自然ウオッチングセンタースタッフのブログ

北海道札幌で、自然観察や環境教育を通し、自然とのふれあいを進め、自然への理解を深める活動を行っている団体です。

開拓の村の展示物ネタ

2008年11月14日 | ポー川史跡自然公園ボランティア日記 インポート
開拓の村の展示物、あまり解説がついていないのですが、人から聞いたりワークショップで教えてもらったりした解説ネタ?とちょっとずつ紹介したいと思います。

まずは、復元番屋の前に再現されてる浜より。
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船がありますね。
船の横においてあるこれ(↓写真)はなんでしょう?
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船を引き上げるときに使う道具「カグラサン」だそうです。昔は、番屋のすぐ前の浜に船を上げていたそうですよ。
ここにある船くらいのサイズなら10人くらいで引き上げていたとのこと。
もっと大きい船は馬を使って引き上げていたそうです。

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この船は、近くで作ったものじゃないか?ということです。木造船で、直せば使えるかな??との問いには、「直せば使えるけど重くて燃料かかってダメだ~」



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発掘現場

2008年11月10日 | ポー川史跡自然公園ボランティア日記 インポート

カリカリウス遺跡の奥で発掘作業が続いています。
発掘現場の見学で、こんなきれいな「のみ(鑿)」がでてました。本当に今も使えそう、きれいでビックリでした。

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ササの根っこ!

2008年11月08日 | ポー川史跡自然公園ボランティア日記 インポート

先日、標津湿原のササの進入調査をするにあたって、ササの根がどうなっているかを知るために、ササの根を掘ってみました。

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掘ったのは、もちろん保護指定地外です。ササの広がっていきそうな場所で、
先端の葉っぱ~根がどれくらい先まで伸びているかを見てみました。
結果は、根の先端から初めの葉っぱまで、2m27cmでした!
深さは、浅く10cmくらいの深さでずっと変わらずでした。
条件によって変わると思いますが、葉っぱがある場所より、だいぶ広く根は張っている可能性が高いことがわかりました。

ササの根っこと背比べ!

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ササの勝ち^^



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ボランティア活動 標津湿原、ササ侵入状況調査 と 定点写真撮影調査作業

2008年11月04日 | ポー川史跡自然公園ボランティア日記 インポート

昨日、3日(祝)9:30~13:00ボランティア活動で標津湿原の調査を行いました。
標津湿原に生えているササが、湿原の脅威になるものなのかどうかを見極めるために、ササが広がっているかどうかを調査します。
ササが生えている場所に印をつけて、今後毎年調査をして、ササが広がっているか、もしくは、まったく変わらず今の状況を維持しているのかを調べます。

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3日は、林の近くから続く密度の濃いササに印をつけて、コンパス測量をしました。

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この密度の濃いササが、広がるようだと対策を考えないといけませんね。

ササの密度を知るために、1m四方範囲のササの数と、ササの長さも計りました。

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ササの密度が薄い湿原の真ん中あたりと、密度の濃い林と接する部分の二箇所を調査対象としました。
来年以降の調査結果も随時お知らせします。


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ワークショップ終了しました

2008年11月04日 | ポー川史跡自然公園ボランティア日記 インポート

1日、2日のワークショップ天気にも恵まれ、無事に終了しました!ありがとうございました。
その様子を少しお伝えします。

1日は、開拓の村で昔のお話を聞く会をしました。伊茶仁の老人クラブの皆さんと一緒に、資料館に展示されている道具を見ながら、番屋の道具や船を見ながら、

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そして、農家で囲炉裏を囲みながら、昔どんな様子だったかいろいろなお話を聞きました。

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午後は、遺跡発掘現場と、森の散策も。その写真は、1日にブログにアップしました。

2日は、標津湿原のササの進入状況調査と、定点写真撮影調査の作業を行い、

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普段行くことのできない、大型遊歩道の奥へ行って、ヒグマの痕跡などもみんなで興味津々で観察してきましたよ。

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なかなか行けない場所へ行ったり、普段聞くチャンスが意外とない昔の話を聞いたりと、有意義なワークショップでした。

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