うざね博士のブログ

緑の仕事を営むかたわら、赤裸々、かつ言いたい放題のうざね博士の日記。ユニークなH・Pも開設。

10月21日のホスタミニガーデン

2024年10月22日 05時32分07秒 | 自作のホスタガーデン
先日、思いついて、二ヶ月ぶりにホスタガーデンを見に行ってきた、当日は曇り。除草はそこそこおこなわれていたが、デザイン的に構成を考えて補植した百日紅と蠟梅が根際からカットされていた。まことに残念な話、管理業者が清掃業者ではなく造園会社が作業したとおもわれるが、植木職人には小さな植物や草花に無知な手合いが多いのが現状であり、わたしはひどく落胆した。この間のギボウシ最高の『寒河江』の品種の盗掘もある。ガーデンと花壇、園芸と造園は分野が違うとでも言うべき実態、なのかな。もとより、担当者次第だが管理会社には期待すべくもない。造園業者には文句を言わなきゃなあ。
 
撮影日:10月21日午後2時半頃
          
          
          
          
          
                    
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吉高の大桜の樹勢回復作業

2024年10月12日 05時42分02秒 | 樹木医の日々片々
この大桜は関東ローム層にて変異種が多く見られる自生種のヤマザクラで、今春の桜満開時に活力調査を実施し、その後守る会主催の地元説明会を開いた。次いで、昨秋の樹幹や樹姿の調査を踏まえて、この6月に有志の樹木医が大桜枯枝剪定業務などの樹勢回復作業をおこなった。所在地は千葉県印西市、開花時には県内では観光資源としても貴重なものになっている。
 当時、この作業を地元の市民ケーブルテレビが取材した。この内容が結果的にYouTubeにアップされたので、遅まきながらここに紹介する。興味のある方はクリックしてご覧ください。
    https://youtu.be/EmkQnUgmGOc


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保阪正康の『自伝の人間学』について

2024年10月06日 14時32分55秒 | 自分史・出版のこもごも

 自分史や自伝物で、今までわたしが読んだなかでは秀抜な本は次に上げるもの。これは〈全裸監督〉を除きほぼ本人の直筆と思われる、フィクションまみれの自叙伝や評伝ではない。関心のある方にぜひお奨めしたい。
・高橋是清自伝(上下)上塚司(編) 中公文庫
・「自分史の書き方」 立花隆 講談社学術文庫
・福翁自伝 福沢諭吉 講談社学術文庫
・逸翁自叙伝 小林一三 講談社学術文庫
・フランクリン自伝 松本真一・西川正身訳 岩波文庫
・忘れ残りの記 吉川英治 文藝春秋
・安売り一代 安田隆夫 文春新書
・全裸監督ー村西とおる伝 本橋信宏 新潮文庫

 それはさておき、ここでは、保阪正康の『自伝の人間学』(自伝の書き方・改題・新潮文庫)について触れる。以前も自分史については、このサイトでは左欄のカテゴリー【自分史・出版のこもごも】で区分し触れているが、たまたま読んだこの文庫本『自伝の人間学』が面白い。色々な業界ごと分野ごとに論じているのだが、それらをわたしの好みでピックアップ。わたしは次にはこれを読むぞ!とまとめてみた。これらは明治以来の国内の著述、口述を含むかもしれぬがゴーストライターがいる訳でもなく、正真正銘の自著とされるものばかりである。また、他者による伝記や評記本とも異なるので留意を願う。

・大戦外交の手記--時代の一面 東郷茂徳 中公文庫
・田中正造昔話 田中正造 岩波書店
・父の履歴書 保阪正康 立風書房
・私の昭和史 末松太平 みすず書房
・私の聖書物語  椎名鱗三 中公文庫
・ある青春の軌跡 鈴木智子 女子パウロ会
・何が私をかうさせたか 金子ふみ子 春秋社
・遠いうた 徳川元子 文春文庫
・森繁自伝 森繫久彌 中公文庫
・びんぼう自慢 古今亭しん生 ちくま文庫
・旅人 湯川秀樹 角川文庫
・本多静六体験八十五年 本多静六 実業之日本社
・私の野球生活 風雲の軌跡 三原脩 東亜出版社 ベースボールマガジン社
・雨夜譚 渋沢栄一 竜門社
・ミニヤコンカ奇跡の生還 松田宏也 ヤマケイ文庫
・屛風岩登攀記 石岡繁雄 あるむ 中公文庫
・蘇峰自伝 徳富蘇峰 中央公論社
・ある心の自叙伝 長谷川如是閑 朝日新聞社
・湛山回想 石橋湛山 毎日新聞社 岩波文庫
・政治わが道 藤山愛一郎
・滝山コミューン一九七四 原武史 講談社
・自民党幹事長室の30年 奥島貞雄 中公文庫
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早い柿の剪定

2024年10月03日 04時47分56秒 | ガーデニング・庭づくり
既に10月に入った。来たる8日は『寒露』か。一週間前までは酷暑であったが、その頃がそれこそ、海流で言えば潮目、季節の変わり目であったらしい。時候も暦も、今年もあと三ヶ月。
 この間、わが庭木の柿の剪定をおこなった。例年より一か月半も早いのは落ち葉清掃が面倒になったからである。ここは道路に面していて雨や風により散り敷くように路面に落ち葉がたまり掃除が大変だ。通例、一日に数回はおこなう。やたら枝葉のみ繁るのだ。総着果量は40個ほどか。例年だとこれにプラス100個の収穫量はある。今年の着果数が少ないのは5,6月の高温傾向が続き着花数が少なかったせいか。短い梅雨は関係ないかな。柿類はこの辺では不作気味なのか。おかげ!で、この分では近所ほかへお裾分けに駆けずり回ることもなさそうだ。
          
          
 脚立をかけて木に登り、作業は3時間位か。わたしの場合は、今までの経験上、庭木用のはしごや三脚は使わずにおこなうのだ。発生枝葉は、30ΦでL50㎝で2束は一般ゴミに出す。葉や小枝などは有機肥料にするために25ℓ入り培養土空き袋1袋に圧縮気味に詰め込む。次に袋の開口部を密封するように逆さまに置きその上にレンガなどの重石を置く。そして発酵させていく、私流の園芸用の堆肥にするのだ。これは安直だがわたしが長年かけて編み出した堆肥製造方法で、米ぬかが手元にあれば混ぜるに越したことがない。
 品種名は甘百目(江戸一)、ちなみにサイズは芝付周0.48、樹高4.0、葉張り2.0と言ったところか。さらに付け足すと、この柿の木の苗は千葉市内のホームセンターでもとめた。根巻き苗は2~3年生若木を台木にし接ぎ木をされている。それを引っ越しの翌年の1992年に記念として庭に植栽したから、樹木としての経年は樹齢35年になるだろうか。

 次はいよいよ近所のコブシ伐採ほかの大剪定作業が待っている。期間は、取りあえず一人で4日間の予定である。
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