夏鳥が続々と渡来し、バードウォッチングが楽しい季節。
いつもの自然散歩より少し早い時間に集合して、バードウォッチングを楽しみます。
集合場所の澄川駅から少し歩いて、天神山へ。相馬神社の参道の入口でご挨拶。
早い時間にもかかわらず、たくさん集まってくださいました。
神社の境内は大木がそびえ、シジュウカラやヒガラがさえずっています。はじめは木の梢にいた鳥たちも、徐々に低い枝に降りてきてじっくりと観察できました。
センダイムシクイ、エゾムシクイの特徴的なさえずりが聞かれましたが、残念ながら姿は最後まで確認できず。
中腹の開けた場所では、コムクドリが何回も出現。見やすい枝にとまってくれるのがいい。
日本庭園の水場ではヒガラが水浴び。ヒガラが飛び去ったあとには、なんとマヒワが。この時期、低地でのマヒワはちょっと珍しい。
ノムラカエデやイタヤカエデが花盛りで、カラ類はこれらカエデ類の花をしきりにつついていました。花を食べているのか、花についた虫などを食べているのか、細かいところまでは観察できませんでしたが、この時期カエデ類の花は、小鳥類の餌場になっているようでした。
特別な種類は見られませんでしたが、比較的近くで野鳥が観察できる天神山。参加された皆さん、十分にバードウォッチングを楽しまれたようです。
■2022年5月11日 天神山で観察できた鳥
アオサギ、アカゲラ、コゲラ、ヒヨドリ、センダイムシクイ、エゾムシクイ、ウグイス、メジロ、シジュウカラ、ヤマガラ、ハシブトガラ、ヒガラ、ゴジュウカラ、カワラヒワ、マヒワ、シメ、アオジ、コムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス
(shimada)