山本晴美 ここで愛ましょう

歌語りシンガソングライター 山本晴美のブログ

きぼう

2011-04-08 21:56:00 | 復興応援
なかやの住人、いわき市から避難してきた、矢吹家&新谷家の倖生君の入学式の様子が新聞に載りました。
記事に「好きな食べ物について話し自己紹介する・・・」とあったのでお父さんに「何がすきと答えたの?」と聞いたところ「だいこん!」と答えたそうです。
なかやさんでご近所からおいしい大根の差し入れで、煮たり、サラダにしたり、だいこんをしっかり堪能した成果でしょうか、いいね。


     

両家は長坂の市営住宅に入居が決まり、少しづつ新しい生活の準備を進めています。
今日は先日積みきれなかった冷蔵庫をお父さんふたりが持ちにいらっしゃいました。

ちょうどいただきものの堂島ロールがあったので、厚切りサービスし、お茶を召し上がっていただき、少しお話を聞きました。

胸の内に被災のご苦労やこれからの不安はあるでしょうが、お互い守らなければならない家族があり、前向きにお考えになられ笑顔を見せてくれるので、私も話やすいです。
残務でいわきにまだ数回お帰りになると聞き、ひらめきました!

カラのワゴン車で帰るなんてもったいないです。
そこで提案、現地のお仲間が民間ルートで支援活動を行っているそうなので、コーディネートと運び屋をお願いすることに。
彼らも何かしたいのだけれど、きっかけや方法を探していた所らしく、早速現地に電話して下さいました。
物資はたくさんあるのだけれど、仕分けと配達の人足が足りないそう。
そんな噂は聞こえてきますね・・・なんだか、はがゆいです。

あとひとりのお仲間はフリマ形式で被災者さんに必要なものをご自分でチョイスしていただく無料のマーケットを継続的に開いているそうです。
フリマにいらっしゃる被災者さんにリクエストをいただくことにしました。
時間とともに必要な物も変わってゆくはずですから。

このブログを読んで下さっているみなさん。
リクエストが届いたら、リストを載せますのでどうぞご協力下さい。
箱単位で集めなくてもよく、一品でも、必要としている人に必要な物が届くのはうれしいことです。


今後も大きなことはできないけれど、無理なく生活のバランスをくずさないような継続的なサポートを続けていきたいと思います。
子ども園さんから協力いただいた知育玩具や紙芝居、うちにある新品同様の遊具。
これらをいかして、現地に子どもの遊びスペースを作ってあげたいな。

新谷&矢吹家のトミカは大活躍しているようです。


コメント
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