先週、仕事で中国に行ってきた。
すごい人の数。渋谷の交差点の混雑が東京ドーム2~3個分の人が、地方地方のショッピング街にあふれている。
あ~こんな人の数だと、細かいことを言ってられないなぁ。
と実感。
少々、商品に難アリだとしても、気にしない気にしない。
あとすごいのは、交通ルール
みんな、守らないねー
大きな信号は守るようになったそうだけども、正面の信号が赤で、右折の青矢印信号が出ているときなど、車がいないのを見て直進するだとかは日常茶飯事。
バスは強引だし、みんな目的地に向かう心の余裕がないかのごとくすぐに追い越し追い抜く。
そこに自転車に荷物を下げたおじさんや、上半身裸で携帯電話で会話しながら自転車をこぐおじさん、バイクはノーヘルで2人乗りや3人乗りが普通の風景。
車線を逆行するのも珍しくない。
前から車が来ていても、相手の進むのをさえぎってまで右折したりは当然の行為。
最初はあきれていたが、人の多さを実感したあとでは、仕方ないと思うようになった。日本人のノリで遠慮していたらいつまでたっても車は右折や左折ができない。
基本、「遠慮」とか「配慮」という概念がない。
これを国民性ととるか、生活の知恵ととるかは行って見て判断してほしい。
これほど遠慮も配慮もない国だから、交渉事や折衝などは遠慮せずに
どんどん発言するべきだろう。
よく中国人は頑固だというが、日本人だってあんな空間にいたら遠慮してられないと実感して、自分の発言を通そうとして頑固にもなるだろう。
とはいうものの一方では、とても仲良くなれると日本人の想像以上にもてなしてくれる。思いっきりがいい。いろいろ悩むよりも行動に移しているからかもしれない。
日本人は、これくらいのアクティブさを再び取り戻さなければいけないだろう。
多くの日本人が海外に出かけているが、もっと中国に目を向けることをお勧めする。観光地ばかり行くのではなくて、普通の街中の風景の一部になるくらいに過ごしてみればわかるだろう。