小樽港は冬の海鳥の観察にはとても良い場所でした。しかし近年は立ち入り禁止区域が増えて、歩ける場所が少なくなってしまいました。
本日の自然散歩では、港の北側を歩いてみます。
小樽運河
小樽駅から歩いて10分程で、集合場所へ。車で札幌から来た方は、普段の倍の2時間もかかったとのことでした。大雪の時期は、時間が読めるJRが確実ですね。
観光船乗り場前から観察開始。
シノリガモ
まずシノリガモが見られました。少し遠い海上です。潜水を繰り返すので、望遠鏡をあわせてもなかなかじっくり観察できません。しばらく見ているうちにだんだんと近づいて、みなさんはっきりと見られました。
港に沿った道を歩きながら観察します。
街路樹のナナカマドにはまだ実がたくさんついています。ツグミの数羽の群れが食べに来ていました。
オジロワシ
港の上空を若いオジロワシ旋回していました。
手宮の岸壁で、鳥を探します。
カンムリカイツブリ
クロガモやホオジロガモ、ヒメウなどが見られました。いずれも2、3羽程度で、大きな群れはいませんでした。
カンムリカイツブリだけ十数羽の群れでいました。
ここで雪が激しくなり、バス時間も迫ってきたので終わりにしました。
バス停を探すのに手間取って、タッチの差でバスに乗れず、歩いて駅まで戻ることになりました。
■2022年1月18日 小樽港で観察できたもの
( 鳥 )
シノリガモ、クロガモ、ホオジロガモ、マガモ、カンムリカイツブリ、
ハジロカイツブリ、ヒメウ、オオセグロカモメ、ウミネコ、オジロワシ、
トビ、ツグミ、ムクドリ、スズメ、ハシボソガラス、ハシブトガラス
shimada