殆どが山登りで・・俺には真似できないよ」 正直、自転車のスペックは今のロードバイクには叶わない当時のランドナーです。 (それなりに、味はありますし、遠出であればこれほど楽な自転車は無いのです・・) . . . 本文を読む
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予定 宮城県に帰ったら・・・・・

2013-08-19 08:24:58 | ああ宮城県な話
「今度塩竈さぁけえったら何すっぺ」 帰省の予定が立ちますとやはりこう考えてしまします。 馴染の鮨屋さぁいぐ おさんこ茶屋のずんだ餅食べる 塩竈の市場さぁ行って鰹買う。食べる。 来々軒さぁいぐ。 従兄と一杯やっか。 友人達の顔もみてぇおんな。 お袋の話し相手になって・・・いつもの通り写真を一枚。 親父の墓参りは欠かせないから七ヶ浜さぁいぐ。 会いたい人が一杯。 食べたい物が一杯。 やりたい事も一 . . . 本文を読む
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「究極のメニュー」「至高のメニュー」そして「酔漢のメニュー」 最終話 酔漢、故郷の味

2013-03-29 10:36:50 | ああ宮城県な話
「美味しんぼ 宮城編」。 これを検証して、自身の「宮城の味覚を提案する」。 人それぞれに、「おいしい料理・食材」はございます。 そこには、多くの思い出があることでしょう。 故郷なら、なおさらだと思います。 四季の情景が目に浮かび、一緒に食べた家族、友人・・・その笑顔。 「宮城が塩竈が故郷で良かった」こう思います。 でも、故郷は、それ自体が、人々の魂の奥に潜むものです。 宮城が、例えば沖縄でも、その . . . 本文を読む
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「究極のメニュー」「至高のメニュー」そして「酔漢のメニュー」その四 旬

2013-03-18 10:04:07 | ああ宮城県な話
「旬」。魚介類や蔬菜(そさい)・果物などの、最も味のよい出盛りの時期。 食品を販売する事を仕事としております。 ですから、この言葉の重みを受け止めてはいたい。ですが、そうはならない事情もあります。 野菜であれ、肉であれ、魚であれ。 大量に販売しなくては、その消費量に追いつかない。これが今の小売業の現状でもあります。 「秋刀魚」当然、旬の時期は秋口。 三陸沖にサンマが下降し、漁場が陸から近くなる。し . . . 本文を読む
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「究極のメニュー」「至高のメニュー」そして「酔漢のメニュー」その二 お米の話し・・

2013-03-04 10:03:41 | ああ宮城県な話
♪こめはぁ天下のささにしきぃぃ  ダンダンズビズビズバダ♪ 「ああ宮城県」の歌詞の一部です。 「宮城県産ササニシキ」。 このお米のお話しを先にしなくてはならない。 こう考えました。 この、「美味しんぼ 宮城編」にも、そこに触れております。 仙台平野は、これも皆様ご存知かと思いますが、雄大な「北上川」のより作られた地形です。 大きな川が氾濫を起こす度、その地形を変形させて、そうして、肥沃な土地を形 . . . 本文を読む
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「究極のメニュー」「至高のメニュー」そして「酔漢のメニュー」その一  何故フカヒレなのか・・・

2013-03-01 10:48:18 | ああ宮城県な話
あの震災からもうすぐ2年の月日が経とうとしております。 「故郷宮城」酔漢が最もこだわる部分。 自分の精神的な糧、思い、友人、家族・・・そして風景そのもの。風の匂い。 語り尽くせない思いばかりです。 「美味しんぼ」は初期の頃は拝読させていただいておりましたが、ある日を境にその購読を辞めました。 とくに、「日本全国味巡り」が連載されてからは、殆ど読まなくなりました。 他県の話題、その食文化を知るには . . . 本文を読む
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虹を架けたい

2012-09-30 06:52:12 | ああ宮城県な話
昨日、通勤途中の藤沢駅。 恒例の藤沢市民祭りの準備中でした。 ふと、各ブースのテントを見ておりましたら、「女川町」の表示がありました。 「女川から来んのすか?何があんだすぺ?」 他のブースが準備真っ最中なのですが、このブースはまだ主不在のまま。 休みだったら、顔をだせるのに・・・。 そう思って駅へ向かう途中のブース。 「亘理町」の案内がありました。 「今年は宮城のコーナーが多いし・・・東北 . . . 本文を読む
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「ああ宮城県」で思う事。

2012-09-23 08:50:57 | ああ宮城県な話
この番組のフルはDVDに録画しました。 「空から日本を見てみよう」というテレビ東京の番組です。 震災前の宮城県の上空を縦断しております。 これは、丁度塩竈市を撮影した映像です。 角度的に「ある友人君御実家」「うの君のクリニック」が写っているはずです。 ブロ友、「見張り員」さんの記事です。 一部ご紹介いたします。 そしてもう一つ、この歌を聞くと、中学初めての遠足を思い出します。遠足は九十九 . . . 本文を読む
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ダンボール置き場から その2

2012-06-11 09:19:26 | ああ宮城県な話
昨日、やはりダンボール置き場におりました酔漢。 「この絵なんだべ?」とよくよく見ますれば「大崎平野」の文字。 「やっぱすぃ宮城の米だったんだな」と。 しかしながら、そのお米の名前は知りませんでした。 「雁音米」(かりおんまい)と読むようです。 いったいどんなお米なのか。銘柄米ではなさそう。 調べてみました。 まずは、下記の映像をご覧ください。 雁音米-もう一度問いたい。人間として、大人として。 . . . 本文を読む
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