11月の本番にむけどうしたら気持ちがそろってくるのだろう。
二時間の合唱ワークで何を伝えたらいいのだろう。
山梨市の山梨小学校とろう学校の合同ワークでした。
車を走らせながら、今日の時間をシュミレーションする。
今朝は群馬の友人からエールのつまったCDが届いたので、道中いろいろな感情がめぐる。
大人も子どもも一生懸命は気持ちがいい。
冷めた顔によい巡りはないように思う。
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ろう学校のふたり。
気持ちがいい。
みんなと同じように演奏するためには何倍の努力が必要な事だろう。
真剣や懸命が体中から伝わってくる。
今日の練習のために、リコーダーは前日まで特訓し、暗譜し出来た時にはガッツポーズと涙があふれたそう。
その気持ちは尊い。
演奏にも表れる。
ふたりに配慮はあっても特別な目で見るつもりはないが、つい目がいってしまう。
なぜかって、魅力的だから。
あんなに体中で音楽の喜びや「生きるすがた」を表現してくれて心が震えない人はいないだろう。
勇気がいることだろうけれど、みんなと向かい合わせになって一緒に歌ってもらった。
もちろんお互いのよいところを学ぶため。
同じ年齢、共に生きてゆく仲間たち。
学校という狭い枠から社会に出た時、この仲間同士が道ばたで声を掛け合える事ができたらどんなに素敵なことだろう。
毎度の事ながら私の合唱ワークで大事なことはうたう技術じゃない。
それをキャッチしてくれた山梨小のみんなもすばらしいなぁ。
歌声はどんどん高らかに。
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とてもすてきな写真を撮らせてくれたのだけれど、なぜかデーターが消えてしまった。
山梨小、ろう学校、みんな世界中に伝えたいすてきな笑顔なのだ。
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5の2組で給食をいただきました。
ごちそうさまでした!