ヒデ坊!の?つれづれ道草(´ω`;)

memories & ... そこはかとなく書きつくれば

八百屋お七由縁地と周辺

2010年08月25日 | 歩く♪♪♪


都営三田線白山駅の近くの円乗寺に、八百屋お七の墓がある。
両側の石碑に挟まれて小さくなっているような風情。
左側の石碑は町内有志の供養塔で、右側は歌舞伎役者の岩井半四郎(説明板には初代と書かれているが、四代目かも)建立。
一放火事件が、井原西鶴の「好色五人女」でドラマチックな出来事になり、当時のテレビのような歌舞伎で上演され、大きな話題になったのでしょうか。
犯罪行為ですが、虚実あわせてその動機と16才での火あぶりの刑から同情心が煽られるのでしょう。
さほど遠くない吉祥寺と言うお寺には、お七、吉三郎の比翼塚(相思相愛の二人の塚)が建っています。
何故この寺かは、「好色五人女」での設定場所になっているためのようです。
余談ですけど、坂本冬美のヒット曲「夜桜お七」はこのお七と何の関連性もなさそうです(歌詞にティッシュと言う横文字が入っていて、現代のお七サンと想像される)。
八百屋お七を歌っているのは島津亜矢の「お七」で、歌舞伎のクライマックス場面になる「半鐘打つ」と言うフレーズが入っています。
ここ吉祥寺には、二宮尊徳、榎本武揚、鳥居耀蔵のお墓もあります。
南町奉行の鳥居耀蔵と言えば、北町奉行遠山金四郎のライバルで、妖怪とあだ名されてテレビドラマや映画では悪役として登場する。
このお寺の道路向かいには目赤不動(5色不動の一つ)があり、少し歩くと駒込大観音、夏目漱石旧居跡等が点在している。

コメント
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