18年にもなりますか

感じた事、出来事、いろんなこと書き綴ってます。

ホリエモン公判

2006-09-05 00:59:08 | 
 ひとそれぞれ考え方はいろいろとあってもいいと思うが、かつて企業のトップにいた人間としてのケジメは、付けるべきではないかと思う。

 無罪であろうが、無かろうが、それは裁判の話。オンザエッジと言ってたときからライブドアに変わって、金融技術で企業を大きくしてその結果として招いたものについてのケジメと付けようが在るはずだ。

 少なくとも株主に対しての説明をすべき。それを他人のせいにするような事を口にした時点で、もはや誰の信任も得られない。

 ライブドアとは全く関係ないが、知り合いのAさんが久しぶりに訪ねてきた。こんな会社の顧問をやってます。といいながら自分の会社の名刺を出す。ビジネスの話かなとおもいながら聞いていると、いろんな会社で顧問や社外取締役に名を連ねていて、それらの会社の商品やサービスがウチの会社で扱えないかという、まあ相談のようなあいさつのような会談だった。話がよく分からなかったから、「ところで、Aさんは何で儲けてるの?」と訊いたら、これらの会社を上場させたり、M&Aさせたりした結果値上がりした株のリターンで儲けさせてもらってますとのこと。

 ふーん。なるほど。その話を聞いて、”ホリエモン”がここにもおるなぁと素直におもった。もちろん犯罪でもなんでもない。ただ、そのAさんはかつてはシステムを一つ一つきちんとお客様に納めて、信頼を大切にして、積み上げてきた人だけに、ちょっと残念なような気がしただけだ。

 事業を立ち上げる、起業をするというのは、ぎりぎりの線でやりくりして、それでも失敗するかもしれない厳しいモノだとは、ユニクロの柳井氏が言ってたことだ。生活創庫の堀之内氏も、風呂場の水をお猪口でかい出す事が出来る人が、起業するひとへの助言として言っている。

 確かにお金は大事。お金は必要。お金はたくさんあって困るものではない。というか困るほど持ったことがない。事業の目的は?と訪ねられ、儲けて、大金持ちになって、優雅な生活を送ることでもかまわない。

 ただ、そういう人に共通するのは、なんとも言えない、金のにおいがするし、そういう人共通の顔つきだ。

 残念だが、自分はそういう人には、なれない。いずれお金に困ったときに、きっとそういう人たちに工面をお願いすることがあるだろうけども、それでも、やはり自分には相容れないもののように思う。

 そういう考えだから、お金にゆとりがある生活ができていないのかもしれないが。それはそれで、不器用かもしれないし、不細工かもしれないし、これから生きていく中で、お金がないことで悔しい思いをするかもしれないし、どうしようもなくなる事があるかも知れないけども、やはり受け入れがたい。


 ライブドアの事件の裁判での結論がどうなるのか分からないが、ホリエモン自身が、起業トップとしてのケジメを付けられない限り、自分自身をきちんと振り替えれない限り、ずっとホリエモンも、変わらず同じ金のにおいがしたままなのだろう。

 

最新の画像もっと見る

コメントを投稿