うざね博士のブログ

緑の仕事を営むかたわら、赤裸々、かつ言いたい放題のうざね博士の日記。ユニークなH・Pも開設。

銀杏を拾う。

2024年11月30日 04時54分58秒 | 個人の庭・エクステリア
もうすぐ、師走だ。先日近くのお寺でイチョウの銀杏を拾う。冬タイヤ交換に行く途中の、11月26日の午前のことだ。お寺の刀自に声を掛けてから拾っていたら、自身は毎回の掃除について困っているようでついでに皮を剥ぐ作業について水洗いのアドバイスをもらった。帰宅後、悪臭紛々たる銀杏をわたしは自宅の玄関横の流し台でバケツとゴム手袋で何度も繰り返す。滓はゴミ袋内へその上に土を載せて臭いを吸着させる、次に庭の濡れ縁に箕へ並べて天日干しにした。数日後室内へ、これで保存していくのだ。手間暇がかかる。実に、わたしはこういう一連の作業が好きだ?!。
 ちなみに、果実自体は宝石のような美しい翡翠色である。YouTubeによると、電子レンジで紙封筒に入れて30秒ほど炒ることにより、やっと、おでん、茶碗蒸しや混ぜご飯などに調理可能となるらしい。
 ここの果実は粒が大きい。収量は2,3キロ程度か。イチョウのは樹齢的には壮年期か、極めて健全な証拠だ。しかし、この先はどうするか決まっていない。わが家族では家内のみが好物で、余る勘定になるがどこに配るか余計な心配をすることになるだろう。
 現在、このイチョウの樹木調査を継続中である。この先は落葉後に樹体や樹勢を確認しこのブログにアップする予定だ。
          
          
          
          
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最後の柿をもぎ食した。

2024年11月01日 05時54分35秒 | 個人の庭・エクステリア
 11月になり、文化の日に続いて11月7日は立冬だ。
 今年のわが家の柿(甘百目)は不作だ。この春の高温傾向が原因と考えられるが。早速、可憐な四十雀はともかく椋鳥などの野鳥に盗られる前に、最後の柿一個をもいで食した。わたしにとって、今年ばかりは木守柿で残すどころじゃない。今までは美味である熟し柿を手や口の周りをべちょべちょにしてかぶりつくのがわたし流だが、今回は小皿に置きギザギザスプーンでたべてみた。今年はゴマ入りが全然なく種子も少ないのが特徴である。

          
          
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ほかの灌木や草花にギボウシを組み合わせる-2

2024年07月03日 05時32分08秒 | 個人の庭・エクステリア

7月6日は小暑。日々の天候も、梅雨本番になり、じめじめしてきた。わが家でも、昨夕、リビングで初めてエアコンを使う。ここでは、前回は5/21付けの記事で紹介済み、植木鉢やプラスチック鉢の受け皿をもちいたコンテナガーデンだったが、それを今回は配置と組合せを変えたので再度アップしてみる。

 ここではギボウシを組み合わせ他の草花などでしつらえた階段状のアプローチの画像をアップする。組み合わせのコツは鉢自体も含めて他の隣り合う植物との見え隠れ感でしょうか。ちなみに鉢はすべて受け皿の上に乗せている。ほかの多年草や低い灌木を露地植えではなく全てが鉢物でセッティングしたが、この内容はギボウシをメインとするコンテナガーデンということになるだろうか。今回は、種々の多年生植物の開花を主体にしているが、派手気味で多彩な花々に情感あるしっとりした植物景観を目指している。クサソテツなどは代表して野性味ある草花はナチュラル感を醸し出す。全体的にはこれからの入梅期間、初夏や夏を予期させるレイアウトである。むろん、これらの花壇材料は株分けや実生にて自前で増やしたものであり、それらを鉢上げし育成している。

 外壁を背にして、開花を待つガクアジサイ1種、咲いている紫花のムクゲは「大徳寺祇園守」、百合の蕾は強権性のカサブランカである。他の草花は、3株の青花で満開中のアガパンサス(矮性種白花もあり)。丸鉢のクサソテツはリズミカルな丸い草姿を意識してはめ込む。スッキリした紫花の桔梗の叢生、深紅の花などの京風車草2株、それに藤袴2株。ギボウシの順は蕾の状態で左から右へ、芳香性の花を着ける『フレグラントブーケ』、『ジプシーローズ』、『リメンバーミー』の異なる斑入り葉姿の3品種である。
          

 後ろからヒノキ系株の丸仕立て鉢にわが家では猫草も兼ねた風知草。ガクアジサイ2株は花を確認できる。手前方には古典的品種の「紅額アジサイ」。ギボウシは雪見灯籠の火袋部分には大葉で黄金色の『デザイナージーンズ』が淡い紫色の花を咲かし、蕾を持った『グランドプライズ』と合わせて2品種である。他の草花は、中央部に長方形の小さなプランターにクサソテツ3株、斑入り熨斗蘭、紫花のエキナセアである。
          

正面のサインポストの上にはギボウシが3品種「オレンジマーマレード」、「ゴールデンティアラ」、「白カビタン」。これらは淡紫系の花びらを着ける。

          

 サインポスト下の花壇には、一日花の紫花のムクゲは「大徳寺祇園守」が咲きあがる、ガクアジサイは2年目の「ダンスパーティー」、ギボウシは「スーパー寒河江」。

                                   
 ギボウシのそれ以外の品種ごとの単価一覧表や、入手方法は、R6/6/29付けのこのブログで公開しています。(緑字下線部分を左クリックすると、別画面を開くことができます。)
 また、これからはギボウシの育成状況を鑑賞するの良い季節ですので、実地でご覧になりたい方は事前にメールでご連絡願います。
 他の草花や灌木などの単価一覧表や、入手方法は、R6/4/20付けのこのブログで公開しています。(緑字下線部分を左クリックすると、別画面を開くことができます。)
※ご注文、ご質問やお問い合わせは H・P有限会社グリーンワークスのお問い合わせフォームにてお願いいたします。サイトが展開しない場合は直接メールで  うざね博士 hah05551★ams.odn.ne.jp  にて受け付けます。(ご利用の際は★を@に変更してください)

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カタルパという樹木

2024年05月26日 17時56分38秒 | 個人の庭・エクステリア

 先日、読売新聞紙上で九州の久留米かどこかの読者の投書があった。その内容は学校の校庭にカタルパという樹木があり、びっしり白い花が咲いた。それが爛漫と咲いたという。非常に思い入れが強い内容であった。明治時代に、この樹木は同志社大学の創立者の新島襄がアメリカから持参して各地に配ったという由縁があるそうだ。
 わたしの散歩コースには、住宅地傍に植木屋の植木溜めがあり珍しい樹木がぎっしりである。この間ここでこのカタルパの満開に出くわした。その遠望する画像を以下にアップする。
 身近にも調べてみた。
 Catalpa bignonioides :ノウゼンカズラ科キササゲ属。北米東南部の原産。落葉広葉樹。和名はアメリカキササゲ。漢名では木大角豆。喬木。
 カタルパなどと音節的に馴染めにくいが、このラテン語表示で日常は言い交されているらしいが、実は日本では公共の場、特に学校に多くある。このキササゲはみんなアメリカキササゲではないかと思われる。この樹木は桐の葉に似て、果実は数10センチにもなり細長くぶら下がる。
          
          
          
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ほかの灌木や草花にギボウシを組み合わせる。

2024年05月21日 04時44分17秒 | 個人の庭・エクステリア
日々の天候も、最近は走り梅雨の陽気がじんわり進み、入梅に向けて周りの雰囲気が潤み肌に空中の湿度感も出て来た。
 ここでは実例としてギボウシを組み合わせ草花などでしつらえた、階段状のアプローチの画像
をアップする。組み合わせのコツは鉢自体も含めて他の隣り合う植物との見え隠れ感でしょうか。ほかの多年草や低い灌木を露地植えではなく全てが鉢物でセッティングしたが、これはギボウシをメインとするコンテナガーデンということになるだろうか。
 今回は、季節柄グリ-ン一色で濃淡があり派手さがなくて、情感あるしっとりした植物景観を目指している。クサソテツなどは代表して野性味ある草花はナチュラル感を醸し出す。全体的にはこれからの初夏や夏を予期させるレイアウトである。
 むろん、これらの花壇材料は自前で増やしたものであり、それを鉢上げし育成している。

 外壁を背にして樹木は赤紫色の葉の猩々野村、斑入り雪柳(フジノピンキー)、開花を待つガクアジサイ2種、百合は強権性のカサブランカである。他の草花はアガパンサス(矮性種もあり)、斑入り日々草。丸鉢のクサソテツはリズミカルな丸い草姿を意識してはめ込む。ギボウシの順は左から右へ、『ジプシーローズ』、『クインシージョセフィーヌ』、『金閣』、『グランドプライズ』『ジューン』の異なる葉姿の5品種である。
          

 後ろからヒノキ系株の丸仕立て鉢にわが家では猫草も兼ねた風知草。ガクアジサイは蕾を確認できる。ギボウシは雪見灯籠の火袋部分には大型品種の『スパルタカス』が既に小ぶりな蕾を持ち、『フレグラントブーケ』、大葉で黄金色の『デザイナージーンズ』、札落ちの『ぼた斑品種』は合わせて4品種である。
 他の草花は、中央部に長方形の小さなプランターにクサソテツ3株、斑入り熨斗蘭、白花のクリスマスローズ、大文字草である。
          

 ギボウシのそれ以外の品種ごとの単価一覧表や、入手方法は、R6/5/6付けのこのブログで公開しています。(緑字下線部分を左クリックすると、別画面を開くことができます。)
 また、これからはギボウシの育成状況を鑑賞するの良い季節ですので、実地でご覧になりたい方は事前にメールでご連絡願います。
 他の草花などの単価一覧表や、入手方法は、R6/4/20付けのこのブログで公開しています。(緑字下線部分を左クリックすると、別画面を開くことができます。)
※ご注文、ご質問やお問い合わせは H・P有限会社グリーンワークスのお問い合わせフォームにてお願いいたします。サイトが展開しない場合は直接メールで  うざね博士 hah05551★ams.odn.ne.jp  にて受け付けます。(ご利用の際は★を@に変更してください)
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アキタブキ(秋田蕗)です。

2023年04月30日 04時42分53秒 | 個人の庭・エクステリア
 
 これはあるところに放置されていて、この間、入手したアキタブキ(秋田蕗)です。キク科フキ属。葉形は雨傘くらいの大きさになる。草丈は2.0m 葉の直径1.5m。この植物は非常に強権種で地下茎で伸びて簡単に発根して広がる。植え付けは、東北地方の農家では珍しくないようだ。
 より巨大な草姿の蕗は、突然変異種と思われるラワンブキ(螺湾蕗)は、世上、北海道の足寄町のラワン川あたりの道東地方が良く知られているが、もとはアキタブキであるらしく原種よりも何割増しかに巨大化するらしい。これらは普通種のフキと比較して春から夏にかけて急速に生長する。両方とも立派な野菜としての商用作物だ。
 ラワンブキの草丈は人間の背丈をはるかに凌駕する。なんとなんと、草丈は3.0m 、食材になる茎は直径10.0cmだ。食用としては大株だからなんとなく大味の気がするが、実は普通種のフキと同じ食味であるらしいのだ。いつか食べたいもの。しかも茎が太いものであるから収量的に好ましい。
          
          
          
          
          
            今年の4月
          
          
            昨年の5月

 自然に生育させるには、適地として河川や池沼敷、地下水位の高いところが植栽に向いているようだ。
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マメガキの鉢上げ

2023年04月29日 04時40分23秒 | 個人の庭・エクステリア
 ここではマメガキの鉢上げを行ったので記したい。これは実生の苗木である。
 わたし自身は、将来形として幹を太らせて着果した盆栽仕立てを考えている。場所もないのでとりあえず3本を大きいポットに寄せて植える。東北での少年時代への郷愁か、めっきり寒くなりあの晩秋の初霜の降りる頃、小ぶりな果実が食べごろに赤黒く色づいた光景にあこがれるのだ。
 パソコンでのWikipediaでは以下の通り。
・Diospyros lotus (英名Date plum) 
 カキノキ科カキノキ属 別名シナノガキ、コガキ、ブドウガキ 中国原産の帰化種。雌雄異株であるが授受粉がスムーズになされるようだ、また、このカキからは貴重な柿渋が採取される。ちなみに、アメリカではpersimmonと言い、品種的(?)に黒柿や白柿が材が固くて堅牢な性質なので銘木扱いであった。かつてはゴルフクラブのウッドのヘッド部分に用いられた。
 以下に、秋の実りから初春の成木と苗木を植え付けた画像を羅列する。
          

          

          

          

          

          

          

          
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珍しい樹木・アブラギリ(油桐)です。

2021年09月13日 05時47分47秒 | 個人の庭・エクステリア
9月に入り、相変わらずコロナは猖獗を極めている。これからの先が見えるかどうか。しかし、わたし個人は、東シナ海で発展しつつある台風14号の行き先を案じている。この連休に二人だけの観光旅行を予定。18日に飛行機が福岡に向けて成田空港を飛ぶかどうかである。

 それはともあれ、現場内で珍しい樹木一本を確認したのでアップする。
アブラギリ(油桐):トウダイグサ科 落葉高木 西日本、中国に自生とされている。白花、果実内の種子は塗料や印刷インク、油紙に利用される。寸法形状はH6.0 C 0.51 W5.0である。実物はわたしは何十年も前に茨城県つくば市内の 森林総合研究所 の実験林で見て以来だ。おおっと、なんだか懐かしい。根元周囲には発芽した子株が見てとれる。

         

         

          

         

         
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今咲いている花を・・・

2021年06月09日 10時17分05秒 | 個人の庭・エクステリア
今日はいい陽気。庭をしばらく見ずに九州に行くので、ここで、今咲いているわが家の花をアトランダムにアップする。撮影日時:令和3年6月8日
        
           
            買ってきたベコニアとペチュニア
           
           イヴちゃん
           
           ヒペリカムヒデコート
           

           
           キュウリの花
           
           つるありインゲンの花
           
           フェイジョア(クーリッジ)
            
           秋海棠
           
           ガクアジサイ(カメレオンハイドランジア)
           

           
           ホタルブクロ
           
           ブルビネ(花アロエ)
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樹木の冬囲い

2021年01月12日 07時15分52秒 | 個人の庭・エクステリア
ここでは前回に続いて新潟県中越地方の民家を主体に樹木の冬囲い光景を載せる。厳しい気象条件の中で植物を大事にする心情がほの見える。ここ都市部では1.5から 2.0mの積雪量を見込む。時候的には11月中旬、いよいよこれから積雪シーズンを迎えるころだ。ちなみに道路の路傍の緑地には除雪スペース確保の為に小さな街路樹しかない、従って冬以外はのっぺらぼうの空間になる。
            

            

            
                        
            
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珍花、珍木ですが、どうぞご覧を。

2020年10月26日 10時28分00秒 | 個人の庭・エクステリア
やっと秋晴れ、こちら関東でも晩秋の気候だが、これから、身近な自然ではどんな風な紅葉が見られるか。時季は日照時間も短くなり寒暖差は確実に大きくなり、今までの春先からの気象がどういう風に葉を染めていくのか。
 ともあれ、先日アップしたチューベローズに続き、ここでは最近入手して育成中の植物を掲げる。

          
大花オケラ:中国東北部原産 紫花 薬草
           
ブルビネ サンセットオレンジ:南アフリカ原産 黄花 (ハナアロエ)
          
ヒマラヤゴヨウマツ:これは樹木医の先輩が昨年ネパール旅行にて採実し播種した発芽株で、大王松のような松葉をつけるらしい。また、鮮やかに紅葉?するらしいが、ひょっとしたら落葉性か、いずれ今後判明するだろう。ブータンマツとも言う。
          
コニファー、ある人から十数年前にアメリカのボストンで採取した枝をもらって挿し木で育成したら、発根し樹高2.5mに伸びた。
          
おまけ! 近所の住宅造成放棄地で今朝見つけた赤実のガマズミを花瓶に生けたら、早速、怪しいものと思ってわが猫イヴが嗅ぎまわっている。
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ガクアジサイの花をアップする。

2020年06月15日 05時21分15秒 | 個人の庭・エクステリア
この間、ある路傍でガクアジサイの花を入手、披露したい。花梗が長くて装飾花が二段咲きに見える。
 いまさらアジサイ図鑑を求めるまでもなく、安直にWEB上の検索での品種名では似ているので、仮に ≪城ケ崎≫ としておく、確定ではない。現代では ≪ダンスパーティー≫ が流行っているそうな。無論、園芸品種と思われます。開花後は挿し木を予定。
               
           
 こちらは、わが家の庭で25年以上経つガクアジサイで ≪カメレオンハイドランジア≫ になる。この花は時期的にいいお土産が浮かばなくて、昨年の神奈川県箱根湯本温泉での古希の中学の同窓会に大量の切り花を持ち込んだ。あの時は参加者たちが持て余し気味の中で園芸好きの人に貰っていただいたが、上手く殖やせただろうか。みんなは東北の田舎からはるばる集まったのだ。しかも、今回は人生最後の同窓会である。          
         
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さくらの花も咲いている。

2020年03月03日 04時59分02秒 | 個人の庭・エクステリア
のち わたしにとって2月は業務的に大変忙しくしていた。主に書類の作成、整理など。なんと、日数の少ない2月に休出が4日間だ。
 それはさておき、ここではわが仕事先の団地のさくらの花をアップする。撮影は2月28日。これは早咲きの珍しい品種になるか、おかめ という園芸品種名は、あのお面から付けられたようだ。以下に画像を載っける。

           

           

           

           
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北鎌倉の庭園工事

2019年11月05日 17時25分47秒 | 個人の庭・エクステリア
先日来、樹木医会の一泊研修が鎌倉や横浜に予定されていたので、かつてわたしが手掛けた北鎌倉の邸宅庭園は候補対象にどうかと検討した。9月初め、都内に出るついでに行った現地の庭の状況は画像の通りだが現在は住んでいるかどうかは不明である。如何せん、庭は荒れているようだし樹木は伸び放題、維持管理がおろそかになっている。竹垣は朽ち果てたか。
 竣工は昭和63年2月12日、すでに年月は31年が経過したことになる。この庭の意匠は凝りに凝ったもので落葉樹の株立ちや山野草を配したテラスは玄昌石の方形貼りに坪庭や中庭もある。アプローチは蛭川御影石の切石敷きで門から玄関へ斜行させた。竹垣は大徳寺垣、網代垣、大津垣に創作の変形四ツ目垣それに袖垣。化粧砂利数種を使い、役石は様々だが石組や飛石は根府川石である。思い起こすと、京風を加味し英語グラフ誌のデザインを参照した和洋折衷式のモダンなガーデンデザインを意図としたもの。外構・庭園工事費は2,700万円である。ひっくるめた建物の価格は5億5千万円で売り出したがなかなか売れなくて最終的に4億円を切る値段で売れたらしい。
 わたしは、そのあまりの様変わりにやや茫然自失の体であった。
 あの頃はバブル景気直前の頃だ、そうかそうか、当時のわたしは、作庭のデザイン力に自信満々の怖いもの知らずの38歳であったのだなあ。
 以下に現在の画像と古い販売資料や図面、写真を探し出し、Before Afterのように羅列する。

    Before
          
          
          
          
          

    After
          
          
          
          
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熱帯果樹とミモザアカシアの発芽。

2018年07月18日 09時32分37秒 | 個人の庭・エクステリア
もう少しで時候は 大暑 だが、うだるような暑さが続く。今、わが家は塗装工事で庭は足の踏み場もないほどの混乱状態、それでもわたしは執念のように植物への散水を怠りない。(室内は温室状態だ。)
 そのなかで、わたしは待ちかねた植物の発芽が確認されたのがうれしい。


近所からミモザアカシア(フサアカシア)の果実をもぎ播種したら2本ほど発芽した。発芽促進の為に熱湯15分、一日水浸処理をした。それから6/19に播種、7/12に発芽する。発芽率は悪い方だろう。ミモザアカシアは、挿し木が失敗しやっと播種による増殖に成功した。


 これは台湾からの トックリキワタノキ で樹上に綿の花をつける。
 

 同じく台湾からの マンゴー の野生種。あの、市場へ出回っている園芸種ほどではないが甘くておいしい。
 

左側ートックリキワタノキは5/22に播種し伸び続ける。 右側ーマンゴーはずいぶん遅れて発芽を確認したが初めは大柄な銅葉を付けている。

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