不覚にも昨日より体調が良くない。
これまでに人生では、体調が崩れるサインは喉の痛みだったけれど、全く痛くない。
けれど、熱もないし、ロキソニンで抑えられる頭痛とほんの時折のコンコン咳に痰が絡んできた。
時々、声がかすれる。
明日は、楽しみにしている明見中学校の平和学習コンサート。
どうしても神経質になったしまう、何か感染していたらと。
困った時の ホームドクターは、あいにく金沢へ出張です。休日の当番医に連絡を取り、インフルとコロナPCR検査をお願いしました ...... 電話で問診と検査にあたり色々な注意事項を伝えられた。
多分、違うと思うけれど、健康ではないのも間違いないし。
初めてのPCR検査。
病院の隅に、張られた白いかまぼこがたドームが待機場所の目印。
誰もいない、くすんだ白いドーム。
もしかしたら、宇宙服のような防御衣を着たドクターが現れるのだろうか・・・
だとしたら、症状がそんなになくて、困ったなぁ、と思いながら、10分ほど車の中で待っていたら......
当直の若いドクターがサンダルばきで院内着のまま、検査薬の入ったビニール袋を手に登場。
実際の鼻の奥への綿棒は恐怖ですねぇ....
インフルの結果は5分、PCRは1時間後です。
咳止めと、痰の除去薬、頭痛用の頓服に、それぞれの結果に合わせた薬が処方されます。
全て電話とドライブスルーで完結。
結果は両方とも陰性。
よかった。
院外薬局ですでに用意されていた薬をいただく。
田舎の休日の院外薬局は多分、時間に余裕があるのだろう。
私も安心、車の窓越しに薬剤師と会話が弾む。
弾まなくてもよかったのだが、今はコロナは弱毒化しているからむしろ怖いのはインフルですよ... こんな情報から、声のかすれ?何か...あぁ講演? 何についてお話しされるんですか?......こんな感じ。
和やかで、緊張感から放たれたのは良かったけれど、それも薬を受け取り「おだいじにぃ〜」と見送られるまで。
おしゃべりした事で気がついた声の不安。
気温の寒暖差かなぁ・・・でも、風邪症状といえばそうだけれど、喉が全く痛くないし、鼻にも違和感がないのが不思議。
何より、声のかすれ、なんか時間と共にひどくなる感じで、違う不安で落ち着かない。
帰宅し、早速、ピアノに合わせ、『道しるべ』をそっと歌ってみた。
、、、、??
、、、、、、、、、、、!!!???
えっ?
壊れたラッパ?
笑えなかった。
いつものポジションで声を出しても、その音にならない。
ちょっとではなく、初めてリコーダーを吹いた時のあの感じ。
喉も痛くないし、鼻も通っているのに・・・
焦りすぎて、原稿を読んでも頭に入らない。
夢であってほしい......