ゲームセンターCX#290「スペースチャンネル5(DC版)」の感想
挑戦ソフト『スペースチャンネル5(DC版)』
1999年12月16日にセガ(後のセガゲームス)からドリームキャストで発売された音楽ゲームです。『スペースチャンネル5』というタイトルですが、シリーズ5作目という訳ではなく作中に登場する架空の放送局「スペースチャンネル5」の名前に由来しています。いわゆる音ゲーですが、シューティングゲームとアクションゲームの要素も含んでいます。新人リポーター「うらら」がダンスと音楽で世界を救うという一見バカゲーっぽいのですが、ゲーム自体は作りこまれており、主人公うららのみならず、個性的なキャラクターが多数登場しゲームの世界を盛り上げてくれます。そして何より聴き応えのあるハイセンスな楽曲の数々は好評を博し、世界的に有名なシンガーソングライター&ダンサーのマイケル・ジャクソンがゲスト出演した事でも話題となりました。キャッチコピーは「音楽とダンス、そしてゲームを愛する全ての人へ。」。後にPS2にも移植されました。
ストーリー
時は25世紀、宇宙から突如「モロ星人」が侵略してくる。モロ星人は、浴びると体が勝手に踊り出してしまう謎の光線を発射し、地球人をパニックに陥れる。この一大事をキャッチしたのが、宇宙放送局「スペースチャンネル5」。視聴率の低迷と人材不足に悩んでいたチャンネル5は、視聴率を挽回すべく新人リポーター「うらら」を起用し、モロ星人が出現した現場へ突撃レポートを開始する。第一の現場であるスペースポートでのレポートの最中に、不思議な現象が起こる。「アップ、ダウン…」というモロ星人のステップに対し、うららがステップを返すとモロ星人は倒されてしまう。次々とステップを返すことで踊らされていた人々は解放され、それにつれ視聴率も急上昇。ディレクターは即座にうららの続投を指示する。こうしてモロ星人を倒し人類を救う役目は、新人リポーターうららに託されたのだった(Wikipediaより引用)。
スペースチャンネル5(DC) うらら登場!の巻
アップ、ダウン、ライト、レフト(↑↓←→)とAB(や○×)ボタンを駆使して、相手のダンスを模倣していくシステムです。そればかりでなく時には銃で相手を倒したり、踊らされた一般人を救出ビームで助けたりとシューティングの要素も取り入れられています。
ゲームは「テレビ中継リポート」の形を取っており、踊りを完璧に決めると段々とシチョーリツ(視聴率)が上がっていくのですが、ミスすると視聴率が下がっていき、遂には番組打ち切りとなってしまいます。
ステージ構成は4。各ステージには個性的なボスキャラたちが待ち構えています。
さて、今回は番組史上初のドリームキャスト(以下DC)での挑戦となりました。
DCの初登場に浮かれる課長はいいとものレギュラー時代にセガの湯川専務から出演者全員にDCを配っていたらしく、絶対ゲームで遊ばないだろうタモリさんにも渡していたというエピソードを披露しました。
湯川専務CM集
湯川専務懐かしいなぁ~。まさかロボピッチャのCMにも出演されてとは!
それはさておき有野課長、本作が苦手な音楽ゲームということを忘れているのか?挑戦ソフトの『スペースチャンネル5』を遊んだことがあると余裕をみせます。
主人公うららの過激なコスチュームにCGなのに思わずパンチラを期待してしまう課長の前途は明るいのでしょうか?
ちなみにステージ2からうららのコスチュームが変わりパンチラがなくなったことにがっかりする有野課長でした。
感想
ゲームセンターCXと音楽ゲームとの相性の良さは過去回にて証明済ですが今回も神回になりました。
そもそも挑戦ソフトの『スペースチャンネル5』が名作ゆえに観ていて楽しいこともありますが、それに加え今回の有野課長のツッコミやぼやきがすごく冴えてました。
例えば・・・。
ライバルTV局とのダンス対決で連続して失敗してしまうと救出した地球人がパニックになってしまうのですが、その地球人の足の動きに注目して「ガクガクやん全員」と間髪入れずのツッコミには感心しました。
さらに声で”うらら”ご本人も登場したり、ゲームセンターCXで結成されたメッセメッセクラブの楠田さん(ガスコインの人だと思いますが誰だっけ?)が登場して助っ人したり、音楽ゲーム恒例の課長のコスチュームチェンジもあったりして盛りだくさんの内容でした。
ワタクシが選ぶ今回の名シーン&名言
ラストステージでのイビラとのダンス対決にて、イビラのリズムが裏拍で始まるため課長が大苦戦するのですが、そこへ助っ人の楠田さんからイビラ攻略のヒントがもたらされます。
「裏からいけるように気持ち”ウ”って言っていただければ」とのこと。楠田さんによると有野課長はいきなり”ドン!”とスタートしていたのでイビラ戦については”ウ”と言ってから”ドン!”とスタートするようにとの意図なのです。
ゲームの前に課長とリズムの確認をするのですが、”ドン!”にとらわれ過ぎた楠田さんは「ウドン」(正確にはウッドンでしたが・・・)と言ってしまうのです。
それには課長も「うどん食べたんか」と鋭いツッコミをしておられました(笑)。
それからネタバレになるので詳しく書けないのですが、「黒柳さ~ん!」は元ネタを知らないけれど何故だか爆笑しました(笑)。
この他にはたまゲーでは「駄菓子げん」さんが紹介されていました。
駄菓子屋取材ならではの地元の子供いじりが爆発。いいキャラの小学生が登場するだけで番組が楽しくなりますね。
それからミニコーナー「うどんが茹であがるまで」も相変わらずの面白さでした。
今回のアイテムは「ストリートファイター2 PPカード」でした。
もう一つは「スーパーマリオワールド マグネット 連続当」でした。
どちらも駄菓子屋で一回20円で販売されていたそうです。スーファミ時代には中学生になっていたのでこのアイテムのことは初めて知りました。こういうアイテムが発売されていたこと、駄菓子屋で買えたことに古き良き時代を懐かしく思う今日この頃でした・・・(遠い目)。
それにしても散々挑戦したスーマリワールドなのに”マントマリオ”の存在を忘れている課長って・・・・。
さあて、今回のうどんは「氷見うどん」が紹介されていました。
富山県氷見市周辺の郷土料理とのことで、日本3大うどんの一つに数える人もいるそうです。番組によると麺生地を細くなるまで引きのばす「手延べ」製法で作られるうどんのことで、強いコシと粘りがありのどごしの良さがあるとのこと。
映像からも伝わる美味しさに魅了されました。富山県に行った折にはぜひ食べたいうどんになりました。
ハイクオリティでハイセンスであるからこそ”突き抜けたバカゲー”として成功したのでしょうね~。
2019年現在ではドリキャス版、PS2版ともに実機で遊ぶしかない状況。ゲームそのものはかなり楽しそうなので今回の挑戦で一度は遊んでおきたいゲームになりました。
『スペースチャンネル5 VR あらかた★ダンシングショー』 プロモーションビデオ
ちなみにシリーズ最新作がPSVRで来年2020年に発売されるとのことです。これは楽しみですね~。
いよいよ20日に発売!たのしみですね!
ということで今回はここまで、次回乞うご期待!
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挑戦ソフト『スペースチャンネル5(DC版)』
1999年12月16日にセガ(後のセガゲームス)からドリームキャストで発売された音楽ゲームです。『スペースチャンネル5』というタイトルですが、シリーズ5作目という訳ではなく作中に登場する架空の放送局「スペースチャンネル5」の名前に由来しています。いわゆる音ゲーですが、シューティングゲームとアクションゲームの要素も含んでいます。新人リポーター「うらら」がダンスと音楽で世界を救うという一見バカゲーっぽいのですが、ゲーム自体は作りこまれており、主人公うららのみならず、個性的なキャラクターが多数登場しゲームの世界を盛り上げてくれます。そして何より聴き応えのあるハイセンスな楽曲の数々は好評を博し、世界的に有名なシンガーソングライター&ダンサーのマイケル・ジャクソンがゲスト出演した事でも話題となりました。キャッチコピーは「音楽とダンス、そしてゲームを愛する全ての人へ。」。後にPS2にも移植されました。
ストーリー
時は25世紀、宇宙から突如「モロ星人」が侵略してくる。モロ星人は、浴びると体が勝手に踊り出してしまう謎の光線を発射し、地球人をパニックに陥れる。この一大事をキャッチしたのが、宇宙放送局「スペースチャンネル5」。視聴率の低迷と人材不足に悩んでいたチャンネル5は、視聴率を挽回すべく新人リポーター「うらら」を起用し、モロ星人が出現した現場へ突撃レポートを開始する。第一の現場であるスペースポートでのレポートの最中に、不思議な現象が起こる。「アップ、ダウン…」というモロ星人のステップに対し、うららがステップを返すとモロ星人は倒されてしまう。次々とステップを返すことで踊らされていた人々は解放され、それにつれ視聴率も急上昇。ディレクターは即座にうららの続投を指示する。こうしてモロ星人を倒し人類を救う役目は、新人リポーターうららに託されたのだった(Wikipediaより引用)。
スペースチャンネル5(DC) うらら登場!の巻
アップ、ダウン、ライト、レフト(↑↓←→)とAB(や○×)ボタンを駆使して、相手のダンスを模倣していくシステムです。そればかりでなく時には銃で相手を倒したり、踊らされた一般人を救出ビームで助けたりとシューティングの要素も取り入れられています。
ゲームは「テレビ中継リポート」の形を取っており、踊りを完璧に決めると段々とシチョーリツ(視聴率)が上がっていくのですが、ミスすると視聴率が下がっていき、遂には番組打ち切りとなってしまいます。
ステージ構成は4。各ステージには個性的なボスキャラたちが待ち構えています。
さて、今回は番組史上初のドリームキャスト(以下DC)での挑戦となりました。
DCの初登場に浮かれる課長はいいとものレギュラー時代にセガの湯川専務から出演者全員にDCを配っていたらしく、絶対ゲームで遊ばないだろうタモリさんにも渡していたというエピソードを披露しました。
湯川専務CM集
湯川専務懐かしいなぁ~。まさかロボピッチャのCMにも出演されてとは!
それはさておき有野課長、本作が苦手な音楽ゲームということを忘れているのか?挑戦ソフトの『スペースチャンネル5』を遊んだことがあると余裕をみせます。
主人公うららの過激なコスチュームにCGなのに思わずパンチラを期待してしまう課長の前途は明るいのでしょうか?
ちなみにステージ2からうららのコスチュームが変わりパンチラがなくなったことにがっかりする有野課長でした。
感想
ゲームセンターCXと音楽ゲームとの相性の良さは過去回にて証明済ですが今回も神回になりました。
そもそも挑戦ソフトの『スペースチャンネル5』が名作ゆえに観ていて楽しいこともありますが、それに加え今回の有野課長のツッコミやぼやきがすごく冴えてました。
例えば・・・。
ライバルTV局とのダンス対決で連続して失敗してしまうと救出した地球人がパニックになってしまうのですが、その地球人の足の動きに注目して「ガクガクやん全員」と間髪入れずのツッコミには感心しました。
さらに声で”うらら”ご本人も登場したり、ゲームセンターCXで結成されたメッセメッセクラブの楠田さん(ガスコインの人だと思いますが誰だっけ?)が登場して助っ人したり、音楽ゲーム恒例の課長のコスチュームチェンジもあったりして盛りだくさんの内容でした。
ワタクシが選ぶ今回の名シーン&名言
ラストステージでのイビラとのダンス対決にて、イビラのリズムが裏拍で始まるため課長が大苦戦するのですが、そこへ助っ人の楠田さんからイビラ攻略のヒントがもたらされます。
「裏からいけるように気持ち”ウ”って言っていただければ」とのこと。楠田さんによると有野課長はいきなり”ドン!”とスタートしていたのでイビラ戦については”ウ”と言ってから”ドン!”とスタートするようにとの意図なのです。
ゲームの前に課長とリズムの確認をするのですが、”ドン!”にとらわれ過ぎた楠田さんは「ウドン」(正確にはウッドンでしたが・・・)と言ってしまうのです。
それには課長も「うどん食べたんか」と鋭いツッコミをしておられました(笑)。
それからネタバレになるので詳しく書けないのですが、「黒柳さ~ん!」は元ネタを知らないけれど何故だか爆笑しました(笑)。
この他にはたまゲーでは「駄菓子げん」さんが紹介されていました。
駄菓子屋取材ならではの地元の子供いじりが爆発。いいキャラの小学生が登場するだけで番組が楽しくなりますね。
それからミニコーナー「うどんが茹であがるまで」も相変わらずの面白さでした。
今回のアイテムは「ストリートファイター2 PPカード」でした。
もう一つは「スーパーマリオワールド マグネット 連続当」でした。
どちらも駄菓子屋で一回20円で販売されていたそうです。スーファミ時代には中学生になっていたのでこのアイテムのことは初めて知りました。こういうアイテムが発売されていたこと、駄菓子屋で買えたことに古き良き時代を懐かしく思う今日この頃でした・・・(遠い目)。
それにしても散々挑戦したスーマリワールドなのに”マントマリオ”の存在を忘れている課長って・・・・。
さあて、今回のうどんは「氷見うどん」が紹介されていました。
富山県氷見市周辺の郷土料理とのことで、日本3大うどんの一つに数える人もいるそうです。番組によると麺生地を細くなるまで引きのばす「手延べ」製法で作られるうどんのことで、強いコシと粘りがありのどごしの良さがあるとのこと。
映像からも伝わる美味しさに魅了されました。富山県に行った折にはぜひ食べたいうどんになりました。
スペースチャンネル5 | |
セガ | |
セガ |
ハイクオリティでハイセンスであるからこそ”突き抜けたバカゲー”として成功したのでしょうね~。
2019年現在ではドリキャス版、PS2版ともに実機で遊ぶしかない状況。ゲームそのものはかなり楽しそうなので今回の挑戦で一度は遊んでおきたいゲームになりました。
『スペースチャンネル5 VR あらかた★ダンシングショー』 プロモーションビデオ
ちなみにシリーズ最新作がPSVRで来年2020年に発売されるとのことです。これは楽しみですね~。
【Amazon.co.jp限定】ゲームセンターCX DVD-BOX16 (オリジナル絆創膏[Amazon限定バージョン]付) | |
有野晋哉(よゐこ) | |
Happinet |
いよいよ20日に発売!たのしみですね!
ということで今回はここまで、次回乞うご期待!
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