宇ち中
宇ち多゛中毒のページ




2009/08/10
(続き)
どえりゃあ亭のチューハイ2杯でほろ酔い気分。名駅の地下街を歩いて広小路通りへ向かう途中、学生時代に登山から帰って来てザックを背負ったまま向かった酒場、「ばっかす」を探してみることにします。地下街のこのあたりかなと思いながら、古そうなお店の店員さんに尋ねてみると、あのあたりですよと教えていただいたところはこんな感じになってました。



すっかり新しいビルに生まれ変わっているようです。初めてばっかすで呑んだのは20年以上前なんだなあと、時の経ったことを実感しながら広小路通りをてくてくと。当時のまんまの通りの街灯を見ながら、ゆっくりと歩いて伏見の交差点には15:40過ぎに到着です。



開店までもう少し時間があるので、界隈を散策。大甚中店の前を通り、そこから裏手にある東鮓本店の佇まいを眺めてから、16時ちょっと前に大甚本店の前へ行ってみます。店先を掃除している店員さんが、「中へどうぞ、お暑いでしょう」と優しい名古屋弁のイントネーションで声をかけてくださいました。暗い店内に入り、入り口から右奥の階段下の席へ着席。お酒をお願いして、ガラスケースの上のおかずを選びに行きます。



お酒と頼むと、デフォルトで2合徳利の賀茂鶴の燗酒が出てきます。最初のおかずは鰯の煮付けにしました。これが燗酒にピタリと合います。



16時前ですが、お客さんが次々といらっしゃいます。女将さんの燗付け作業もペースアップ。ボクはゆるゆるとお猪口を口に運びます。



2品目はジャコと胡桃の佃煮。胡桃の食感がいいですねえ。



この日はお客さんの入りもゆっくりで、2階は開けずの予定だったようですが、2階が好みのお客さんもいらっしゃるようで、6名ほどの団体さんが階段を上がっていかれてから、そのあとも2階へ上がる方がちらほらと。2本目の大徳利をもらい、3品目の煮穴子をつつきながらお酒をぐびり。



ゆっくりと時間が流れていく中、1時間半ほど堪能してごちそうさま。じっくりと大甚本店の雰囲気を味わうことができ、イイキモチになって広小路通りに戻ったのでした。
(つづく)

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