ちょっと高い土手の上に、3本のショウジョウバカマが綺麗に並んで咲いていました。成長具合も同じくらいで、なんだか3兄弟のようです。赤紫の花色をよく見ますが、種名にもなっている猩々のような赤みの強い花色には1~2回しか出会ったことがないので、機会があればまた見てみたいですね。
(撮影日 2021/4/7)
ちょっと高い土手の上に、3本のショウジョウバカマが綺麗に並んで咲いていました。成長具合も同じくらいで、なんだか3兄弟のようです。赤紫の花色をよく見ますが、種名にもなっている猩々のような赤みの強い花色には1~2回しか出会ったことがないので、機会があればまた見てみたいですね。
(撮影日 2021/4/7)
似ている2種が近くにあったので並べてみました。2種とも落葉樹ですが、枯れ葉が落ちることなく枝に結構残っていました。落葉しないで枝に葉が残ることを枯凋性(こちょうせい)と言い、ブナ科によく見られるそうです。
👇ブナ
イヌブナの冬芽と比較すると、芽鱗の数がイヌブナよりも多くなり、やや太めです。芽鱗の先端は白くなりますが、白色と褐色の間に灰色が入り、3色のグラデーションとなるようです。枝に残っている枯れた葉は厚ぼったく、表面にテカリがあります。
👇イヌブナ
ブナの冬芽と比較すると、芽鱗の数がブナよりも少なくなり、やや細めです。芽鱗の先端は白くなり、白色と褐色の境界線が比較的くっきりしていて、2色に分かれているように見えます。枝に残っている枯れた葉は薄く、葉の丸まり方がブナよりも強く出るようです。
(撮影日 2021/4/7)
主に花を見ているせいか、早春に見る昆虫はハエやアブの仲間、成虫越冬した蝶などが目に留まりますが、このツマグロオオヨコバイも早くから見られるようです。緑色の体色は枯れ色の中でよく目立ちます。
(撮影日 2021/4/7)