ヴァニラ・アイスはプラチナの夢をみるか?

サンプル数一人の話。日記、アニメの感想などを独りよがりに書いてます。

『攻殻機動隊STAND ALONE COMPLEX The Laughing Man』を見た

2012-09-26 11:58:44 | アニメ・特撮系
サイバーパンク刑事アニメ『攻殻機動隊STAND ALONE COMPLEX The Laughing Man』を今さらUMDで購入しました。なぜ、今さらUMD?なのかというのは次回に置いておきまして、今回は『攻殻機動隊STAND ALONE COMPLEX The Laughing Man』の感想を書いておきます。

この作品はTVアニメシリーズ『攻殻機動隊STAND ALONE COMPLEX』の”笑い男事件”エピソードを抽出して再編集したいわゆる総集編アニメです。といってもこの作品のための新作カット、新規アフレコも一部施されています。

さてさて、”笑い男事件”はTVシリーズ26話中12話をかけて描かれて連続エピソードなワケですが、間に一話完結の独立エピソードを挟んでいくので事件の流れがわかりにくかった印象がありました。

その点、この作品は”笑い男事件”だけを描いているのでそういった部分のわかりにくさがなく、どっぷり”笑い男事件”を楽しめます。TVシリーズを見てわかりにくかったところを復習するにももってこいですね。

とはいっても12話分を158分にまとめるためにカットされた部分もあり、TVシリーズを知る者としては「あのシーンがない」「あのセリフが変えられてる」と少し寂しい気持ちもありました。

特にタチコマの描き方には不満があります。彼らの登場シーンが大幅にカットされていて、どう成長していくのかを描かずしてラストの戦闘シーンの感動が全然違うと思うんだよなぁ・・・。


ツミコレ タチコマニア
ハピネット
ハピネット

タチコマとは公安9課が保有する”考える”戦車。自ら思考し自律的に行動することができるAI搭載のため次第に個体化していき、喋り方・仕草などが個性的になっていきます。

それから物語の進行重視のため説明的なシーンがカットされているようで攻殻機動隊ビギナーには逆にとっつきにくい印象がありますね。

とは言っても作画面はもとより、脚本、演出はさすがで、特に脚本の良さは2000年代随一のアニメ作品と言えるでしょう。

物語全体も未来社会を描いていながら、現代でも起こりうる事象が多い(実際におきた事件を下敷きにしている)でリアリティがあり、軍事・政治などの要素も取り入れているので大人が見ても十分に楽しめる作品となっていますね。

攻殻機動隊には興味があるものの「アニメを26話見る余裕ないんだよね」という方はこの作品から見たらどうでしょう?これだけ見ても攻殻機動隊の良さを認識することはできますし、もっと興味が湧いたらTVシリーズに手を出したらいいのです。

EMOTION the Best 攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX The Laughing Man [DVD]
田中敦子,阪 脩,大塚明夫,山寺宏一,仲野 裕
バンダイビジュアル



攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX [Blu-ray] 北米版 日本語音声可
Manga Video
Manga Video


攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX The Laughing Man (UMD Video)
田中敦子,阪 脩,大塚明夫,山寺宏一
バンダイビジュアル


『攻殻機動隊STAND ALONE COMPLEX The Laughing Man』は2005年作品ですが、元々のアニメは2002年なんだよな~。全然古さを感じない!いや」、最近のアニメが退化しとるんちゃうか?

おもしろかったらポチっとなとお願い!
日記@BlogRanking

にほんブログ村 アニメブログへにほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする