山本晴美 ここで愛ましょう

歌語りシンガソングライター 山本晴美のブログ

やわらかな・・・

2009-02-18 23:15:17 | ここで愛ましょう

やわらかな気持ちの朝でした。

こんなふうに花も見えたり・・・。

花はいつもそこに咲いているのだけれど、こんな気持ちで見るとこんな風に写るのだなと。

こころが写るってこういうこと?かもしれないね。

寂しく見えたり、穏やかに見えたり、同じ花でも感じ方が違うのは、毎日変わるこころのありかたひとつかな。

     
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

無限

2009-02-17 23:07:19 | ここで愛ましょう

午前中は豊富小学校の合唱ワークでした。

はじめて会った子どもたち。

時間とともに、みるみる声がらせんを描くように音楽室をめぐる。

こころをひらいてくれる事が伝わる歌声。

みんなもうれしい。

先生もうれしい。

わたしもうれしい。

ワークが終わり何人かが、床にのびた。

こんなに歌ったことはない・・・と。

どんなに素敵なうた声だったか想像つくでしょ?


FACE・・・同じような時をすごしていても、あしたをみつめる顔に僕はなりたい

顔っていくらでも変わりますよね。

床にのびた顔、これぞ子どもの顔!キラキラでした。



帰宅するわたしを待っていてくれたのは、教室学校帰りに新しい道を探検してきたと顔を上気させ報告する子どもたち。

子どもの頃のこういう体験が感性をつくっていくのだと思う。

外遊びや探検がアブナイとされる時代。

日常の遊び場が自然の山や川だったわたしたち、そこから知らず学ぶものがあったと思う。

子どもと同じテンションのままレッスン(笑)



夜はMJ。

さらに濃い時間。

今日はじっくり声を重ねる練習。

人の声はいいもんだと、深く心にしみる。

深く・・・深く・・・。

体中に血がめぐっているのを感じる。



「無限 ∞」という言葉に勇気をわけてもらい、全力で加減なく過ごした一日。

めずらしく疲れたのだ・・・。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

さてどうする?

2009-02-16 23:46:40 | ここで愛ましょう

90歳の難聴の指揮者からご依頼をいただいた。

合唱団の今年の伴奏。

しかし・・・

活動の忙しくなる時期は同じ・・・かなりの時間数。

まして、秋の本番の日程はわからないというし、わたしはすでにボチボチ予定が入っている。

「人助けだと思ってやってください。もし、あんたがダメなら合唱団を解散します!」

「・・・はあ?」

時間的に無理だとお応えしているのだが「大丈夫だ」?とお返事。

わたしは「大丈夫じゃないから」と説明するのだが「大丈夫」??だと。

そうじゃなくて・・・

さつまが3本、譜面と一緒に入っていました。


どうぞ・・・

旅回りの芸人様、伝統芸を継承される皆様、伴奏者のいない合唱団様、今のわたしはみなさんの力にはなれません。

わたしを訪ねなさいとご紹介下さる、町民のみなさん、ごめんなさい、今のわたしは皆様のご期待にお応えする力はございません。

それぞれの悩みどころがわかるだけに・・・出来る事はないだろうかと思案するものの、少しも力になれない自分に切なくなるのです。



   

夜はレッスンを少し変更させていただき、久しぶりにベルクのサロンコンサート、現代の語り部と言われている、シャンソン歌手若林圭子さんのリサイタルへ。

大人の唄声です。

ジャンルを越えて、学ぶところ、感じる事いっぱいです。

キャリアや探求心、好奇心、行動力・・・そして身に付く人間力。

外を知り、内と向かい合うことは大事ですね。

今夜はスタッフ、アーティストと同席で食事をいただきました。

いつも司会をされているK氏は放送業界の企画制作の方ですが、さすが物知りです。

オーナー、次回は坂村真民先生の話をしましょうね!

アトリエの理解ある皆様、修業の時間を下さりありがとうございました!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

北麓の空

2009-02-15 20:02:18 | ここで愛ましょう

久しぶりに八ケ岳に向かい車を走らせる。

長坂のインターをおり、夏にお世話になった「おいでや」さんへ。

非戦の想像力の作家の仲間に声をかけていただいた。

作家、浅原友子さんの個展を鑑賞。

仲間とその後の報告やこれからのお誘いなど、北麓とは思えぬ陽気の空の下でお茶をいただきながらしゃべる。


会場を移し、パレスチナ 問題が描かれた、ドキュメンタリー映画「NAKUBA」を鑑賞した。

Photoジャーナリスト広河隆一さんが40年の歳月、命をかけて追いかけた記録の一部。

40年を2時間に、濃いから疲れる。

疲れなきゃ嘘だ。

頭がはちきれそう。

この年になって、これが勉強なのだと思う。

来るべくタイミングで出会い、この繰り返しが一生の間続き、身にしみてゆくものだと思う。

勉強って、テストの点などに評価出来ないものに思えてならない。

     
      

映画を見終わり緊張で圧縮された気持ちのまま外にでた。

たまらなくきれいなものを見たいと思った。

北麓は雲の流れが身延の空とまたちがう。

シルバーグレーの空模様にひかりが差し、きれいな空だった。

アーティストでありたいと思う心がときめいた。

ある表現者が言っていた。

これからの時代「平和」は、ある意味アーティストが導いてゆくものだと思うと。

深く納得の夕暮れでした。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

確かなもの

2009-02-14 20:38:46 | ここで愛ましょう

暖房がいらない2月!?

23度だって!

今年もチョコレートの日に乗り遅れるわたし。

娘の手作りトリュフのボールに残ったチョコの味見で終わる。

来年こそ参加したいものです、この行事に。



確かなものがほしくなる。

自分のちから。

他人の仕事はよく見える。

手応えは感じるのだけれど、わたしこれからやっていけるのかな・・・と時々心配になる。

大切な本「樹より君へ」を開いてみた。

一冊しかないので、ライブの時にみなさんに手に取ってみていただく。

角が少しやぶれてきた。

でも、形ある確かな自分の足跡のようで愛おしい。

過ぎゆく時間を手の中に感じる。

言葉に息を吹き込む。

言葉が温もりを忘れないように。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする