うざね博士のブログ

緑の仕事を営むかたわら、赤裸々、かつ言いたい放題のうざね博士の日記。ユニークなH・Pも開設。

実付きマユミを活けた。

2024年12月02日 05時12分46秒 | ガーデニング・庭づくり
12月7日は暦の上では大雪で、日の出や日没も早くてこの頃めっきり昼の明るい時間が短くなる。鬱々たる陽気。そして21日は冬至だ。わたしには待ちに待たれる気分だ。
 ここでは先日アップした実付きマユミを活ける。実の色はサーモンピンク。花瓶と花瓶敷きは招待で山口県の秋芳洞見学に行ったときのお土産品だ。これは大理石であまりにも重いので当時は宅配便で自宅へ送った。
 何十年も前のこと、言うなれば大名旅行だった。わたしたちは山口宇部空港から入る、宇部興産による弾丸道路で、私道である『宇部美祢高速道路』を通った。しかも下手くそなゴルフ(名門の宇部72C.C)のプレイも組まれていた。
 その花瓶に初めて活ける。和室の障子窓を背景にした、左側に仏壇が隣り合っている。
          
マユミ: Euonymus sieboldianus ニシキギ科ニシキギ属。真弓 。落葉低木。雌雄異株。国内に自生。蒴果は長さ8~10センチの四角形で、淡紅色に熟して4つに深く裂けると、赤い仮種皮に包まれた種子が現れる。

 ※追加として生花材料では、樹木で「実物」の分類があるのをわたしはようやく思い出した。秋である今の季節では、蔓梅擬(ツルウメモドキ)、猿捕茨(サルトリイバラ)、紫式部・白式部(ムラサキシキブ・シロシキブ)、南天などだろうか。しかし、市場性がないようなのだが、やはり真弓(マユミ)に勝るものではないと思われる。
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トチノキとギボウシの紅葉

2024年11月28日 17時59分17秒 | ガーデニング・庭づくり
ここでは、11月27日昼頃のトチノキとギボウシの紅葉画像をアップする。ギボウシの品種は〈天竜〉で、斑入りではなく青葉種であるがすっきりしたいい色を出している。今年は長年ギボウシを蒐集していてその品種数が270種に達したが、ここ数年見てきた範囲内ではこの〈天竜〉の暖色系のイエローの紅葉の出具合いが一番いいように感じる。

          
          

          
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ニシキギとマユミ

2024年11月14日 05時03分24秒 | ガーデニング・庭づくり
既に、今年も木枯らし一号が吹いた。小春日和の陽気も続く。しかし、黄海から南シナ海にかけて未だに台風発生がとどまらないようだ。
 ここではわが庭ほかのニシキギとマユミの着実の光景をアップする。あらためて今年は付着葉数が少なく紅葉自体は遅れていて、その実の色合いが鮮やかである。
 なお、その説明は、「日本の樹木」山と渓谷社 を参考にしている。

撮影日時:11月13日10:30分
          
          
          
ニシキギ: Euonymus alatus ニシキギ科ニシキギ属。錦木 。落葉低木。国内に自生。世界三大紅葉樹のひとつ。蒴果は長さ約8センチの狭倒卵形で、熟して裂けると橙赤色の仮種皮に包まれた種子が一個現れる。

                   
          
          
          
マユミ: Euonymus sieboldianus ニシキギ科ニシキギ属。真弓 。落葉低木。雌雄異株。国内に自生。蒴果は長さ8~10センチの四角形で、淡紅色に熟して4つに深く裂けると、赤い仮種皮に包まれた種子が現れる。
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フェイジョアの初果実

2024年11月02日 06時11分51秒 | ガーデニング・庭づくり
ここではわたしが育てたフェイジョアの初めての果実を紹介する。
 栽培経過をたどると、繁殖作業としては播種か挿し木床から一、ニ年生の苗木を、平成22年(2010年)に鉢上げした。次に隣地境界沿いに生け垣状に露地植えにしてから3年ほどたっただろうか。昨年までは5,6箇所に開花が見られた。生育地は半日陰になるか。今のサイズは、樹高H2.0 C0.12 W1.2(m単位)であり、品種名は自家受粉、結実する『クーリッジ』と思われる。
 ということは、累計すると1個の初成りまで18年の年数がかかった計算になる。フェイジョアには枝や樹姿が暴れやすいという特性があり、それゆえ、わたしの育て方では手に余り面倒くさくて枝を乱暴にぶつぶつ切る傾向ではあった。
 一時、ホームセンターなどではフェイジョアの授受粉を考えて異品種を組み合わせ2株セットで売られていたものだが、今はどうなったんだろう。現在、購入し育てている方はいかがでしょうか。

       
       
       
          
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早い柿の剪定

2024年10月03日 04時47分56秒 | ガーデニング・庭づくり
既に10月に入った。来たる8日は『寒露』か。一週間前までは酷暑であったが、その頃がそれこそ、海流で言えば潮目、季節の変わり目であったらしい。時候も暦も、今年もあと三ヶ月。
 この間、わが庭木の柿の剪定をおこなった。例年より一か月半も早いのは落ち葉清掃が面倒になったからである。ここは道路に面していて雨や風により散り敷くように路面に落ち葉がたまり掃除が大変だ。通例、一日に数回はおこなう。やたら枝葉のみ繁るのだ。総着果量は40個ほどか。例年だとこれにプラス100個の収穫量はある。今年の着果数が少ないのは5,6月の高温傾向が続き着花数が少なかったせいか。短い梅雨は関係ないかな。柿類はこの辺では不作気味なのか。おかげ!で、この分では近所ほかへお裾分けに駆けずり回ることもなさそうだ。
          
          
 脚立をかけて木に登り、作業は3時間位か。わたしの場合は、今までの経験上、庭木用のはしごや三脚は使わずにおこなうのだ。発生枝葉は、30ΦでL50㎝で2束は一般ゴミに出す。葉や小枝などは有機肥料にするために25ℓ入り培養土空き袋1袋に圧縮気味に詰め込む。次に袋の開口部を密封するように逆さまに置きその上にレンガなどの重石を置く。そして発酵させていく、私流の園芸用の堆肥にするのだ。これは安直だがわたしが長年かけて編み出した堆肥製造方法で、米ぬかが手元にあれば混ぜるに越したことがない。
 品種名は甘百目(江戸一)、ちなみにサイズは芝付周0.48、樹高4.0、葉張り2.0と言ったところか。さらに付け足すと、この柿の木の苗は千葉市内のホームセンターでもとめた。根巻き苗は2~3年生若木を台木にし接ぎ木をされている。それを引っ越しの翌年の1992年に記念として庭に植栽したから、樹木としての経年は樹齢35年になるだろうか。

 次はいよいよ近所のコブシ伐採ほかの大剪定作業が待っている。期間は、取りあえず一人で4日間の予定である。
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百日紅、ポポー、フェイジョア、ブラックベリー、フイリノシラン苗の紹介

2024年09月23日 05時45分49秒 | ガーデニング・庭づくり
ここでは、みずから増やした植物を紹介したい。

 フイリノシラン(斑入り熨斗蘭)は白花を咲かせて、濃青色の実が付く。比較のために画像の下段へヤブラン(藪蘭)をあげると,こちらは青紫色の花で瑠璃色から黒い果実を付ける。似ているがどちらも植物分類上は、キジカクシ科ジャノヒゲ属である。
          
          


 ここでは繁殖させた樹木小苗をアップする。昨年秋からだから一年生苗ということになる。左手前から順にサルスベリ(挿し木)・サルスベリ(実生)・ポポー(実生)、同じく奥はフェイジョア(挿し木)・ブラックベリー(挿し木)・ポポー(実生)である。         
          

 おまけに今年のイチジクの初生り画像も追加。これは母樹の二年生苗です。フランスの人気品種〈ネグローネ〉で小型に仕立て易く栽培面は楽だ。果実は中粒、黒く熟していて極めて美味で前評判通り。
          

 他の草花や灌木などの単価一覧表や、入手方法は、R6/9/18付けのこのブログで公開しています。(緑字下線部分を左クリックすると、別画面を開くことができます。)※ご注文、ご質問やお問い合わせは H・P有限会社グリーンワークスのお問い合わせフォームにてお願いいたします。サイトが展開しない場合は直接メールで  うざね博士 hah05551★ams.odn.ne.jp  にて受け付けます。(ご利用の際は★を@に変更してください)

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ムクゲの花を・・・

2024年09月10日 18時19分34秒 | ガーデニング・庭づくり
のちゲリラ豪雨。この頃気温の移り変わりが激しい。6月からの猛暑、短い梅雨、台風騒ぎと引き続きの日々で、会社勤めを止したわたしだが今のところ外出の気持ちになれないでいる。
 ここでは、昨年以来からの植物の繁殖した結果を載せたい。
 ムクゲ(Hibiscus syriacus 木槿)である。もっぱら福島ほかで採取した品種だが、ストックは6品種ー20株で、品種名は 紫盃8 宗旦2 大徳寺祇園守3 鳥取花笠1 不明6 、全て挿し木で成功したものである。ここで画像をアップする。しかしご存知の方がおられると思うのだが、ヒビスクス属のムクゲは一日花、品種ごとに特徴や開花時期があるので鑑賞上重ねるのは難しい。
撮影日:9月9日
          
 品種名は奥が〈宗旦〉又は〈日の丸〉でムクゲではこの品種のみが、唯一、茶道で言う茶花とされる。手前が〈紫盃〉で極めて紫色の花びらが鮮やかだ。どちらも底紅とでも言うべきか。

 他の草花や灌木などの単価一覧表や、入手方法は、R6/4/20付けのこのブログで公開しています。(緑字下線部分を左クリックすると、別画面を開くことができます。)※ご注文、ご質問やお問い合わせは H・P有限会社グリーンワークスのお問い合わせフォームにてお願いいたします。サイトが展開しない場合は直接メールで  うざね博士 hah05551★ams.odn.ne.jp  にて受け付けます。(ご利用の際は★を@に変更してください)


         
  
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わが家のサルスベリ

2024年08月11日 18時43分21秒 | ガーデニング・庭づくり
これは、立秋過ぎ、8月8日のわが家のサルスベリだが、既に時期は満開を過ぎている。確か、今年は遅い梅雨入り日の7月18日に開花を確認して以来だ。毎年、猛暑の中でのわたしの弾むような思い、懐かしさ、この燃え上がるような濃いピンクに赤みがかったトーチ状(円錐花序)の花の色が好きでわたしはこの光景にすっかり馴染んでいる。昨年暮れの基本剪定はコンパクトにしたつもりが今年の天候に恵まれたのか、新しい立ち枝の伸びが良すぎる。これはわが建売住宅に庭に植えられてきたが樹齢は約40年ほどか。
 サルスベリの園芸品種名の英名はカントリーレッド、学名はLagerstroemia. indica ‘Country Red'。ミソハギ科サルスベリ属。同定については図鑑の園芸植物大事典(小学館)ほか、ネット検索では関東県内のある農業試験場での栽培データを参照にする。  
 ここでは、次いでにサルスベリの繁殖方法を調べて手慣れた挿し木を実際に試みた。一年生枝15~20㎝を6月1日に17本を鹿沼土におこない、8月8日の時点では3本が発根したようだ、まずまずの活着率だ。フレーム内での春の播種もあるとのことだが、なかなかそこまでは手が回らない。
          
          
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もみじの新緑とその種子

2024年05月18日 06時21分44秒 | ガーデニング・庭づくり
今日は、素晴らしいもみじの新緑とその種子のフォルムのズームアップ画像をアップする。
 これは赤紫色の葉を持つ 猩々野村 というイロハモミジ系の品種だ。昨年の夏過ぎ、植木圃場か店舗の係員かによって芯止めで無残にも先端枝がぶつ切りにされ揚巻きで売られていたもの。今年、やっと新梢を出し格好良くなった。これで自然な樹形に修正できた。
 そして今は、開花後、モミジの特徴とされるプロペラ型の種子をつけている。風散布による翼果ということだ。モミジの種子発芽率もいいとは経験的にも知っている。しかし、しかしながら(?)今は、わたしにとってその微妙な色合い、人工色を排した天然の配色がなんとも素晴らしい。
          
          
          

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秋田蕗のサイズ

2024年04月26日 18時37分31秒 | ガーデニング・庭づくり
わたしにとって何ら生産的な日々ではないが、時日的に日々は過ぎる。自堕落な読書浸りの暮らしの中で、まあ、何だか今年のタケノコ狩りについては、収穫量に恵まれた。それに伴い配分先に忙しなさがあることになるか。
 ここでは秋田蕗を取り上げる、北海道ではラワン蕗。食用としても普通種に劣らず優れているらしい。現在は草丈が葉張り80cm、高さ(葉柄)45cm、株元での茎の太さはマジックインキ大である。わたしは蕗のサイズが巨大化しそうな勢いで内心では危ぶむ、正直なところあわてている。わが庭は極めて手狭である。生育上、露地植えが絶対条件の蕗だ。(将来的には葉の直径が1.5m、葉柄1.0m以上とされている。)
 これは、13号プラ鉢に1年と半年前に入手し植えたもので、この春この大きさになった。わたしにとって蕗の栽培は初めてであったが、最近、身受け先がやっと見つかりほっとしている。
          
          
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クリスマス・ローズの花活け

2024年04月19日 05時29分44秒 | ガーデニング・庭づくり
この間、春雷が鳴り、いきなりシャワー性の大雨がふる。日常感覚としてはなんだか慌ただしくざわざわする、これはこれは、季節の変わり目ということか。
 この頃、知らないうちにわたしの手元に クリスマス・ローズ という花の異なる株が集まった。そこでわたしは繁殖し鉢上げする際に活着を促す目的で花を切除する。(植物自身にとって花を咲かせる、実を結ぶとい作用は負担をかけるので) その結果その花茎だけを生けてみた。この クリスマス・ローズ という宿根性草花はあらためて強権種だと思う。それに加えて、花を活けて気付いたことは意外に花持ちがいいということだ。
          
          
 5品種が集まっているが、このうち知っているのは“ブラックパール”のみだ。ほかは調査中である、人気が出ていて昨今よく見かけるようなったが、生憎と クリスマス・ローズ の品種図鑑がないようなのだ。不満足ながらもインターネットであさるしかないかも。
 ついでに説明すると、画像の中では、早速新しもの好きのわが猫が通りすがりのようにファインダーに入っている。ほほえましい姿態、仕草であるなあ。
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ロドレイアの花

2024年04月18日 04時40分32秒 | ガーデニング・庭づくり
ロドレイア の花をアップする。この花はわたしも初見である。この日、タラの芽やこごみなどの山菜を収穫して公園を横切り、戻る途中にある住宅の知り合いの花好きのおばさんと話し込む。豪奢なローズピンクの下垂する花弁を付ける珍しい花木、その時に ロドレイア を初めて見る。樹姿を見てその場で挿し木が出来ると感じて、早速、挿し穂を作り繁殖をすすめたもの。
           
Rhodoreia championii Hook. ;マンサク科ロドレイア属。ロドレイア。和名:シャクナゲモドキ。 成長は極めて遅く、原産地は中国華南、東南アジア。分類的には常緑小高木。
 【園芸植物大事典5 636頁 小学館】

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山吹の余情、懐かしさ

2024年04月17日 18時06分49秒 | ガーデニング・庭づくり
四月の八日は花まつり、二十四節気では今度の19日は穀雨だ。いよいよ春になるか。
 ここでは山吹の花を掲げる。公園に植栽されている派手な八重咲ではない、山林に自生する野生の一重咲だ。色彩の色名では山吹色として現代でも古来から残っている。画像は一輪挿しである。
          
 わたしには余情というか、幼き日々の光景、田舎では沢筋にふんわりと鮮やかにに咲きほこる灌木である。山吹の花びらは透明感あるすっきりした色合いだ。ちょうど、もみじイチゴ(木苺)がオレンジ色に熟し、そろそろもいで食べられる頃だったろうか。山吹は実も付けず、樹木の樹姿としての賑々しさはない。また山裾にも多く、殊に山道沿いにも見られ、咲いた花びらをさし枝にて突きだすようだ、そしてそこだけは明るくなるのだ。しかし、敢えて花生けに使うほどでもない、供花にもならない。田舎では、用材にも薪にもならず、生活上何の用途にもならないのだ。
 時折り、わたしは和室から庭先をじぃーと見つめる。
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椿の鉢上げ-四海波(中部)

2024年04月09日 18時53分31秒 | ガーデニング・庭づくり
ここでは、椿の実生木を入手したので披露する。
 品種名・四海波(シカイナミ)(中部)はツバキの中の分類としてはヤブツバキ系だが、この品種は花付きも良く強権種のようだ。開花の状態が咲き分けであり、花弁が一本の樹木の中で4種類もあるということがこの品種名の由来か。
 3本の鉢上げに際して、この実生木の特徴である長い直根は側根を促すために、適宜な位置でカットした。生育条件的には土壌は粘質土、半日陰で育てていく。今後、出来れば大きくせずに鉢レベルで育てられればいい。この品種は自然界に多い突然変異種とおもわれるが、わたしの手元では植物分類や系統が分かる学術名は現時点では不明である。

【花】 白地に紅の大小縦絞り、紅や桃地の白覆輪花などが咲き分ける、八重、牡丹咲き、大輪、3月~5月。【葉】広楕円、中型。【樹】立性、強い。【来歴】静岡県幡豆郡吉良町・華蔵寺に古木がある。
 以上、『日本ツバキ・サザンカ名鑑』117頁参照 誠文堂新光社刊
          鉢上げ後
          
          参照図鑑
          
          椿の現況
          
          
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フェイジョア、ブラックベリーの密閉挿し

2024年03月30日 06時45分43秒 | ガーデニング・庭づくり
 この時期は 菜種梅雨 がようやく明けたようだ。気象庁の東京の桜の開花発表は遅れに遅れて昨日か、しかしまだまだ 寒の戻り の心配もある。植物にとって季節の推移も例年になく遅れている、この分では10日ほどか。
 ここではフェイジョア、ブラックベリーの挿し木の途中経過を披露する。ノートの書き込みを見ると、わが家では例年並みに昨年の晩秋11月25日に冬季剪定をおこなったことになる。内容は柿に続いて、フェイジョアも思いきって骨格剪定のようにした。そこでついでに、切った枝葉を用いてどうなるか試しに挿し木をおこなう。ここではバタバタとしたタイミングであったが、用土も含めた密閉挿しの要領である。なみなみと挿し床へ灌水した後に、市の不透明ビニールフィルムのゴミ袋でトロ箱やプランターを丸ごと包み込む。その間一切開けていない、当然水やりもしない。これによって外気温を遮断し湿潤状態を保つことになる。ラッピングを外したのは3月27日、見た感じではどうやら成功したようである。この時点では厳冬期を経て4か月経過している。この樹木の挿し木は、本来は春先、梅雨時が適期とされるのであるが。
 細かい話をすると、挿し穂は先端枝、太枝を取り混ぜて10から15センチの長さにして、挿し床には密にほぼ垂直に挿す。直前に十分に水を吸わせること。発根部位は切断面や節になるだろう。今の時期は発根と共に切口にカルス(癒合組織)が出来ているかどうかが目安である。経験的に発根しているかどうか、活着の度合いは軽く挿し穂を指先で上下して確認する。フェイジョアは20本中18本、ブラックベリーは9本中4本はうまくいっている模様だ。

          

          
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