まずは、復元番屋の前に再現されてる浜より。
船がありますね。
船の横においてあるこれ(↓写真)はなんでしょう?
船を引き上げるときに使う道具「カグラサン」だそうです。昔は、番屋のすぐ前の浜に船を上げていたそうですよ。
ここにある船くらいのサイズなら10人くらいで引き上げていたとのこと。
もっと大きい船は馬を使って引き上げていたそうです。
この船は、近くで作ったものじゃないか?ということです。木造船で、直せば使えるかな??との問いには、「直せば使えるけど重くて燃料かかってダメだ~」
昨日、3日(祝)9:30~13:00ボランティア活動で標津湿原の調査を行いました。
標津湿原に生えているササが、湿原の脅威になるものなのかどうかを見極めるために、ササが広がっているかどうかを調査します。
ササが生えている場所に印をつけて、今後毎年調査をして、ササが広がっているか、もしくは、まったく変わらず今の状況を維持しているのかを調べます。
3日は、林の近くから続く密度の濃いササに印をつけて、コンパス測量をしました。
この密度の濃いササが、広がるようだと対策を考えないといけませんね。
ササの密度を知るために、1m四方範囲のササの数と、ササの長さも計りました。
ササの密度が薄い湿原の真ん中あたりと、密度の濃い林と接する部分の二箇所を調査対象としました。
来年以降の調査結果も随時お知らせします。
1日、2日のワークショップ天気にも恵まれ、無事に終了しました!ありがとうございました。
その様子を少しお伝えします。
1日は、開拓の村で昔のお話を聞く会をしました。伊茶仁の老人クラブの皆さんと一緒に、資料館に展示されている道具を見ながら、番屋の道具や船を見ながら、
そして、農家で囲炉裏を囲みながら、昔どんな様子だったかいろいろなお話を聞きました。
午後は、遺跡発掘現場と、森の散策も。その写真は、1日にブログにアップしました。
2日は、標津湿原のササの進入状況調査と、定点写真撮影調査の作業を行い、
普段行くことのできない、大型遊歩道の奥へ行って、ヒグマの痕跡などもみんなで興味津々で観察してきましたよ。
なかなか行けない場所へ行ったり、普段聞くチャンスが意外とない昔の話を聞いたりと、有意義なワークショップでした。