苞葉に切れ込みがあるヤマエンゴサクです。個体による花色の変化があり、青っぽい花から赤っぽい花まで色の違いが見られる場合があります。写真の花色は若干の変化ですが、個体によっては色の違いがもう少しハッキリ出る事もあります。白花もあるようです。
左にあるのがヒメオドリコソウ、中央にあるのがキュウリグサ、右にあるのがタチイヌノフグリになります。他の植物と混生することもある3種ですが、花の色合いの組み合わせが少し面白く感じました。
(撮影日 2021/4/22)
👇ネズコ(クロベ)
鱗片状になっている中央を除く左右の葉の繋ぎ目は「Vの字」になっていて、葉先は丸みを帯びています。チューリップの花が重なったようにも見えますね。アスナロと似ていますが、アスナロは鱗片状になっている1枚1枚の葉がネズコよりも大きくなり、左右の葉が大きく張り出すそうです。
👇サワラ
鱗片状になっている中央を除く左右の葉の繋ぎ目は「Xの字」になっていて、葉先は鋭く尖っています。鮮やかな緑色をしています。
👇ヒノキ
鱗片状になっている中央を除く左右の葉の繋ぎ目は「Yの字」になっていて、葉先は丸みを帯びています。左に見える葉が葉表、右に見える葉が白い気孔帯(気孔線)がある葉裏になります。