愛媛の伝承文化

大本敬久。民俗学・日本文化論。災害史・災害伝承。地域と文化、人間と社会。愛媛、四国を出発点に考えています。

高校生が制作 津波防災ソング 愛媛県宇和島市

2023年11月29日 | 災害の歴史・伝承
1854年安政南海地震津波での避難記録を基に高校生の防災ソング創作サポート。地域の歴史文化を活かした災害「事前復興」の取り組み。

11/24に宇和島市の吉田高校、吉田愛児園の交流会が11/29愛媛新聞に掲載されました。

歌詞は吉田高校1、2年生、振付は3年生が創る。

防災ソングの基となった史料は、2018年に調査・撮影、2019年に愛媛県歴史文化博物館で展示・図録掲載、2023年に吉田高校の防災学習→町歩き→防災ソング制作。

ひとつの史料を防災教育や創作活動に繋ぐのに5年(時間かかりすぎ。他にも宇和島、八幡浜、西予の津波記録あるも「創作」に至らず。八幡浜ではミュージカルで実現をと勝手に妄想中)。

防災ソングを多くの方に歌って踊ってもらえるか。これから。道半ば。

宇和島での防災イベントありましたらぜひ防災ソング披露を吉田高校にご相談ください。

2023年11月29日付愛媛新聞8面

宇和島の吉田高生が防災SONG制作 園児に振り付け指導、津波避難の大切さ伝える

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愛媛新聞社