久しぶりに八ケ岳に向かい車を走らせる。
長坂のインターをおり、夏にお世話になった「おいでや」さんへ。
非戦の想像力の作家の仲間に声をかけていただいた。
作家、浅原友子さんの個展を鑑賞。
仲間とその後の報告やこれからのお誘いなど、北麓とは思えぬ陽気の空の下でお茶をいただきながらしゃべる。
会場を移し、パレスチナ 問題が描かれた、ドキュメンタリー映画「NAKUBA」を鑑賞した。
Photoジャーナリスト広河隆一さんが40年の歳月、命をかけて追いかけた記録の一部。
40年を2時間に、濃いから疲れる。
疲れなきゃ嘘だ。
頭がはちきれそう。
この年になって、これが勉強なのだと思う。
来るべくタイミングで出会い、この繰り返しが一生の間続き、身にしみてゆくものだと思う。
勉強って、テストの点などに評価出来ないものに思えてならない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/2b/907c0469a1c266b509613dbc64658120.jpg)
映画を見終わり緊張で圧縮された気持ちのまま外にでた。
たまらなくきれいなものを見たいと思った。
北麓は雲の流れが身延の空とまたちがう。
シルバーグレーの空模様にひかりが差し、きれいな空だった。
アーティストでありたいと思う心がときめいた。
ある表現者が言っていた。
これからの時代「平和」は、ある意味アーティストが導いてゆくものだと思うと。
深く納得の夕暮れでした。