しばらく江田島に酔いしれていたいと思った帰宅から二日目の朝、連絡がありました。
makotoさんのお父さんが逝去しました。
突然でした。
入院をしていましたが、体調も整い退院を待つばかりでした。
朝ごはんをしっかり食べ終えて、お膳を片付けるまでの間にベッドの上で眠るように。
あまりの潔さと、逝去からお別れ会までが静かに過ぎ、あっという間。
ピンときません。
その日からお骨になって家に戻るまで、お世話になったプランドゥワカツキさん。
ワカツキ姉さんのところです。
光の部屋での家族葬でした。
色々なお別れの仕方があると思うけれど、故人と家族が過ごす最後の日は、まるでお家で過ごしているような感じに儀式も悲壮感もありません。
「ありがとうございました またね」
この四日間、不思議なくらい穏やかで慈しみと感謝で満たされている時間がありました。
私の父は術後を頑張っています。
面会もできないし、せめてもとノートに手紙を書いて届けました。
ヤキモキしても仕方なく、ポジティブに考えたら、私は父から自由な時間をもらったって事。
前倒しをして、今月末の沖縄の航空券を取りました。
現地で確かめないとならないことがあります。
時間は容赦なく過ぎていきます。
こんな時なのに色々なことが進みます。
私は明日から、人生の新しいステージに入ります。