山本晴美 ここで愛ましょう

歌語りシンガソングライター 山本晴美のブログ

第一部 合唱

2009-11-16 15:50:00 | MJ「愛と平和」日記
今年も開場前から、たくさんの皆様に入り口にお並びいただき、ただただ頭が下がる私です。
定刻に開場。
プログラム・・・第一部は合唱

本のページをめくっていくような展開が理想です。
定番の「もののけ姫」からスタート。
ゲストパーカッションの佐野さんが森の風を起こしてくれます。

「コーラスラララ」で一気にパワフルで仲良しMJを表現。
手拍子もばっちり!

「いのちの名前」
穏やかなメロディーの中にある静かな力強さ、この表現の難しさを子どもたちながらに感じとってくれてます。

今年は文化庁の助成をいただけたので実現した企画。
石木真知先生によるMJオリジナルの編曲で弦楽トリオと一緒に「里の秋~たきび~シャボン玉~七つの子」
懐かしく、優しく、優雅がひびきがホールに広がりました。
子どもたちがピアノ伴奏とは違う表現をするのにはびっくり。
自然とそうなるのか、感性はこうして育まれてゆくものだと実感です。

バイオリン 野沢健太郎さん
ビオラ  波田 生さん
チェロ  大岩直季さん

今夜のために結成されたユニットです。
たよりになる健太郎さんは、こころ配りの人。
危なっかしい私の指揮をちゃんとフォローしてくれるのが伝わり心強いです!
生さんはキュートな体のすみずみまで子どもたちと一緒になろうって感じて下さっているのが伝わります。
大岩くん、かっちょよくびしっ!ときめて優雅なチェロを響かせてくれます。
先日、エグザエルと皇居で演奏してきたばかりだそう。

MJの子どもたちに寄り添ってくれる響きたちはそれはそれは心地よいものでした。
会場のみなさんも緩んでいただけたようです。

「おにたのぼうし」
あまんきみこさんの絵本が朗読とうたに編曲されていていつかMJで演りたいと暖めてきた曲です。
ソリストは高校3年まで続けて来たゆりかとかずやに任せます。
ふたりの成長や想い出が目の前にめぐり、何度も泣きそうになりましたが、こりゃいかんとぐっと我慢。

この曲は最初から最後までコロコロ変わる変拍子、汗かきます。
16分間の止まってはいけないゲームのようでした。
「鬼」を歌ったものには昔から惹かれるものがあります。
いつか「鬼」特番をやってみたいです。


「ゆうきのもと」「手紙」
子どもたちの心を代弁するような歌たち。
いつかCDに声と共に気持ちごと残したい二曲です。

「川の流れのように」
大人の曲を子どもたちが歌うとしみじみ人生を語るのではなく・・・だから明日もがんばろう!って思います。美空ひばりさんの名曲。MJバージョン。
いい歌です。

一部の最後は「Jupiter」
歌い込まれてきた定番ですが、過去にない最高のボリュームとハーモニーでした。
広がる宇宙感、オーケストラチックな声の重なり。
満足です。


本当なら一緒にこのステージにたてるはずだった3人のメンバー。
そう、インフルエンザであきらめました。
いろいろな想いが駆け巡るドラマチックな一時間でした。

ありがとうございました。
さて、ステージは二部に続きます。

コメント (2)
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