先日は、ガーデニング教室の活動の一環で植木市場へ行った。ある人のと植栽計画の相談事もかねていたのだが、今はやりの樹木をここでは掲載する。こういう植物は、育て方としては系統や原産地の生育条件に似た環境にすればそんなには失敗しない。
一般的には、入手するとしたら、園芸ビジネスなどの流通上の投機的な面は除くとして、価格の上では樹木の生長が遅いとか、繁殖方法が難しいと値段が高いということになる。
とはいえ、時代・世相も園芸の世界や造園業界も変わったとみえて、最近は樹木のそのネーミングにちょっと困惑する。原種や交配した園芸品種にかかわらず現代はカタカナ表示が格好いいと見えて、英語やラテン語がそのまんまの場合が多いのである。これはなんだか、一過性の名称に感じる。
「花散里」(?)のように、日本語の語感を活かした日本名が下地にあったほうが長い目で見ると、鑑賞上、一般の愛好家に受けられやすいのにと、わたしは思う。
ついでに、わたし自身にとってもこれはという植木を加えた。
「ロードレイア ヘンリー」
「藤波錦」
「麒麟」
ロードレイア ヘンリー: シャクナゲモドキ、レッドファンネル。マンサク科常緑高木。中国雲南省原産。
藤波錦: オオモミジ系・猩々の枝変わり。葉色は濃い紫紅色に紅色掃込み斑が入る。
麒麟: クルメツツジの園芸品種。
ほかには、
エリザベス: モクレン科モクレン属。黄木蓮。 <M・アクマナータ×ハクモクレン>の交配種。
花の色が黄色(クリームイエロー)。黄木蓮の品種としてはほかに 「ワダスメモリー」 、
「金寿」がある。
花散里: カエデ科カエデ属。トウカエデ。 メイプルレインボー。
葉色が季節ごとに七色に変化する。新芽・ピンク⇒乳白色⇒葉脈に緑色が入る⇒少しづつ
全面に緑色が入る⇒初夏・ライムグリーン⇒夏・ディープグリーン⇒秋・紅葉
ヒマラヤヤマボウシ: ミズキ科ミズキ属。ヒマラヤ原産。常緑高木。花の色は純白色ほか。
イチゴノキ: ツツジ科。果実がイチゴのような大きさで赤熟する。
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