じっとしていられない気持ちになった。
ドキュメンタリー映画の試写会のご案内をいただいた。
そして熊谷博子監督に出会った。
試写会後の10人ほどの懇談会に参加させていただいた。
・・・チラシより
三池炭鉱の廃坑跡に足を踏み入れたその瞬間です。
地底から、働いていた人の声が本当に聞こえたような気がしました。地元の人から突きつけられた「負の遺産」という言葉。戦前の囚人労働、強制連行、戦後の労働闘争、炭鉱事故。そこに必死に生きた人がいる。
「生きた証」を語り継ぐ大切さやその足跡を消したい人々との間でのご苦労。
こんな機会でもなければ、日本の三池炭鉱の歴史も今もまだ苦しんでいらっしゃる方もいるCO中毒という災害を知ることもなかっただろうし、熊谷博子氏のこの映画にかける想いや「伝えたい」とう共感に、沈んでいた私の気持ちを奮い立たせられる事もなかっただろう。
これは過去ではなく今。
三池炭鉱に生きた人、製作に関わった人、熊谷博子監督の生き様でもあるように思えた。
完成までに7年かかり、それに関わった人々とのエピソードにも胸をうたれた。
想いは同じ。
ご招待下さったNさんに「あなたもあと5年頑張れば、全国まわりだから・・・」と冷やかされた。
あたしは今を迷う時期ではない、これでいいんだ、とにかく歩くのだと思った。
お勧めドキュメンタリー映画
『三池』終わらない炭鉱の物語
2月17日(日) 山梨県立文学館
13:30~ 監督トーク 15:15~
前売り500円 当日800円
主催 まちづくり時習塾
問い合わせ、チケットはアトリエにもあります。