自然ウオッチングセンタースタッフのブログ

北海道札幌で、自然観察や環境教育を通し、自然とのふれあいを進め、自然への理解を深める活動を行っている団体です。

1月18日 さっぽろ自然散歩 小樽港

2022年01月19日 | さっぽろ自然散歩

 小樽港は冬の海鳥の観察にはとても良い場所でした。しかし近年は立ち入り禁止区域が増えて、歩ける場所が少なくなってしまいました。

 本日の自然散歩では、港の北側を歩いてみます。

小樽運河

 

 小樽駅から歩いて10分程で、集合場所へ。車で札幌から来た方は、普段の倍の2時間もかかったとのことでした。大雪の時期は、時間が読めるJRが確実ですね。

 観光船乗り場前から観察開始。

シノリガモ

 

 まずシノリガモが見られました。少し遠い海上です。潜水を繰り返すので、望遠鏡をあわせてもなかなかじっくり観察できません。しばらく見ているうちにだんだんと近づいて、みなさんはっきりと見られました。

 港に沿った道を歩きながら観察します。

 街路樹のナナカマドにはまだ実がたくさんついています。ツグミの数羽の群れが食べに来ていました。

 オジロワシ

 

 港の上空を若いオジロワシ旋回していました。

 手宮の岸壁で、鳥を探します。

カンムリカイツブリ

 

 クロガモやホオジロガモ、ヒメウなどが見られました。いずれも2、3羽程度で、大きな群れはいませんでした。

 カンムリカイツブリだけ十数羽の群れでいました。

 ここで雪が激しくなり、バス時間も迫ってきたので終わりにしました。

 バス停を探すのに手間取って、タッチの差でバスに乗れず、歩いて駅まで戻ることになりました。

 

■2022年1月18日 小樽港で観察できたもの

( 鳥 )

シノリガモ、クロガモ、ホオジロガモ、マガモ、カンムリカイツブリ、

ハジロカイツブリ、ヒメウ、オオセグロカモメ、ウミネコ、オジロワシ、

トビ、ツグミ、ムクドリ、スズメ、ハシボソガラス、ハシブトガラス

 

shimada

  

コメント
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