山本晴美 ここで愛ましょう

歌語りシンガソングライター 山本晴美のブログ

明見中、感動サプライズ!

2024-10-07 00:46:16 | 万歳峠

富士吉田にある明見中学校は全校生徒対象に、毎年、作品を変えて、歌語りのプログラムを平和学習として取り入れてくれています。

卒業までの3年間で1945年の三つのストーリーを学んでもらえます。。

なんて理想的な企画なんだろう。

「生徒は毎年、本当に楽しみにしているんですよ」

「卒業生もまた聞きたいって言っています」

こんなふうに導いてくださった先生方には感謝でしかありません。

平和活動家をされている大人は、若い人たちが関心を持ってくれないというが、若い人たちもしっかりと学んでいます、ちゃんと考えています。

 

どんな一日だったかと言うと・・・

朝、薬も効いていて、声のかすれ以外は気にならなかった。

アドレナリンでなんとか乗り切れますように・・・神さま、政信さま、幸保さまお守りください・・・

マイクの音チェック、第一声からアウト。

滝汗。

何かの間違いであってほしいけれど。

奇跡は起こりませんでした。

 

体調管理も実力のうち...... 敗北です。

焦りから呼吸もできなくなり、ワンフレーズを3回くらい切ったわい。

ごめんなさい。

全力で外しながら歌いしゃべり通しました。

どんなふうに映ったのだろう...とほほ、撃沈。

 

私の本当の後悔は自分の敗北の時ではなく、用意されていたサプライズと、最後に感想を言ってくれたボーイの涙をみた時でした。

 

なんと・・・

明見中学校3年生、そして全校生徒から『道しるべ』の合唱が用意されていました。

昨年はリクエストをいただき、一緒に歌ったけれど、それでも歌えていたからびっくりなんだけれど、用意されていた『道しるべ』はこの世で戦争を支持する支配者全員に聞かせたいと思った。

『道しるべ』は言葉を声に出してほしい。

世界がそうなるようにと願い紡いだ歌だから。

学習会の最後に男の子が感想を言ってくれた。

用意された原稿ではない、自分の想いと共に涙を流してくれた。

『道しるべ』をどれだけ大切に歌ってくれたのだろうと思うと、今日の私は残念すぎて申し訳ない。

 

     

 

     

 

     

 

     

 

     

 

     

 

     

 

     

 

     

生徒の皆さん、先生方、本当にありがとうございました。

今日のことはずっと忘れません。

こんな私ですが、来年もお約束をいただきました。

セルフケアを徹底します。

1日も早く声を戻し、準備します。

来年は終戦から80年。

私たちはあの歴史を繰り返すわけにはいかないよね。


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