アマドコロ(斑入り)

2006-05-02 23:55:49 | 









フイリアマドコロ(斑入甘野老)
ユリ科
アマドコロ属

なんとも、おもしろい花だ
茎が斜めに伸びて葉の付け根に白い細長い筒状の花が咲く
「なるこゆり」に似ている

根茎が山いもの「ところ」に似ていて甘いところから、
古くから食べられていたそうだが、薬用植物として、
肌のシミを取る効果があるとされている
その臨床結果を調べた
「アマドコロ・エキス」ページに詳しい

まあ、老化防止と言われると、こころが動くたけぞう・・・かな?

また、根茎とともに、若芽も美味しく頂けるとか
「食べられる植物」のアマドコロページが参考になる

それにしても、知らない植物について検索をかけると
おびただしい量の情報に接することが出来る
そして、そのほとんどが個人の発信しているページである

いかに、インターネットの世界が拡がっているのかが
解って、興味深い

スズラン

2006-05-02 00:10:03 | 


スズラン
ユリ科
スズラン属

可憐な花だ
鈴のような形の白い花が、かわいらしく並んで咲いている

鈴のような花を咲かせる花は多いが、
スズランという名前の響きが、もうそれだけで、かわゆい♪
思い入れのある花である

この花を初めて見たのは、・・・・
遙かな昔の、まだ世間知らずの、はにかみ屋で
ほっぺたにニキビが目立つ年頃の頃であった
・・・
「転校生を紹介します」
「北海道から来られた五十嵐鈴子さんです」
先生の紹介で、クラスのみんなの目が先生の隣に立っている
大柄の利発そうな転校生に注がれる
「鈴子です、こちらは、暖かくてびっくりしています」
臆することなく、自己紹介する転校生を見ていると
彼女の目と私の目があった
訳もなく顔が紅潮して、そのことに驚いて、ますます顔が赤くなる
・・・
一応、学級委員である私は、鈴子にクラスの決まりを教えることになる
照れくさいから、ぶっきらぼうに話をしていると
「もっと、ちゃんと教えてください、初めが肝心なんだから」と、鈴子
「一ヶ月もすれば、解ってくるって」と、
あくまでも、早くこの緊張から逃れたい私

なにせ、女生徒となんて、あまり、話などしたこと無いのに
妙に馴れ馴れしく、それでいて、爽やかな鈴子なのである

授業が終わり、悪ガキ達との帰り道、鈴子が追いかけてきて
「ねえ、私の家に、みんな、寄っていかない?」
こうして、道産子の鈴子との学校生活が始まったのである
・・・
えっ、スズランとの関連が書いてないって
・・・
そだね、もう夜も遅いし、ナイトキャップも効いてきたから
何時かまた・・・

花にまつわる思い出は、淡く、そして濃く
人の生きていく傍らに、付いていくものなのかなぁ