うざね博士のブログ

緑の仕事を営むかたわら、赤裸々、かつ言いたい放題のうざね博士の日記。ユニークなH・Pも開設。

獄中記(佐藤優)を読む

2007年03月08日 19時17分33秒 | 活字中毒の日々、そして読書三昧

 以前、わたしのホームページの【本好きのモノローグ】に、佐藤優の「国家の
罠」の読後文を載せたことがあった(17/8/3)。推薦する図書として。
 2/4に購入した新作「獄中記」を、この数日間読み始めたらやめられず、おとと
いに読了する。しかしすぐに「国家の罠」を書籍がうずもれていた押入れから探し
出し、やっと読み終わった。実は「国家の罠」は再読であるが、これはわたしの読
書経験では極めて異例のことだ、長い読書人生のなかでは。
 今までは、読むのは遅いが、二度読みはしない。

 「国家の罠」 新潮社
 「国家の自縛」 産経新聞社
 「自壊する帝国」 新潮社
 「インテリジェンス-武器なき戦争」 幻冬舎<共著>
 「獄中記」 岩波書店
 以上が佐藤優氏の著作物であるが、なにかデモーニッシュな使命感を感じて思わ
ず襟を正させるのだ。これからは、この中で未読である「インテリジェンス-武器
なき戦争」を読むのが楽しみだ。

 3月も啓蟄を過ぎて、寝室から見る辛夷の木も、もうすぐ真っ白な花を咲かせる
のを指折り数えるまでになった。木蓮ほどの気品はないが、短い開花で春をさきが
ける野性味のある可憐な花びらだ。二階建てのわが家よりも背丈が高い。無聊をか
こつわたしには喜びのひとつだ。
 さりながら、この正月、開花後に伐採すると家内と約束させられている。
  
コメント
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