「おやじ。ラムだ!ラムをくれぇ」
と海賊が、港町の場末のバーに入ってくるなり、言う言葉でした。
「マスター。俺も早く『いつものやつ』って注文してぇっちゃ」
「『いつもの・・』呑んでるのは、いつも一緒だよね」
「んだども、『サントリーホワイト』じゃかっこつかねっちゃ」
唯梨庵という自分の飲み屋さんは、探しましたが。渋い顔して店の扉を開けまして、カウンターに座るなり「いつもの奴!」と言ってみたかった . . . 本文を読む
一番丁のはずれ、本当に場末の喫茶店というか飲み屋というか、ちょっとあやしい雰囲気を漂わせて「ミルズ」は存在しておりました。
中は、アメリカンしてまして、デニスホッパー・ジャックニコルソンが出ておりました「イージーライダー」のポスターが店正面に掲げてありました。
ビールはバドワイザーが主。テーブルと椅子も、西部劇のロケで使われていてもおかしくないものです。
「カフェソコ」のコーヒーが220円。「ミル . . . 本文を読む
「少年よ神話になれ」(この部分を当初間違えておりまして、家内より「物言い」がつきました。訂正しましたご容赦下さい)と言えば「エヴァンゲリオン」のオープニングでございますが。(これを語りますと、大変な?ことと相成りますので。→この手の話題はすず様へお任せいたします→いつもいつもすみません・・・振ってばかりおります)
酔漢がここで語ります「エヴァ」は、バーボンの「エヴァ」です。
「バーボンのエヴァ?ん . . . 本文を読む
「酔漢先輩。引越しの荷物も片付いた事ですし、一度遊びに来てくださいよ」
「行ってもいいよ。でも、酒くらいあるんだろうな?」
なんとも意地悪な返事です。
ですが、彼は僕のお酒の一番の犠牲者なんです。
例の「気の抜けたコーラにヨードチンキを垂らしたような味」
と、ラフロイグの感想を語りましたのは、彼でございます。彼独身です。
「酔漢先輩も独身の頃、一人暮らしだったんですよね?」
「そうだけど、料理は気 . . . 本文を読む
国立花山少年自然の家内。「ボランティア室」に一人でおりました。
本日の作業は全て終了した後、午後10時を回った頃です。
通常ですと、他のメンバーが必ずいるものですが、その日は、たまたま、私一人しか、ボランティアはおりませんでした。宿泊している団体もありませんでした。
冬休みも終わりの頃です。
職員の宿直は、あつみさんでした。
「日誌も書いた事だし、んでねっさいっか」とボランティア室を出ようとした瞬 . . . 本文を読む
「バームロール」とか「レーズンサンド」とか「ホワイトロリータ」etc・・
これら、お菓子を作っている会社の名前はなんでしょう?
そうです「ブルボン」です。(その昔は『北日本食品』と言っておりましたが)
「ブルボン」と発音しますと「バルボン」→「バーボン」?
そうなんですよ。「バーボン」はフランンス語の「ブルボン」と同じなんです。
「アメリカの酒に、なしてフランスなのっしゃ?」とのご質問が聞こえてま . . . 本文を読む
バーボンの話をしておりますときに、どうにも「宮城県」との接点がない事に気づきました。これが、スコッチであれば、「蒸留所がある」共通点があるのですが、バーボンとなりますと・・・
ですから、当時のケンタッキーの人達には(大変申し訳ないのですが)「宮城語」で語ってもらうことといたしました。
実際、ケンタッキーには行ったことはないのですが、何か田舎(失礼)のイメージはありますよね。
一昨日アーカンソー州へ . . . 本文を読む
アメリカへ行きましょう!
「スコッチはどうしたの?」
「まだ話は続いておりますが・・・・」
ここでですね。「アメリカへ飛ぶのも悪くないかな」と思ったわけでして。
(なんか、歯切れがわるいなぁ)
以前、丹治さんからコメントを頂いた中で「バーボンのスモーキーさはどこから?」とご質問を頂きました。
コメントの中で「樽を焦がしている」と返答しましたが、バーボンというお酒が解れば、またスコッチが見えてくる . . . 本文を読む