東北のみなさん こんにちは
あっという間に式が近づいた。父が、「最後やから3か寺にしたれ」といって。お坊さんは3人になった。暖かになっている布施・明専寺の住職が導師を務め、同寺のもう一人の僧侶と父の親戚筋西願寺の住職が脇導師を務める。式場がとても大きく、3人並んで恰好がつく。読経、親族焼香と続く。止め焼香は横浜に住む叔父、母のすぐ下の弟にしてもらう。一般焼香の時に通夜と同じように男は立礼、女は座ったまま礼をする。焼香が終わると喪主挨拶。
「本日はお忙しい中、母岡田宏子の葬儀告別式にお越しいただきありがとうございます。生前母に賜りましたご厚誼に感謝します。ありがとうございます。昨夜の通夜から今日の葬儀まで、様々な方から母とのご縁のお話をお聞きしました。母が多くの方に支えられて生きてきたことを知りました。ある方が、母が私たちに知らないところで子供のために大変な努力をしていてくれていたことを聞きました。55を過ぎて親のありがたさが今さらながら身に染みました。最後の2か月、右大たい骨を折った母は左肩骨折でリハビリ入院中の父と同じ病院で過ごしました。二階の病室に父、三階に母。歩ける父は毎日母の病室を訪ね、『どないや』と声をかけていました。車いすの母は姉や妹、妻に連れられて父の病室へ。我が家ではないにしても最後は二人で支えあっていました。そんな大きな母を失い、我が家は悲しみ深く途方にくれています。しかし、明日から新たな生活をスタートさせます。これまで同様、私たちを温かく見守って頂ければ幸いです。本来なら皆様方のもとにはせ参じてお礼申し上げるところですが、何分我が家は取り込んでいます。ご容赦いただきますようよろしくお願い申し上げます。これまで本当にありがとうございます」
あっという間に式が近づいた。父が、「最後やから3か寺にしたれ」といって。お坊さんは3人になった。暖かになっている布施・明専寺の住職が導師を務め、同寺のもう一人の僧侶と父の親戚筋西願寺の住職が脇導師を務める。式場がとても大きく、3人並んで恰好がつく。読経、親族焼香と続く。止め焼香は横浜に住む叔父、母のすぐ下の弟にしてもらう。一般焼香の時に通夜と同じように男は立礼、女は座ったまま礼をする。焼香が終わると喪主挨拶。
「本日はお忙しい中、母岡田宏子の葬儀告別式にお越しいただきありがとうございます。生前母に賜りましたご厚誼に感謝します。ありがとうございます。昨夜の通夜から今日の葬儀まで、様々な方から母とのご縁のお話をお聞きしました。母が多くの方に支えられて生きてきたことを知りました。ある方が、母が私たちに知らないところで子供のために大変な努力をしていてくれていたことを聞きました。55を過ぎて親のありがたさが今さらながら身に染みました。最後の2か月、右大たい骨を折った母は左肩骨折でリハビリ入院中の父と同じ病院で過ごしました。二階の病室に父、三階に母。歩ける父は毎日母の病室を訪ね、『どないや』と声をかけていました。車いすの母は姉や妹、妻に連れられて父の病室へ。我が家ではないにしても最後は二人で支えあっていました。そんな大きな母を失い、我が家は悲しみ深く途方にくれています。しかし、明日から新たな生活をスタートさせます。これまで同様、私たちを温かく見守って頂ければ幸いです。本来なら皆様方のもとにはせ参じてお礼申し上げるところですが、何分我が家は取り込んでいます。ご容赦いただきますようよろしくお願い申し上げます。これまで本当にありがとうございます」