「大和を生みし者達」で、その進水式の様子を西島亮二氏の視点から語りました。
進水式では、庭田元呉海軍工廠造船部長の証言ならびに手記が残されており、その顛末をしることができます。
「くだまき」では「祖父・海軍そして大和 大和を生みし者達 命名 『軍艦大和』」で語りました。
昭和十五年八月八日朝七時半、五万の工廠従業員がようやく正門内にすい込まれ、呉市四ツ道路から眼鏡橋にいたる大通りは、人影もまばら . . . 本文を読む
四月二十一日。読売新聞朝刊十四面。
読売新聞がその特集として「昭和時代」を掲載するとの記事でございました。
「連載企画『昭和時代』のプロローグとして、五つの視点から、歴史になりつつある『昭和』を考えてみよう」との見出しでございました。
題名は「ものづくり 技術の系譜」として、「はやぶさ」(小惑星探査機)「スバル360」そして「軍艦大和」の写真がそれぞれ掲載されておりました。
「親父、『はやぶさ』 . . . 本文を読む
「ひーさんの散歩道」ブロ友さんでございます「ひーさん」が前回、蛸の話を記事にしております。
「味だこ・・・うめがった~」こちらへ参りますと、それはそれはおいしそうな蛸の見事な写真が掲載されております。
酔漢が今回写真にいたしましたのは、「蛸の頭(←この言い方も少し不思議なような気がしないでもないのですが)の部分を刺身」にしたものです。
「たこ焼きにでもすっぺか」だったのですが、「今度いづ食えっかわ . . . 本文を読む
年下君が無事この春高校生になりました。
「英語の教科書見せてくれないか」
「いいよ」
となりまして、ページを開きました。
「今の教科書は写真が多いなぁ」と、しばらく読んでおりますと。
「ジャッキー・ロビンソン」の話。
「おい、この野球選手。知ってるか?」
「誰?」
「ジャッキー・ロビンソンだよ。『メジャーのカラーの壁』を最初に破った男さ」
「『カラーの壁』?なんだそれ?」
「それまで、メジャーは肌 . . . 本文を読む
野球場の座席順が「い・ろ・は・・・・」順でした。
「い」はバックネット裏正面。右側へ行って「ろ」左側へ進んで「は」でした。
ナイターが出来るようになったのが、昭和48年のシーズンから。
当時は「後楽園球場より明るい」ということで話題になりました。
「おらほでもプロ野球のナイターみられっちゃ」
本当に喜びました。
「だれ、おめぇ真昼のように明るいんだおん」
最初にナイターを見た、せいじ君が朝教室で皆 . . . 本文を読む
震災から一ヶ月。
また、このカテゴリーを語らなければならない。
そんな出来事があった。
正直、「大和を語る」を続けたかった。
そうはさせてもらえないようだ。
傷は思ったよりもはるかに深く。日常に戻りたい。戻さなくてはいけない。
そんなガッツも尽く打ちひしがれてしまう。
真夜中の地震は、相当な恐怖であったろう。
すぐさま母と連絡を取り、丹治さんとも電話で無事を確認した。
M7.1。
数字以上の恐怖 . . . 本文を読む
昨年3月18日。
前日、急に思い立ち「横須賀」へと向かいました。
「横須賀市不入斗七二七」
祖父家族が住んでいた住所でした。
当然、現在は番地が変わっております。
考えますれば、何故この日に「横須賀へ行こう」と考えたのか、不思議でなりません。
JR横須賀駅。この駅は不思議な駅です。
先ず、階段どころか、段差が一つもありません。
そして、一番ホームがありません。
建物は昭和初期のまんまです。
「じ . . . 本文を読む
第二艦隊が沖縄突入作戦を決行し、その途中、米第58機動部隊の攻撃にあい、作戦中止を余儀なくされ。多くの犠牲者を出しました。
その日、今日。
66年目の春です。
祖父命日。
墓石のあるところは、まだ確認しておりません。
背の高い墓ですので、倒れているのかもしれない。
こう思っております。
「大和を語る」は、本来、今日。最終話とする事を目標に語ってまいりました。
昨年四月七日は、父の「がん宣 . . . 本文を読む
4日前に開花したと思ったら、今朝がた見たら、こんな感じでした。
この桜。仙台公園(毎度勝手なネーミングです)にある桜の中で一番先に咲くのでした。
「染井吉野」ではなく、「大島」でもないようで・・。
そのあたりは詳しくなくてすみません。
「くだまき」が「桜」とコラボするなんて、珍しいなぁ。
と自分でも「どういう風の吹き回しか」と、語りながら思っておるわけです。
ここの所、瓦礫の写真が多くて、そ . . . 本文を読む
震災の話が続きました。
自分の気持ちもまだ整理できておりません。
ですが、「くだまき」も日常に戻そうかと思いました。
本来ならば四月七日で「大和」最終を迎える予定でおりました。
ですが、この震災でそれはなりませんでした。
次回から、「大和を語る」続きにいたします。
ですが、故郷の復興を望む気持ちには変わりはございません。
また、行方不明の知人もおります。
これらを、思いながら、くだまきを続 . . . 本文を読む