2021.3/30(火)本拠地開幕戦
中日ドラゴンズvs讀賣ジャイアンツ1回戦
先発 ドラゴンズ=大野雄
本拠地開幕戦、まっさらなマウンドに大野雄大が立った。
非常に感慨深い。昨年の活躍とFA残留までが走馬灯に思い出される。
昨年11/11、FA権行使せずドラゴンズに残ってくれた。昨シーズンの活躍を考えれば他球団から引く手あまただった。流出を覚悟していた私も含め全国のドラファンは手放しで喜んだに違いない。
大野雄大は、
―残留を決めたコメントで―
「ドラゴンズで優勝したいということですね。ずっとこのチームで優勝したいと思ってましたし、今年はそれでAクラスという形になって来年に間違いなく、つながる。そこをはっきり目指せるなという手応えが今年はできた。」
―FA権行使について―
「FA権を取れたのはすごくうれしいかったし、しっかり悩もうと思ったが、やっぱり1試合1試合投げる度々に、やっぱりこのチームでやりたい、投げたいという感情が毎試合生まれていた。決めるのが早すぎって思われるかもしれないけど投げる度にどんどん気持ちが強くなっていた。
ドラゴンズのチーム編成もあるし、早めに決められた球団も助かるというか、次のことに動きやすいと思っていた。」
―ドラゴンズ愛は大きかった―
「まだ恩返しも全然できてないと思う。
(大学4年の)けがしている時に最後のリーグ戦で1試合も1球も投げられないまま迎えたドラフトで1位指名していただいた。
その恩はまだ返せてない。それはやっぱりチームを勝利、すなわち優勝。優勝に導くことが恩返しだと思う。そこを目指してやっていきたい。」
昨シーズン終盤の11/5、対ベイスターズ戦、勝てば8年ぶりのAクラスがかかった試合は2-0で勝利した。7イニング無失点の好投で勝利を引き寄せた大野雄はお立ち台で、「僕が入団してからほぼBクラスだった。このAクラスをつかむまで長かった。ファンのみなさんには悔しい思いばかりさせていて、弱いドラゴンズは今年で終わらせたいと思っていた。ここを目指して必死にやってきた7年間。メチャクチャうれしいです。」
涙ぐんだかに見えたヒーローインタビューは記憶に新しい。
このゲームを私はバックネット裏最前列で観戦していた。ヒーローインタビューを終え、(私の後ろに陣取った大野雄ファン数人の仲間はゲーム中イニングを終えベンチに戻ってくる度に大野雄大ボードを掲げ活躍とFA残留をアピールしてた)こちらに向かって答えてくれてた。「必ず残るから!」と。
その後何日も経たないうちに残留報道を伝え聞いた時、すでにあの時にドラゴンズ残留を決めてたんだ。私の中に今もあの一言は心に残っている。
今シーズンのセントラル・リーグ
は混戦が予想される中、ドラゴンズをAクラス予想している野球評論家が多くいる。優勝も狙える戦力が整ってきた。こんな期待を抱かせてくれてる最大の要因は、やはり大野雄の残留に他ならない。
彼が居る居ないでは大きな差が。彼のマウンドでの立ち振舞いとドラゴンズ愛は、押しも押されぬ〝ドラゴンズのエース〟となった。
今シーズン、大野雄大投手を全力応援して行きます。
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