TULIP DIARY

届くといいな やさしい風に乗って

一緒にいると楽しい人疲れる人

2021年07月24日 | 読書日記

『一緒にいると楽しい人疲れる人』 有川真由美 著 PHP研究社

一緒にいると気持ちが穏やかになって、心も明るくなって、いつまでも話していたいと、自然に思ってしまう人、「一緒にいて楽しい人」の話し方や行動の習慣、考え方のエッセンスが散りばめられていた本でした。「一緒にいて楽しい人」とは、自分も自然体で楽しんでいて、まわりにさりげない気配りもできる人、自分にも人にも、やさしさのある人と語られていて、仕事やプライベートなどのいろいろなシチュエーションで、人間関係を円滑にし、ストレスを溜めない関係を築いて行くための心の持ち方や対処法が例を挙げながら紹介されていました。

ひとつ、印象に残った箇所を取り上げてみました。第5章「魅力的な人」には、わけがあるの中で、忙しいのに忙しいと言わない人について書かれていた箇所です。昔、仕事をし始めた若かりし頃、当時いた職場で、いつお会いしても、忙しい、忙しいと言われていた方がおられたのを思い出しました。忙しいときは誰にでもあるかもしれないけれど、忙しい忙しいと聞く側はしんどかったのが記憶に残っています。たとえ、本当に忙しくても時間のやりくりを駆使したり、全部やろうとせずに、やらなくていいことはやらないようにする工夫、早くできそうなことはすぐにしてしまったり、1日1回は自分のためだけの時間を作るなど忙しさの中でも心を平穏に保ったり、視点を変えて物事を見られる習慣は大事だとこの文章を読んで確認できました。ストレスをうまく貯めない方法のひとつなのかもしれないですね。

読み進めて行くと、なるほどなあと思ったり気が付く内容も多かったですし、この本の中で紹介されていたような方々とお会いしたことがあったことを思い出しました。「一緒にいて楽しい人」は、「会話がはずむ人」「気持ちのいい人」で、それぞれがどんな人かが紹介されていて、一緒にいて楽しいと思ってもらえる人になれるように、「疲れる人」にならないように、日頃から気を付けて楽しく生きて行くことが勧められていました。「疲れた人」が身近にいる場合、その対処法がシチュエーション別に丁寧に説かれていて、役立ちそうな内容でした。

この本の中でいろいろな人別に説明されていますが、捕らわれず比べず謙虚でいることや気にしない習慣、自分に正直に生きて行くことの大切さがどの章を通しても一貫して紹介されていたことに気が付きます。それは、実際の日々の体験で気付いたこととも共通していましたし、以前読んだ何冊かの本に書かれていたことと同じような内容のものも多かったような気がします。

 

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開会式

2021年07月24日 | ひとりごと

昨晩放送されていたオリンピックの開会式を見ました。コロナ禍の中で開催されたため、入場行進では、各国の選手の皆さんが色とりどりのマスクをされていたのが今までにない光景になりました。ユニホームも桜や富士山をあしらったユニホームを着て入場されておられたのも見かけました。何か国も選手の皆さんが長い時間を掛けての入場行進の間にいつのまにか寝入ってしまいました。目覚めたら終盤の聖火リレーのシーンでした。長嶋さんが歩いておられたのを見るととても大変そうでしたが、王さんと松井さんと一緒に聖火をバトンできてほっとしました。最後の聖火ランナーは大坂なおみさんだったですね。富士山型の聖火台もあんな風な作りになっていたのですね。い眠っていてLIVEで見られなかったシーンを後で録画しておいたのを見てみました。東京の空に浮かんだ巨大な地球に驚きました。ドローン1824台を駆使して作られた光が東京の夜空に輝いていて、この演出にはびっくりでした。MISIAさんの君が代歌唱は素晴らしかったです。いつものオリンピックの開会式から感じる迫力感や躍動感、日本らしさ感は薄かったけれど、コロナ禍の中、予算が削減された中、映像や演出など、いろいろ工夫されていた開会式だったかなと思いました。今回、コロナ感染がさらに広がってきている中で開催されたオリンピックですが、コロナに負けずに無事に終えるような大会であるようにと祈ります。

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