愛媛の伝承文化

大本敬久。民俗学・日本文化論。災害史・災害伝承。地域と文化、人間と社会。愛媛、四国を出発点に考えています。

小網代の天満神社

2008年06月05日 | 信仰・宗教

慶長13年に京都北野天満宮から泉光院が御神体を奉斎して、嘉永3年に現在の地に社殿を改築したという。(『開校百周年記念誌まあな』真穴小学校百周年記念事業推進委員会、昭和51年発行より)

泉光院とは誰のことだろうか。地元の修験の名前のようにも思えるが、未調査。ちなみに、江戸時代中期の宝暦6年の棟札には、「神事師泉竜院賀進久蔵、神主薬師神近江守藤原清綱、庄屋二宮忠左衛門直久(後略)」とあり、神主とは別に「神事師」がいる。泉光院、泉竜院について今後、調査要。

ちなみに、小網代に自覚院という修験がいて、その先祖某が飯之山に城を構えたという記事が明治時代の「宇都宮玉吉日記」に記載されている。

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