2020年8月11日(火) さっぽろ自然散歩「ルルマップ川」

　本日は初めてのコース、ＪＲ島松駅からルルマップ川沿いを歩き、島松駅逓を目指します。

　島松駅に初めて降りたという参加者も多く、皆さん記念写真を撮っていました。

　島松駅の裏側から歩きだすと、道端はノラニンジンが花盛り。

　防風林の中の道を通りました。オオウバユリがたくさん実をつけていました。

　一角には、エゾフユノハナワラビが一面でした。

　防風林を通り抜けると、ルルマップ川沿いの道に入ります。

　川沿いの湿った場所は、以前は水田に利用されていました。現在は、広い遊歩道が整備されて歩きやすい散歩道になっています。

アゼナ

ミゾカクシ

　アゼナやミゾカクシなど水田雑草が見られるのは、田んぼだった時代の名残でしょう。

　エゾミソハギやギボウシの花も湿地ならではの花です。

ナンバンハコベ

　河畔林の下には、シラヤマギクの花、ナンバンハコベの実などが見られました。

　子どもたちの歓声が聞こえてきました。「ルルマップふれらんど」という公園です。

　ちょうど夏休み期間で、ジップラインや綱渡りなどのアスレチックが子どもたちに大人気のようです。

　公園で昼食にしました。

　30ﾟ℃を超す暑い日でした。だんだん怪しくなっていた雲行きが、お弁当を食べている間にとうとう降り出しました。

　幸いにも雨はひどくならず、公園から出発。

　午前の行程でゆっくり観察しすぎたため、予定より大幅に遅くなっていました。残念ながら島松駅逓までゆくのは諦め、コース短縮してバス停を目指します。

　ひまわり畑、恵庭市の霊園の横を通り、道央自動車道、国道36号の上を渡ってバス停へ。

　バス停の横にはエゾヤマハギが咲いていました。

 

2020年8月11日(火) ルルマップ川で見られたもの

（草本/花のあったもの）
ノラニンジン、オオアワダチソウ、シラヤマギク、メマツヨイグサ、ミミナグサ、ミゾホオズキ、ノボロギク、ゲンノショウコ、ヒヨドリバナ、オオハンゴンソウ、ハンゴンソウ、キンミズヒキ、ガガイモ、ミゾカクシ、アゼナ、エゾミソハギ、ヤブカンゾウ、キツリフネ、ノブキ、ヤブマメ、ギボウシ、ウド、ツリガネニンジン、ヒメナミキ、エゾゴマナ、ハコベ
(下見時 クサレダマ、トモエソウ）

（草本）
オオアマドコロ、オオウバユリ、ハエドクソウ、ナズナ、スベリヒユ、ジャコウアオイ、カズノコグサ、ヨシ、アブラガヤ、ナンバンハコベ、オニシモツケ、マムシグサ、ガマ、ナガボノシロワレモコウ、

（木本）
ツリバナ、キタコブシ、ナナカマド、トドマツ、ナワシロイチゴ、ゴヨウアケビ、ヤマモミジ、カシワ、ミズナラ、コナラ、クリ、サワシバ、ミズキ、ツルウメモドキ、ムクゲ、ノリウツギ、ツルアジサイ、ハンノキ、シラカンバ、ドロノキ、ニワウルシ、ヤチダモ、ハルニレ、タラノキ、エゾヤマハギ、カンボク、オニグルミ、ヤマブドウ、

（シダ）
エゾフユノハナワラビ、イヌガンソク

（鳥）
モズ、ハシブトガラス、トビ、ヒヨドリ、スズメ、カワラヒワ、センダイムシクイ、メジロ、オオルリ、コゲラ、シジュウカラ、ヒガラ

（昆虫）
シオヤアブ、ジャノメチョウ、アキアカネ、キマワリ、ハネナガキリギリス、エゾゼミ

 

（shima)