愛媛の伝承文化

大本敬久。民俗学・日本文化論。災害史・災害伝承。地域と文化、人間と社会。愛媛、四国を出発点に考えています。

幕末ガール~ドクトルおイネ物語~

2012年04月15日 | 日々雑記
坊っちゃん劇場でのミュージカル「幕末ガール~ドクトルおイネ物語~」初日。

見に行ってきました。

卯之町、宇和島が出てくるし、八幡浜市保内町出身の二宮敬作もものがたりの中で重要な役。

地元の歴史のお話、ではありますが、演技、演出がすばらしく、南予だからぜひ見てねとか、愛媛だからぜひ見てね、という地域限定での推奨がはばかられるというか、出演者、関係者に申し訳なく思ってしまう。地域で限って語られるものではない。それほど素晴らしい内容でした。

内容は具体的には書きませんが、出演者のみなさん、それぞれに好印象でした。なかでも特に印象に残ったのがやはり五十嵐可絵さん。卯之町で過ごしたシーボルトの娘 おイネ。その人生をパワフルに演じていました。

一年間のロングラン。体力、声は大丈夫やろか?といらぬ心配をしてしまいましたが、五十嵐可絵さんの演技にはまりました。上演途中に五十嵐さんをまた、見に来ようと思った次第。

私、舞台近くの席(なんと最前列!)に座っていたのですが、二回、五十嵐さんと目が合いました。ん?錯覚??

あと、岩本達郎さんの演技にもはまりました。何の役かはここでは書きませんが。

五十嵐さんも岩本さんも含めて出演者のみなさん、一年間、愛媛に滞在しているんだよな~。何かの機会に舞台の外でお目にかかることもあるかな?と思うだけでちょっと楽しくなる。これ坊っちゃん劇場のよさですね。

あと、舞台装置にも驚かされました。袖とか作りすぎなんじゃない?どんな作り??と席が前すぎてよくわからなかったとこがあるので、今度はもう少し後ろから見てみよう。

いやいや、ホントよかった。また行こうっと。


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