本日の自然散歩、目的地は小樽市との境界に近い、乙女の滝です。
集合の手稲鉱山に集まったのは48名。さっぽろ自然散歩でも記録的な参加者の数となりました。
乙女の滝は、皆さん知ってはいても、少人数ではなかなか行きづらい場所だったようです。
コースは星置川の支流、滝ノ沢川の上流に向かう1.4㎞。
雲ひとつない好天で、30℃近くなりました。森に入ると涼しさを実感します。
このあたりは昭和初期から戦争中、金鉱山として賑わった場所。その痕跡が点々と見られます。
坑道の入り口(塞がれている)
クサフジ
クルマユリ
川沿いの森から、一度林道に出ます。
アマニュウ
オオウラギンスジヒョウモン
乙女の滝への最後の下り、数軒の鉱山住宅の基礎が残っていました。
エゾアジサイ
バス停から1時間で乙女の滝へ到着。滝からは、涼しい風が吹いてきました。
2019年7月9日 乙女の滝で観察できたもの
【植物】
シンジュ、オニグルミ、オノエヤナギ、ドロノキ、ヤマナラシ、エゾニワトコ、エゾアジサイ、ヌルデ、ツタウルシ、コクワ、マタタビ、ヤマブドウ
キツリフネ、コウゾリナ、エゾノヨロイグサ、アマニュウ、オオハナウド、ゲンノショウコ、エゾスズラン、クルマユリ、コメツブウマゴヤシ、ヨツバヒヨドリ、オオイタドリ、アキカラマツ、ヤマトキホコリ、エゾタツナミソウ、オオバタケシマラン、ヒメジョオン、オオダイコンソウ、アカソ
【野鳥、昆虫、その他】
ホオジロ、ヒヨドリ、キビタキ、ハシブトガラス、コサメビタキ、モンキチョウ、ミドリシジミの一種、オオウラギンスジヒョウモン、エゾアカガエル
(shima)