愛媛の伝承文化

大本敬久。民俗学・日本文化論。災害史・災害伝承。地域と文化、人間と社会。愛媛、四国を出発点に考えています。

大洲市河辺町の牛鬼

2018年10月25日 | 祭りと芸能
大洲市山間部の某所の牛鬼。祭りの参加者イコールほぼ担ぎ手。観客は地元のご婦人方数名と、よそから来たのは私一人だけ。

祭り参加者の年齢層と今後の10年程度の予測を、地元の方と確認する。

単なる「過疎」「少子化」「高齢化」というお決まりワードで語って「嘆く」、のではなく、数量、データで現況把握した上で今と未来を考える。地域を考える。

どうやって存続するかを考えると同時に、よりよい地域や祭りの「終活」の在り方、ということも視野に入れたり。主観、客観、綯交ぜです。

とはいうもののここの牛鬼、形相が宇和島などとは違いすぎて、牛鬼とはそもそも何なのか、そんなことも考えさせられる。