山本晴美 ここで愛ましょう

歌語りシンガソングライター 山本晴美のブログ

和告寮

2008-04-21 22:10:00 | 歌語り
月曜通勤渋滞で甲府まで1時間45分かかった。
いつもは1時間の道のり、余裕で早く出たのに・・・気分ふさぐ。
今日は和告寮(わこうりょう)さんでのライブです。
開始1時間30分前・・・なのにすでにたくさんのみなさんがスタンバイ(笑)
機材搬入からがステージとなった。
ラインをつなぐ手先で優雅なカーブをえがく・・・喜ぶ。
足袋ともんぺをネタに会話ははずむ・・・喜ぶ。
朝9時半、みなさんと一緒に声を出しながらのマイクチェック・・・喜ぶ。
リハーサルがすでにみなさんは本番モード・・・喜ぶ。
こんなに緊張しながらも和やかなマイクチェックははじめてだ・・・ただ、逃げ場がない。。

今日はお坊様のありがたい講話の時間をいただての歌語りライブなのだ。。リハーサルと本番の境目にお坊様にごあいさつをいただく。
無事スタート。



施設だと思っていたがここは家、ホームなのだ。
72人と2匹のワンちゃん大家族のお家。
いろいろな人生がある。
あたしなどが想像のつかないような道のりでここにたどりついた人達。
生きている事を喜びに、ご苦労のあったぶんしあわせをたくさん感じ毎日を過ごしていただきたいと親をおもう気持ちになった。

歌語り「おばぁちゃんの手紙」は、歌詞の言葉の中にいる自分がいた。
伝えたいという想いが声になってゆく。
もう涙は出尽くした方たちからいただく涙は、あたしの力になってゆく。

ライブ終了後、リハーサルでやった歌をうたわなかったと涙目で詰め寄ってきて下さった方がいた・・・コレはあせる。
「また来るよ、また呼んでね」と約束。

まるで2ステージやらせていただいた気分。
お坊さまに、おいしいほうとうをご馳走になり帰路へ。
3ステージ目はアトリエで子どもたちが待っていた。
本日も完全燃焼。

感謝します。
コメント (7)
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