2月2日、咲くやこの花館を見学したときの続きです。
ハイビスカス
2月8日の晩にテレビで放送されていた番組『林修の日本ドリル 学者が選ぶ!春に見るべきニッポンの絶景ベスト24』を見ました。
絶景を研究されている3人の学者の方々が「桜と花の絶景、春の激レアの絶景、世界遺産の絶景」をランキングで紹介されていました。
桜と花の絶景では、1位 武田城跡の雲海の桜、2位 弘前城の花筏、3位 あしかがフラワーパークの日本最大の藤棚、4位 桜と菜の花の中を走るいすみ鉄道、5位 阿智村の日本一の花桃の里、6位 山梨県北杜市の実相寺の山高神代桜、7位 由志園の池泉牡丹、8位 富山県の春の4重奏
春の激レアの絶景では、1位 八幡平鏡沼のドラゴンアイ、2位 瑠璃光院の青もみじ、3位 熊本県宇土市の御輿来(おこし)海岸の夕陽、4位 生口島耕三寺の未来心の丘、5位 新潟県の山の流氷、6位明石天文台から見える夕焼けパンダ 7位 富山県の称名滝の隣を流れるハンノキの滝、8位 熊本県下島のイルカの大群
世界遺産の絶景では、1位 吉野山の3万本の山桜 2位 本栖湖リゾートの富士山と芝桜 3位 知床のシャチの大群、4位 奈良公園の鹿の花見 5位 屋久島のカラフルな森、6位 西表島のヤエヤマヒメホタル 7位 白川郷の田んぼに映る合掌集落 8位 姫路城と千本の桜
この番組で紹介されていた場所には何箇所かは行ったことがありました。その中でもオススメしたい場所のひとつが弘前城です。弘前城の桜の美しさは今まで見た桜の中ではピカイチでした。夜桜も見に行こうと思ったら行けたのに行かなかったので惜しいことをしたなあと今は後悔しています。花筏は少しだけ見ました。堀一面は桜の花びらで埋め尽くされる理由がひとつの花びらに7輪の花が咲くほど花びらの数が多いからと言及されていて勉強になりました。弘前城の桜は枝切をしても念入りに手入れされ続けられていることがその美しさに繋がっていたことも紹介されていました。
樹齢1000年以上の山高神代桜もオススメです。桜が咲く時期には水仙や他の品種の桜が境内を彩り美しい景色を醸し出していました。落雷で大木だった山高神代桜が小さくなってしまったけれど、その佇まいは長い間この地で生き抜いてきた桜の心意気を感じられる場所でした。
あしかがフラワーパークの大藤も何度見ても圧倒されるのでやっぱりオススメです。大藤が移送されたときの大変な様子がこの番組でも紹介されていましたし、少し前に足利を回っておられたブラタモリの番組の中でもその移送当時の様子が紹介されていました。藤を移植しても上手く行かないことが多い中、移植されても立派に生き続けている姿を見るだけでも元気をもらえたので、大藤のたたずまいは見た人それぞれに何かを与えてくれているかと思いました。
本栖湖リゾートの芝桜と富士山は富士山が見える日に行くと本当に美しいなあと思ったのでオススメです。お天気がいい日を選べるといいけれど、選べないときもあるので運まかせな場所でもありますね。
この中で行きたいなあと常々思っていた場所も紹介されていました。富山県の春の4重奏と阿智村の花桃の里といすみ鉄道の風景です。いすみ鉄道は東北の震災が起こった年の3月に行こうと震災が発生する前に予定を練って計画も立てて宿も予約していたけれど結局行くことができずに今に至ってました。映画の中で出てきたり旅番組などではよく見掛けていますけれど、一度行ってみたい場所です。富山県の春の4重奏の雪を被った山々と菜の花と桜とチューリップが咲いている風景はなかなかないと紹介されていました。旅行社のツアーが載っているパンフレットでよく見掛ける場所で一度見てみたいなあと以前から思ってました。阿智村の花桃もよく写真やテレビではよく見たことがあり、一度行ってみたいなあと思っていた場所でした。ランキングには入ってない場所で紹介されていた中では、富士川の河川敷の桜エビと富士山の景色は一度見てみたいなあと思いました。まだまだ行ったことがなかった場所や絶景が日本中にはたくさんあることを知りました。