酔漢のくだまき

半落語的エッセイ未満。
難しい事は抜き。
単に「くだまき」なのでございます。

祖父・海軍そして大和  七十年目の桜

2015-04-07 06:24:56 | 大和を語る
海軍中尉 三嶋正造墓誌 君は本村花淵浜の素封家初代三嶋好右エ門翁の三男資性剛毅闊達小学校卒業後修養に務め稼業に精励し夙に盡忠報国の念厚く志を立て大正十四年海軍を志望し学業身体優秀にて合格し海軍四等水兵となる爾来累進して昭和十年海軍一等兵曹に進む君は信号の特技に長じ成績常に抜群昭和四年同浜相沢亀松翁の妹すゑ女と花燭の典をあげて一家を興し琴瑟藹々たり昭和十五年支那事変に出征上海方面陸戦隊に参加して功 . . . 本文を読む
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この事を初めて昨日知った事実。

2013-04-19 06:49:18 | 大和を語る
先に、自身のfacebookに掲載させました。 昨日、読売新聞の夕刊を拝読し驚いた事がありました。 驚きましたのは、記事の内容ではございません。 自身の至らなさなのでございます。 冒頭の写真。 徳之島犬田布岬、突端にございます「戦艦大和慰霊塔」です。 この塔の名称を知らなかった酔漢なのです。 知らなかった。どの部分なのか。 昭和52年、父はこの徳之島で開催されました33回忌合同慰霊祭に出席しており . . . 本文を読む
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祖父・海軍そして大和 遺族として、家族として 軍歴

2012-10-15 09:08:31 | 大和を語る
先週、「祖父軍歴」一切が明らかになりました。 これは、「おせっかい焼き」様からのご指導によるものでした。 個人情報保護法に基づきまして、かなりのセキュリティーがかけられておりました。 資料送付先が下記。 厚生労働省社会・援護局業務課調査資料室資料第四係。 こちらに問い合わせを行いました。 最初に尋ねられましたのが、「海軍、陸軍どちらですか?」でした。 援護局に「海軍」「陸軍」の担当が分かれていた . . . 本文を読む
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祖父・海軍そして大和 遺族として、家族として 祖父辞令二

2012-09-14 10:39:40 | 大和を語る
「おせっかい焼き」様へは、この場をお借りいたしまして、改めまして御礼申し上げる所存です。 さる、八月に横須賀鎮守府公報が一般公開されております。 兵曹長以上の辞令が人々の目に触れる運びとなりました。 「くだまき」はその記録も大事にしたいところです。 そうした事も意識いたしております。 ここに祖父辞令を公開させていただきました。 ここで、また、お詫び並びに訂正をさせて頂きます。 以前、鶴岡八幡宮で . . . 本文を読む
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祖父・海軍そして大和 遺族として、家族として NHKの放映 五

2012-09-10 12:18:06 | 大和を語る
先に、お詫び申し上げます。 さる8月11日、NHKで放映されました「巨大戦艦大和 〜乗組員たちが見つめた生と死〜」のCGについて、過去の映像をそのまま放映させた。 こう「くだまき」にいたしましたが、若干手を加えており「そのまま」という表現ではなかったと斯様に気付きました。 また、その為、「あまりにも安易だったのではないか」とう言葉も発しましたが、これは、はなはだ失礼にあ . . . 本文を読む
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祖父・海軍そして大和 遺族として、家族として NHKの放映 四

2012-09-07 10:50:55 | 大和を語る
大和探索のドギュメンタリーより5年後。NHKは再び、「大和」を題材とした番組を放映させております。 単独のドキュメンタリーではなくて、「その時歴史が動いた」というシリーズの中で「戦艦大和沈没 大艦巨砲主義の悲劇」とう題で放映されております。 この番組も、「大和特攻」を前提としており、どうしても「特攻ありき」で語られております。 それ以外の視点では、この事実を検証されておりません。 現在の酔漢の私見 . . . 本文を読む
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祖父・海軍そして大和 遺族として、家族として NHKの放映 三

2012-08-31 10:10:12 | 大和を語る
大和艦首。 「艦を北へ。向けられないか!」 大和の最期、有賀艦長は茂木航海長へ伝えます。 ですが、大和の舵は最早効きません。 大和は左旋回を続けるばかりでした。 大和の沈没位置が確定し、その様子がNHKで映し出された映像は、父と観ました。 これまで、「軍艦大和戦闘詳報」他、その沈没位置は特定できず、「大和の位置」は不明のままだったのでした。 「海の墓標委員会」では、海底の大和の映像を確認すること . . . 本文を読む
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祖父・海軍そして大和 遺族として、家族として NHKの放映 二

2012-08-29 11:14:31 | 大和を語る
「矢矧」魚雷数本ノ巣ト化シ、タダ薄黒キ飛沫トナッテ四散 吉田満氏著「戦艦大和ノ最期」より抜粋 矢矧は四散。朝霜は離脱。浜風は轟沈。涼月は大破。磯風は処分。霞は処分。 多くの書が、このように書かれております。 「戦艦大和」は知られていても、「駆逐艦霞」は語れることは少ないのが事実です。 冒頭の「戦艦大和ノ最期」ですが、三島由紀夫氏が絶賛したと伝えられております。 この書の中身はすでに「くだまき」 . . . 本文を読む
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祖父・海軍そして大和 遺族として、家族として NHKの放映 一

2012-08-24 10:31:44 | 大和を語る
「・・・全海軍の為、是非見て頂きたいと思います」 石田 恒夫 拝 これは、大和引き海底調査、当時大和会会長「石田恒夫」元第二艦隊副官から父宛に届きました葉書です。 石田さんは、「大和海底調査」そして「海の墓標委員会」との連携を、逐一私たち遺族へお知らせくださいました。 各紙、切り抜きのコピー。角川とのやり取り。放映案内など。 海に眠る「大和」を多くの方々にしっていただきたい。こうした思いが、石田 . . . 本文を読む
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祖父・海軍そして大和 遺族として、家族として 辞令

2012-08-13 11:24:14 | 大和を語る
アジ歴で公開 (おせっかい焼き) 2012-08-08 15:30:02 酔漢様お久しぶりです。 アジ歴の今年度公開予定となっていた防衛研究所所蔵海軍史料の「達、内令、内令員、内令兵、海軍(二復)公報、鎮(守府)例規、公報(鎮・部・廠)」が、8月3日公開されました。 この中の「横須賀鎮守府公報」と「同辞令公報」により、御祖父様の軍歴が明らかになります。ただし兵曹長以上しか載っていませんが。 18 . . . 本文を読む
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