愛媛の伝承文化

大本敬久。民俗学・日本文化論。災害史・災害伝承。地域と文化、人間と社会。愛媛、四国を出発点に考えています。

昭和南海地震 愛媛県西予市の被害

2016年08月22日 | 災害の歴史・伝承
70年前の昭和南海地震。

西予市明浜町高山では、昭和21年12月21日未明の南海地震の時で、倒壊した家はなかったものの屋根瓦はずれ落ち、棚が倒れた。

そして昭和8年に完成したばかりの地区東の防波堤が根元から海中へ陥没し、さらに砂浜の陥没も大きく、海に面した県道は海側が落ち込んでしまった。

そして、この地震で小早津の石灰工場(写真の場所)の窯が崩れ、工場に火が降りかかり大火事となり、夜の真っ暗の中で住民がバケツリレーで消火した。

今日、高山の生き字引、宇都宮長三郎さんに教えていただきました。



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