ひとりぼっちを笑うな

ひとりぼっちを笑うな　蛭子能収　作　角川ＯＮＥテーマ２１
図書館で半年前に予約していた本が借りることができる順番になり、読んだ本でした。新聞の広告で読んでみたいなあと思ってから半年、ようやくまわってきた順番でした。この本は一言でいえば蛭子さんの人生論です。テレビの人気者の蛭子さんそのままの語り口で率直にまじめに、本当に考えておられる人生論が書かれていて、すらすら読めました。肩の力を抜いて生きることの大切さを教えてくれるような内容でした。群れたくない、目立ちたくない、自由でいたいなど自分と似ているところがたくさんあり、共感できたり、それでいいんだなあと思えるようなメッセージがいっぱい詰まっていました。最後の章で、人生の目標は死なないことと書かれていましたが、私の目標も今の年齢になって人は生ある限り、生きていくのが基本なのだということだと感じていたので、同じ思いが書かれていて共感できました。この本を読んでよかったなあと思いました。

忘れ物

７月下旬に福島県を旅したときに、昼食場所で家族がビデオカメラの忘れものをしてしまいました。その日のお宿の部屋に到着したときにビデオカメラを忘れた本人が気が付きました。食事場所から電車で移動し、宿に到着するまでの約３時間、全員全く気が付かなかったというお粗末さでした。忘れた場所が食事をした場所だったと思い出したので、その食事場所までＴＥＬしたら、届いているとのことでした。そこで、２日後に泊まるホテルまで着払いで送っていただくことになりました。梱包をきっちりしてくださったり、品名は精密機器と記載して下さったりとすべてにパーフェクトにしていただいたおかげで、２日後の午前中にはその次に宿泊するホテルでビデオカメラに再会することができました。

先週を振り返る

昨日の大阪市内は最高気温が３８度という猛暑で非常に暑かったです。１週間以上続いている、この猛暑でクーラーはかかせない毎日になっています。昨日はおまけに午後３時頃からカンカン照りの中、雷鳴が轟いていました。午後４時頃から１時間ほどは雨が降り、落雷を伴うような雷雨になりました。昨日は淀川花火大会でした。あの雷雨の中、花火を見に行ようと場所取りをされていた方々はどうされていたのかと想像しました。我が家からは花火が打ちあがる音だけが午後８時前頃から響いていました。
先週１週間は講習を４日ほど立て続けに受講し、ちょっと疲れました。お昼ご飯は、外食を何回かしました。最初の２日間の講習は天満橋付近でした。自宅からは自転車を利用していたので、お昼ご飯時にも自転車を利用し大阪府庁まで足を運びました。大阪府庁の１階にある食堂でお昼ごはんをいただきました。この食堂を利用したのは初めてでした。

スペシャルランチをいただきました。６００円でした。ボリューム満点でご飯を少なめに頼んだのにも係らず、冷たいうどんまで付いていたので全部食べきれませんでした。味はとても美味しかったです。


後半の２日間は、近畿大学に講習を受けに行きました。

近鉄の長瀬駅から近大までは約１５分ほどかかりますが、この道を歩いているだけで気分が悪くなりそうなくらいしんどかったです。歩いている道の下から熱気を感じ、熱中症になるかと思いました。今まで、この道を講習を受けるために何度も歩いた経験がありましたが、この２日間の２往復ほどしんどく感じたのは今までありませんでした。近大へ通ったことがある最初の経験は、２週間ほど、聴講生として、ある資格を取るために通ったときでした。そのときは２０代の７月頃でした。このときはまだ若かったせいもあったし、２週間通ってもしんどいと思った記憶は思い出せませんでした。１日だけ、台風の大雨で近鉄の長瀬駅から近大までの道がひざくらいまで浸水している中を３０分ほどかけて近大の西門までたどり着いたことがありました。西門までたどり着いたら本日休校の貼り紙が貼ってあって、また３０分ほどかけて長瀬駅まで戻ったことがありました。水嵩が相当あったので、歩きずらかったはずですが、しんどかった記憶はよみがえりませんでした。そのとき以上に、先週、歩いた近大への道は苦痛でした。それだけ年を重ねたせいかもしれません。近大の講師の先生は、東大阪は大阪の中でも非常に暑く、道の周辺にあるお店の空調などの熱が溜まっているせいか、この道をよく見たらかげろうのようなものが立っていることが多いと言われていました。大阪市内の繁華街でもそんなに熱い道をまだ通ったことがなかったので疲れ果てて帰宅しました。７日の日の帰り際、たくさんの入道雲がモクモク出ていて奈良付近の遠くでは雷が鳴っていましたが、昨日のような恐ろしい雷が鳴らなくてよかったです。

岳温泉とあだたらエキスプレス

７月３１日、この日のお宿は二本松駅から送迎車で約１５分のところにあった、岳温泉の陽日の郷あずま館でした。


玄関付近に咲いていたゆり


夕食・朝食ともにバイキングでした。かかしがホテル内のあちらこちらに立っていました。

あくる日の８月１日は、岳温泉から５キロくらいのところにあるゴンドラ、あだたらエキスプレスに乗車しました。ゴンドラは所要約１０分で山頂駅に到着しました。


ゴンドラ山頂駅の登山道の入口付近に皇太子と妃殿下行啓記念碑が建っていました。この日はお天気がよかったのと土曜日だったせいか、安達太良山まで登山をされる方々がたくさんおられました。私たちは、その登山道を少しだけ散策してみました。




ちょっと歩いたところで安達太良山の山頂が見えていました。もっと山頂まで登ると高山植物がたくさん咲いているようです。コバイケイソウの群落が今年は楽しめるそうです。

ゴンドラの山頂駅に貼ってあったポスター　薬師岳の展望台まで登って安達太良山を眺める散策路もありました。機会があったらまた来たいです。


ちょっとだけ山頂で休憩してから下りました。



いいお天気でしたが、朝から相当暑かったです。

二本松駅まで戻り、ＪＲで郡山駅に向かいました。

郡山駅前

新幹線の郡山駅にあった人形。ルー大柴人形もありました。郡山駅から新幹線を乗り継いで帰阪しました。
今回の夏休みを利用しての旅はいいお天気に恵まれました。気温は相当高くてどこに行っても汗だくになりました。福島県の旅館は他の地域と比べたらちょっと安い宿泊代金になっていました。喜多方ではプレミアム宿泊券やお土産券を利用しました。心配していた地震には今回の旅行中には遭わずに済みました。乗車した在来線の普通電車のトイレ付近に津波が起こったときの貼り紙があったり、車で町中を走っていた時に除染作業中という看板があったりと、地震時の爪痕をところどころで見かけました。タクシーの運転手さんがちょっとした地震にはもう慣れてしまいましたと言われていましたし、地震直後は風評被害もあって観光客が減少したというお話も聞きました。最近は観光客も戻りつつあるというお話でした。私たちは、つかのまの旅行者なので、少しだけの滞在だけだったですが、その地に住む方々のご心配やご心境は計り知れないものがあると思います。福島県には今までも何度も旅行させてもらったことがあり、好きな場所のひとつです。楽しい旅行になり、感謝しています。また、いつか訪れたいと思います。

鶴ヶ城と御薬園

７月３１日、お宿の送迎車で、鶴ヶ城まで送っていただきました。鶴ヶ城会館というところで下車して、鶴ヶ城の天守閣まで約５分ほど歩きました。




天守閣は５層になっていて、展望層からは会津の町並みや山々が展望できました。




復元された南走長屋・千飯櫓


ＮＨＫの大河ドラマで役者さんたちが着用されていていた衣装が展示されていました。



共通券だったので、天守閣の向かいにある茶室・麟閣も見学しました。



まちなか周遊バスのハイカラさんで、御薬園までやってきました。





今年初めてハスの花を見ることができました。

心字の池

重陽閣　

会津若松駅と東山温泉

７月３０日、喜多方駅から会津若松駅までＪＲで移動しました。この日のお宿の定刻の送迎車の時間まで会津若松駅の待合室で過ごしました。

白虎隊の像

赤べこ　


駅の構内にもたくさんの赤べこが展示されていました。




この日のお宿は会津若松駅から車で約１５分ほどのところにある、東山温泉のホテル東鳳でした。

玄関に飾られていた七夕飾り　願いごとを書いてきました。

ホテルの中で、喜多方で見学した桐の人形館のねこたちを見ることができました。

部屋はタワー館の１７階でした。城下町側の部屋だったので、鶴ヶ城が遠くに見えていました。

望遠機能で鶴ヶ城を部屋から撮影しました。

夕食のバイキング　品数が豊富でどれをいただいても美味しかったです。好きなメロンソーダを２杯も飲んでしまいました。

熱塩温泉と喜多方

7月２９日、ＪＲで猪苗代駅から喜多方駅まで移動しました。会津若松駅から喜多方駅まで乗った普通電車が冷房なしの電車で、窓が全開で、扇風機が回っていたのにも係らず、非常に暑かったのが印象に残りました。喜多方駅からは予約していた送迎車で約２０分ほどでこの日のお宿山形屋に到着しました。

熱塩温泉は福島県と山形県の県境、押切川の流域の熱塩加納町にあって、摂氏６５.５度の熱く、塩分が強い永和元年から開湯されている歴史のある温泉です。

日本のナイチンゲールといわれる瓜生岩子の像がフロント付近にありました。貧児救済をはじめ数多くの社会福祉事業に貢献。戊辰戦争では敵味方なく負傷兵の看護に当たるなど、その業績を称え示現寺境内に銅像が立てられたそうです。

部屋から撮影しました。一流の田舎と銘打っておられるのがよくわかる懐かしい風景でした。

起き上がり小法師がエレベータの前にありました。地下１階にはチャーコールバーデンという木竹炭低温サウナがあったり、足湯するところがあったりとゆったりできる施設がいろいろと工夫されているホテルでした。

夕食　地産地消の食材をいただきました。とても美味しかったです。

朝食

ホテルの前にあった地蔵尊

７月２９日、喜多方周辺をタクシーで観光しました。最初に訪れたのは、桐の粉人形館木之本です。





桐の粉で作られたかわいい人形が展示されていました。

金忠というお店でお味噌や味噌入りのチョコレートを買いました。

金忠の前の蔵作りの街並みを撮影しました。

次は甲斐本家蔵座敷を見学しました。７年余りを費やして建造された座敷は国登録の有形文化財になっています。




次に山中煎餅本店でたまり煎餅と塩煎餅を買いました。手焼きの素朴な味の煎餅で美味しかったです。

店内にはサザエさんに放映されたときのセル画が飾ってありました。

次に若喜商店を見学しました。


喜多方では最初のレンガ蔵だそうです。

野口英世が故郷に帰国したときにサインしてもらわれたそうです。

この後、喜多方駅まで戻りました。

駅前で昼食にてんぷら定食をいただきました。

野口英世記念館

７月２９日、猪苗代駅からタクシーで５分ほどのところにある、野口英世記念館を見学しました。今年の４月にリニューアルされたそうです。この日は平日でしたが、たくさんの方々が見学されていました。野口英世の生涯と研究業績を学べる見ごたえがある記念館でした。



生家

野口英世氏の身長は１５３センチ、足の大きさは２３センチだったそうです。

野口英世自筆の書　Honesty is best policy.（正直は最良の策なり。）を刻んだ碑と野口英世の髪の毛を埋葬した誕生地碑

野口英世の人生を変えた火傷をおった囲炉裏


故郷を発つときに野口英世が床柱に刻んだ決意の言葉

野口英世の肖像画




母シカの自筆の手紙


野口英世自筆の絵画

野口英世自筆の書




記念切手
２０１５年は野口英世が１５年ぶりに日本に帰国したときから１００年になる年だそうです。

野口記念館を見学した後、記念館の近くにある猪苗代地ビール館の入口の前にあったお店でお昼ごはんに喜多方ラーメンをいただきました。


猪苗代地ビール館の側にある、世界のガラス館で、野口英世のガラスの小物とひまわりのガラスの小物を買いました。

毘沙門沼

７月２８日、この日のお宿は裏磐梯ロイヤルホテルでした。



夕食時にいただいたデザート

３階の部屋から見えた磐梯山

山のてんぺんは時折雲に覆われていました。

あくる日の朝、ホテルから徒歩７分ほどのところにある、五色沼のひとつ、毘沙門沼を散策しました。

ハマナスが咲いていました。


アジサイも咲いていました。

大きな鯉が泳いでいました。

約３．６キロある五色沼ハイキングコースの散策路を少しだけ歩いてみました。

毘沙門沼の側にあった碑
この日は朝から蒸し暑くて、ちょっと歩いただけで汗だくになりました。ホテルに戻って、部屋で涼んでから、送迎車で猪苗代駅まで送っていただきました。

磐梯高原

７月２８日、夏休みの休暇を利用して今年は福島県を旅しました。最初は、猪苗代駅から無料の送迎車で所要約４０分、グランデコのゴンドラで、山上までのぼってみました。この日は、曇り空のお天気でしたので、磐梯山や遠くの山々はあまり見えませんでした。ゴンドラに乗っている間、ウグイスの鳴き声が聞こえていました。


山上のレストランで昼食を取りました。標高１３９０メートルなのでちょっと涼しかったです。

ここから歩いてデコ湿原も散策できますが、今回は行きませんでした。途中、アサギマダラという蝶々に出会うことができる場所があるそうです。

石窯で焼いたピザをいただきました。美味しかったです。

３０分ほど休憩して、ゴンドラで降りました。

ゴンドラを降りたところから無料の送迎車で猪苗代駅まで戻りました。

その次は、猪苗代駅からホテルリステル猪苗代の送迎車で、ホテルの側にある、猪苗代ハーブ園を見学しました。

アジサイが咲いていました。

高台にあるので、猪苗代湖が見えました。