18年にもなりますか

感じた事、出来事、いろんなこと書き綴ってます。

ラジオを聴こう

2009-05-16 19:06:00 | テレビ
新聞、テレビ、ラジオというメディアが広告媒体として君臨してきたが、数年前にインターネットへの広告出稿がラジオを抜いた。



まるで凋落してしまったメディアのように言われるラジオだが、いえいえ、ラジオはネットでもテレビでも新聞でもないメディア。




類似するものがない以上、けっしてなくならないし、もっとラジオのいいところを見直すべきだと思う。




テレビは面白いドラマも、興味深いドキュメンタリー、緊張を伝えるニュースなどが目白押しで、どうしてもテレビの電源をオンにすると、テレビから離れられなくなってしまうし、作業や仕事の手も止まってしまう。


それほど魅力的なコンテンツが満載ということなのだけども、この“手が止まる”というのはかなり厄介。


そういう時は、ラジオに限る。


掃除をしていても、料理を作っていても、勉強していても、邪魔にならないのがラジオ。

邪魔にならないのだけども、断片断片が耳に入ってくる。

トークだったり音楽だったり、結構楽しめるのに、邪魔をしないメディアってそうそうない。
しかも、無料。乾電池があれば携帯ラジオで長時間聴くことができる。


インターネットは能動的にならなければならないが、大勢の人がマニアックな情報を載せているので、調べ物だとかにはこれ以上の情報源はない。信憑性は、いくつかのサイトをチェックしていればおおよそ見えてくるから、鵜呑みにしないで情報を探す感覚が身につく。


新聞は、これはまさに取材力そのもの。プロの記者がプロの文章を載せてくれている世の中の今の動きを整理して見ることができるこれも貴重なメディア。


4者4様。それぞれの特性があるので、どれかに偏ることなく、さまざまな生活シーンに合ったメディアに接してゆくことをお勧めする。



ラジオってあんまり聴かないって人は、ぜひともAM,FMだけではなく、コミュニティラジオなどもチェックして、自分の感性にあった番組を楽しんでみてほしい。



ラジオはどのメディアとも違う、とても魅力的なメディア。音だけのメディアであるラジオを聴いて自分の想像力や感性をアップしてはどうでしょう?




あたらしい視聴率

2009-04-09 00:51:00 | テレビ
この4月というのは、テレビの番組がいろいろと入れ替わる時期。しかも視聴者側も異動や入学、入社と生活習慣が切り替わる時期なのでテレビの視聴時間が変わったりするので、普段よりもさらに視聴率予測がままならない時期だと聞く。


さらに、最近ではいわゆるテレビ離れや、裏番組録画が出来るレコーダの登場、ワンセグによる視聴などテレビは生で見るものから、撮り置いてみるものに変わってきている傾向が、機器類の充実と多様化によって顕著になってきているから厄介だ。


なので、どうせなら、視聴者プレゼントを兼ねて携帯電話を使った直接的な視聴率調査でもやればいいのにと思う。





現在のテレビの視聴率はビデオリサーチ社が調査しているが、その視聴率は分刻みで刻々と変化する様子が分かるようになっている。明石家さんまが、その視聴率グラフをみて、誰とのどんなトークで視聴率が上がったのかどうかを見ているという話にもあるように、そういう場面場面での視聴率が分かるほど詳細な情報が取れる。




そういう見方も必要だが、それだけではもはや本来の視聴率を把握しているとはいえないという現実もある。




そのため、ビデオ録画された番組を見ても、パソコンでテレビ番組を見ても視聴率が取れるようにする仕組みも考えられているらしい。当たり前であるが、ビデオリサーチ社は、「視聴率を操作してやろう」とった行為が混じらないように調査データを収集したい。データになんの疑義がはさまれることの無いようにしなければすべてのリサーチが意味を成さなくなるうえに、事業自体が成り立たなくなるからだ。それはビデオリサーチ社の背負った責任だし果たすべき役割だが、そういうことを気にしないでいいのならもっと簡単に視聴率調査ができる。


それが、携帯電話によるアンケート式の視聴率調査だ。機械的で精緻なデータ収集方式、つまりプル式ではなく、視聴者からの直接的申告による、精度や粒度のそれほど高くないプッシュ式による調査だ。



もともと視聴者はそのときの感情でテレビ番組を選択する要素を持っているのだから、このプッシュ式が100%悪いというわけではない。どちらかといえば、ビデオリサーチ社として踏み込めない、グレーゾーンデータを扱うことになるからいままでこういう調査が出来なかったのだと考えるのが妥当だろう。



ならば、テレビ局が自主的にやれば問題ない。ビデオリサーチ社の数字ももちろん必要だが、それだけでは拾いきれないデータを収集するのだ。




テレビ局は大変なコストダウンを強いられている。単純にスポンサーの広告料削減だけではなく、地上デジタル放送のための設備投資もあるからだ。だから、ビデオリサーチ社が新たな視聴率収集をしてもそれをそのまま買うというほどコストが掛けられるのかどうか、難しいところのはず。



ならば、自前での視聴率調査をするのが一番いいんじゃないか?




話はそれるが、以前、ネット犯罪予告があったらそれを警察などへ告知できる仕組みの為に総務省あたりが予算を2億円付けるとかいうニュースがあったが、そのすぐ後に、ほんの2日ほどで、予告.inなるサイトを個人が立ち上げたことがある。

専門家がとやかく言い、膨大なコストと、無駄な時間を掛けて仕様を議論するよりも、さっさと動くものを作ってそこから議論するというほうがよほど成果があがるという好例を見せてくれたが、この視聴率調査だって、四の五の言っている間にやってしまえばいいと思う。




今の時代、なぜか疲弊感が強い。なのにそこから脱出するパワーが不足している。


ご立派な会社に勤めて、高給を取っているからこそ仕事に失敗や、おかしなことが許されず。過度に慎重に、また誰からも責任を問われないようにするための根回しに奔走し。本来やるべきことが遅くなっているのに、それに気づかない人たちが仕事の中心にいるからではないか?

そんな人たちに仕事を任せるよりも、そんな足かせの無いスピード感のある人たちに仕事を任せれば、もっと時代は早くよくなるように思うのだがどうだろう。



テレビ局のお偉いさん、大企業のお偉いさんも、自社の社員よりも社外にすごいパワーとスピードで仕事する人たちが沢山いることを知らないと駄目ですよ。そしてそういう人たちを上手く活用しないと生き残れないことを本当に認識しないと大変なことになりますよ。


どれほど優秀でパワーがあって、スピードがある優秀な人材でも、沈みかかった船は再浮上させられません。そうなってからでは遅いし、そういったパワーがある人たちは、そんな無駄な努力を避けて、さっさと沈めてから改めて船をつくるものですからね。


話を戻して・・・



そんなスピード感のある連中と、さっさと新しい独自の視聴率調査をやってみて、旧来の視聴率調査方法だけに浮かないかおするのをやめたほうがいいのではないかい。

さて、どの放送局が、こういったレベルの決断を“スピード感”をもってやれるのか見ものですな。








探偵!ナイトスクープ

2009-03-15 21:58:00 | テレビ
 一回きりのゴールデンということもあって、期待してみた「探偵!ナイトスクープ」

 「携帯便器」はさすがに引いたけども、深夜だったらありだし、これまでのナイトスクープの中にもそういうネタもあって、まあ幅広さをわかってもらうには必要だったのかもしれない。


 言葉では伝えられない面白い企画として放映してほしかったのは「パラダイス」ネタ。

 これは殆ど桂小枝のキャラクターで成り立っている企画だけども、ゴールデンでやってほしかったな。残念。

 世界最高齢のマジシャン。続編があったのね。これもパラダイス並みに面白かった。やっぱり小枝選手。さすが。

 
 関西で21年以上も続いてきた番組って、関西以外の人にどう映ったのかわからないけども、毒のある笑いじゃなくて、誰かをコケにして笑うんでもなくて、天然のボケを救う笑いが人気の秘密なのじゃないかと感じた。


 面白いことには協力を惜しまない、いや、ワル乗りすらしてしまう関西人パワーも垣間見ることができたのもよかった。

 ああいうノリ。四の五の言わずに関西人はすぐにやるし、できます。

 せやかて、おもろいもん好っきゃモン、しゃあないやん(^.^)


古舘氏の発言に見る、危ないニュースのショー化 

2008-06-10 06:33:27 | テレビ
 以前にも書いたが、また古舘伊知郎氏の発言が話題になっている。

 彼の報道ステーションでの発言をつなぎ合わせると、本当にとんでもない言葉を使っている。以前、富士山の麓でおきた災害のニュース映像中で、観光に訪れていた人をさして「脳天気な観光客」といったりした。

 「お前何様?」である。

 そして今回の「よく笑っていられますね」という発言も同じ。背後にあるのは「ニュースショー的発想」だ。


 本来ならニュースは事実をしっかり伝える物のハズ。しかしよく考えてみれば後期高齢者医療制度についての詳しく解説した報道は見ていない。解説で1分程度解説者をに説明させる程度である。そして、いかにも思慮に欠けた制度であるかを掘り下げ、街頭でのインタビューを多用し、悪法であるかのように煽動する。


 その典型が報道ステーションである。ニュース23にもZEROにも同じ傾向があるが、特に軽薄で顕著なのが報道ステーション。もっと言えば渦中の古舘伊知郎氏の発言である。

 真剣な顔で言えばいいというものではない。かえって嘘くさい。ボロボロに儲けているのにあたかも弱者ぶって「われわれ国民は~」などという言葉を使う。そして最後には、「よく笑っていられますね~」だと。

 「まっすぐでかつ、バランスが取れた報道をしていなくてよく平気ですね?」とでも言えばいいのか?


 善玉対悪玉的な演出がかいま見える多くのニュース番組。政権批判をしていればいいのではない。どういうところに問題があるのかしっかり、慎重に報道すべきなのではないか。そういう態度で報道に望めば、余計な言葉遣いは必要ない。



 今回の「よく笑っていられますね」問題は、「事実を伝えるべき」マスコミが徐々に報道・ジャーナリズムという本来のあるべきところから「ショー」に逸脱しつつあることの証明である。


 「ニュース」はショーになってはいけない。演出なのか事実なのかの境目が見えなくなるからだ。少なくとも視聴者が誤解するようなことは言ってはいけない。事実を伝えるとは、物事の両面を同じように伝えることだ。その為のジャーナリズムである。ニュース番組を作り放映している各社には自戒を求める。



ぷっスマ!

2008-06-04 00:11:33 | テレビ
 おもしろいから長続きしているのだろうが、本当になぜかマンネリを感じさせないダレダレ番組がこのテレビ朝日系列で放映されているぷっスマ!だ。

 メインがSMAPの草なぎ君と、ユースケサンタマリアだから、いわゆるお笑い芸人のようなむりな笑いがないのが良いのだと思う。


 最近は、大しておもしろくない“ちょっとテレビでうけた”程度のお笑い芸人が司会を務めたりしているが、おもしろいとは全然思えない。


 お笑い芸人が司会で長続きしているのは、“押さない笑い”が出来るから。さりげないくすぐりや頭の回転の速さ、機転、空気、タイミングを押えた、つまりツボなタイミングでツボな一言が笑わせる事が出来るから、結果としてその場の空気自体が面白くなってくるだから司会役が務まるのだ。


 タモリしかり、ダウンタウンしかり、ナインティナインしかりである。それと似た空気がこの草なぎ、ユースケコンビには存在する。しかもお笑い芸人でない分、ナチュラルだからさらに面白い。真面目にやろうとしているのにおかしい。変な若手お笑い芸人よりもはるかに高度な笑いができる二人だ。



 あまりに面白いぷっスマ!うるさいだけの芸人には絶対出来ない空気が長続きの秘訣だろう。