葉の切れみ方が細かく花の長さが少し長いように感じるので、キケマンではなくミヤマキケマンかと思います。鞘状の果実の中にある種子の並び方を見ればどちらの種か分かるのですが、まだ咲き始めで葉が完全に展開していない姿や花のみだと、あまり違いは感じられません。
(撮影日 2021/4/2)
葉の切れみ方が細かく花の長さが少し長いように感じるので、キケマンではなくミヤマキケマンかと思います。鞘状の果実の中にある種子の並び方を見ればどちらの種か分かるのですが、まだ咲き始めで葉が完全に展開していない姿や花のみだと、あまり違いは感じられません。
(撮影日 2021/4/2)
この時期の草丈が低く小さい花たちは、複数の種が混成して群落を作っている所を見る事があります。代表的な種として、ハコベ、ヒメオドリコソウ、ミチタネツケバナ、オオイヌノフグリ、フキノトウなどがありますが、イヌナズナはそれらの群落にあまり混じらず、ちょっと離れた所で咲いています。生育条件が少し違うのかもしれません。
初春の黄色い花を咲かせる樹木の中では、花が小さめで可愛らしく感じるアブラチャンです。同じクロモジ属で同時期に咲くダンコウバイの花色と比較すると、少し緑がかっています。冬芽の形が似ているオオバクロモジはまだ花期ではありませんが、並べて比較してみると面白いかもしれません。
(撮影日 2021/4/2)