市原市議会議員 小沢美佳です

市政や議会の報告、日々の活動や想いを綴ります。
一番身近な地方政治の面白さが、皆さんに伝わりますように・・・

女性議員の会 誕生!

2014-09-18 | 議会
定例会も残すところあと二日となった今日、
市原市議会にまた一つ、新たな歴史の扉が開かれました!(ちょっと大げさですが・・・)

市原女性議員の会・こすもす倶楽部」がこのたび結成されたのです。
議員定数36名中、女性は6名。超党派で女性ならではの視点で様々な活動を行っていきます。


議長室にて、竹内直子代表を囲んで。

きっかけは、やはり市原市議会初の女性議長の誕生でしょう。
6月に竹内議長が選任された時から、実は個人的に「女性が議長の今が結成のチャンス!」とずっと機会をうかがっていたんです。そんな折、ちょうど8月に山形県への視察があって、竹内議長と私と同期の伊佐議員が旅館で相部屋になったんですね。
この時3人でじっくり話し合えたのがラッキーでした。あとはトントン拍子に話が進み、今日の日を迎えたのです。

こすもす倶楽部」の名前の由来は、市の花だから・・と言ってしまえばいかにも安直なんですが(笑)、
コスモスの花言葉は「調和」「乙女の真心」「優美」・・・と私たちにピッタリ!(?)
ラテン語で秩序を持った宇宙体系を意味しているそうですね。

議会でのセクハラ野次発言や成長戦略における女性の活用など、女性を取り巻く情勢が何かと賑やかな昨今ですが、
あまり肩ひじ張らずに超党派の利点が生かせるような活動をしていきたいと思っています(^_^)/


右から 
伊佐議員(公明党) 高槻議員(公明党) 茂木議員(公明党) 竹内代表(市民クラブ) 菊岡議員(市民クラブ) 小沢(市民ネットワーク)


さてさて、明日は最終日、いよいよ登壇です。 

600年の歴史を伝える 柳楯神事

2014-09-17 | 文化芸術
今日、上総国府の推定地や国分寺・国分尼寺などを巡る観光案内をボランティアで行っている「かずさのくに国府探検会」のMさんから、13日に光善寺で行われた柳楯神事の出立の際の写真を見せてもらいました。

柳楯神事とは、柳の枝を縄で結んで楯の形ににしたものを白丁姿の者が二人で担ぎ、光善寺から八幡の飯香岡八幡宮まで二日間かけて運び、秋の例大祭を迎えるという、上総国の伝統行事です。600年も続く県指定無形民俗文化財なのですが、市民でも、例大祭はともかく柳楯神事を知っている人はそれほど多くはないのではないでしょうか。

なんでも今年は初めて、八幡はやし保存会の皆さんによる神楽などが奉納されたそうで、写真に収められた獅子舞(出振舞と言うそうです)や八幡はやしの様子は、それはそれは見事なものでした。
こんな素晴らしい伝統行事があまり世に知られていないなんて。
「なんてもったいない!」・・・と唸ったところ、
Mさんから、全国の国府をすべて制覇されたという国府オタク(失礼・・・)のKさんのHPを教えてもらいました。

皆さんも、ぜひぜひ覗いてみてください。柳楯神事はじめ、上総国府の紹介記事は必見です!
これを見れば、貴方も市原市をみんなに自慢したくなるかも!?

「国府物語 19.上総国」


写真は、事務所で毎月開かれている福田進一さんによる折り紙教室の作品。
"
この花びら(がくも)、一枚一枚が折鶴で出来ているんですよ。見事でしょう?


みんなで行こう! 千葉県議会

2014-09-16 | イベント
お知らせです(^.^)

「みんなで行こう!千葉県議会」
9月26日(金)13時から、山本友子県議が県議会で代表質問を行います。
年に1回のチャンスです。皆さまぜひとも傍聴にお出かけください!

今回は、私も行きます。
実はお恥ずかしい話、これまで一度も友子さんの一般質問の様子を見たことがないんです。どうしても市議会と重なってしまうんですよね。
でも、今回は自分の出番も終わって、スッキリした気分で傍聴できます。今からとても楽しみです。
なお、足がない方でも、お気軽にお問い合わせくださいね。今回は張り切ってバスを仕立てましたので、一緒に楽しく参りましょう(^_^)/

昨今話題の議会ヤジ、果たして千葉県ではどの程度飛ぶのか・・・?


それから、個人的にこの日はもう一つ、とても興味深いイベントがあるんです。
市原特別支援学校で、県内でも珍しい試みである、避難宿泊訓練が行われます。
東北の大震災以来、保護者から、障害児が安心して避難できるよう特別支援学校を福祉避難所に指定してほしいという要望が出ていましたが、ようやく実現する運びとなりました。
そのことを受けて、実際に一晩学校に寝泊まりしてみようという企画が持ち上がったのです。
一般の学校でも実施はなかなか難しいと思うのですが、ましてや障害児を抱えて集団での一泊なんて、何が起こるのか想像もつきません。ぜひ様子を覗かせてもらおうと思っています。出来れば行政職員にも見てもらいたいなあ・・・


写真は、どんな天変地異が起こっても、誰よりもたくましく生き残っていけそうなタイプのウチの長男。

勝手に小麦粉をこねて団子にして、茹でています。

茹であがつたらめんつゆをジャボジャボ入れて、適当に水で薄めて、美味しそうにムシャムシャ!

無駄な医療はいらない

2014-09-15 | くすり
ただ今、9月定例議会の真っ最中です。
自分の登壇日も4日後に近づいてきて、原稿作成も最後のあがきといったところでしょうか。
私の場合、お風呂に入っているときに限って上手い表現がパッと浮かんだりするのですが、お風呂から出て体を拭くころには消えちゃってるんですよね。
これって、どうしたらいいんでしょうか(笑)。


ところで、先週金曜日の総務常任委員会で、補正予算の審議をしました。
10月1日から水痘ワクチン成人用肺炎球菌ワクチンが定期予防接種になるため、予算案では新たに1億6千万円もの金額が追加されています。
本当は水痘ワクチンについても言いたいことはあるのですが、とりあえずここでは成人用肺炎球菌ワクチンについて。
市では今回、定期接種用に7,975人分任意接種用に10,527人分を見込んで予算を確保したとのこと。
定期接種も任意接種もどちらも最終的には本人の判断にゆだねられるものですが、定期接種は国が接種を強く進めているワクチンで、公費負担があります。任意接種は基本的に自己負担ですが、自治体の裁量で公費負担となる場合があります。
定期接種の対象者は、65歳、70歳、75歳・・・と5歳刻みの年齢にあたる高齢者です。つまり、すべての65歳以上の高齢者にワクチンが接種されるのは、5年後ということになりますね。ワクチンの有効期間は5年間なので、これ以降すべての高齢者が5年ごとに公費補助でワクチンを受けることができるという訳です。
そして今回は定期接種に加えて、5年後まで待てない、すぐに打ってもらいたい、と言う方のために、市は任意接種の場合も補助対象としました。本人負担は、定期・任意とも4000円だそうです。

まあ、反対はしません。
しませんが、次から次へと現れる必然性のないワクチンに、一体どれだけお金をかければ済むのだろう、とため息が出てしまいます。

成人用肺炎球菌ワクチンが必要な理由に、高齢者の肺炎による死亡率の高さが挙げられています。でもそれは肺炎球菌が原因というよりも、嚥下機能が衰えたことによる誤嚥性肺炎の方がずっと多いのです。しかも、肺炎球菌には80種類もの型があり、ワクチンが効くのはそのごく一部。
莫大な税金を投入する割には、ワクチンの効果などたかが知れています。ましてや、60歳代の元気いっぱいのお年寄りに接種しても、何の意味もありません。

成人用肺炎球菌ワクチンに関しては、2年前もブログに書きました。参考まで。
「くすりのはなし 成人用肺炎球菌ワクチンの接種は慎重に」

補正予算の審査では、
「せめて任意接種の分は、医療機関や地域包括支援センターなどに呼びかけて、ハイリスクのお年寄りから接種されるよう配慮してください」
と提言しました。
それから、勢いでついつい
「そのうちデング熱のワクチンも開発されて、これも定期接種に・・・なんてなるかもしれないですよ。こんなことしてたら、いくら医療費があっても足りませんよ」
なんて言ってしまって、
これはちょっと言い過ぎたかなあ、なんて思っていたんですが、今日になってこんなニュースが舞い込んできました。

デング熱ワクチン開発の裏にある問題点(日刊SPA!)」

デング熱も、安静にしていれば治る病気。
昔のように、汲み取りの便所で、肥溜めの堆肥を撒いていて、ハエもネズミもウヨウヨしていた、なんて時代とは違って、今や日本は世界一清潔な国。感染性の病気など、むやみに恐れる必要は何もないのです。
特に深刻な疾病を抱えていない限り、自然に感染して治ってしっかり免疫をつけていくことが、健康長寿への近道だと私は思っています。


写真は、土曜日に行われた八幡中の運動会にて。


すっかり八幡の伝統になったエイサー。



リレー競技はいつ見ても興奮します。
昔リレーの練習で、バトンの受け渡しを何度も何度も繰り返し練習した時の記憶がよみがえりました(^.^)。

国分寺台にて キャラバン隊いちょう公演

2014-09-05 | キャラバン隊
国分寺台東小学校区小域福祉ネットワーク・思いやりネットワークによる地域勉強会に呼んでいただいて、キャラバン隊いちょうの公演をしてきました。



私はいつものようにパワーポイントの操作、それから長男が誕生してから現在までの暮らしを振り返りながら、親の思いを少しお話しさせていただきました。今日はなぜか途中でちょっと込み上げてきて、言葉に詰まってしまった・・・

公演では、例えば
「発達障害児に話すときは、例えば『走っちゃダメ』という否定の言葉では伝わりません。『ゆっくり歩きましょう』と具体的にどうしたらよいかを伝えましょう」
などのように、話しかけ方や接し方のアドバイスもかなり盛り込んでいるのですが、本当はそんな方法論はそれほど重要な事ではなんです。

まちでこんな子を見かけたら、温かい目で見守ってほしい」。
それが私たちの一番の願いです。

今回も、まとまったリハーサルの時間が全く取れないうちに本番を迎えましたが、大きなミスもなく無事終了。
全部で一時間半近く、最後まで熱心に聞いてくださった参加者の皆さま、有難うございました(^_^)/


*「キャラバン隊いちょう」とは*
長男が通っていた特別支援学校のPTA有志で6年前に結成された、出張公演チームです。
主に発達障害など、一見では理解されにくく周りからの誤解も多い障害について、
疑似体験やお芝居などの手法を用いながら、わかりやすく伝えていきます。

開会前日、事務所で会議三昧。

2014-09-03 | 議会
明日はいよいよ9月定例会の開会日。もう14回目を数えますが、何度経験してもやっぱり緊張します。
今回は、様々な事情で一般質問の準備の時間をあまり作ることができなかったのですが、とにかく精一杯務めを果たしたいと思います。


今日は、朝から晩まで市民ネットの事務所内での会議でした。もうオツムがパンパンです。


秋以降のスケジュールもどんどん埋まっていきます。ああ恐ろしい(笑)。


そうそう、私の一般質問の日程が決まりました。19日(金)10時からです。
お時間のある方は、ぜひ傍聴にお出かけください(^_^)/

平和と憲法

2014-09-01 | 平和
急に涼しくなったと思ったら、もう今日から9月なんですね。
夏大好きの私にとってはちょっぴり寂しい気もするのですが、猛烈な暑さが去ってホッとしている人も多い事でしょう。

ところで、今日の折り込みの広報いちはら、市民の皆さんはご覧になりましたか?
1・2面に、以前ブログで紹介した中学生の平和大使の記事が特集で載っています。その中で平和大使の生徒の一人が、ヒロシマ派遣の感想として、
「『平和』とは、やりたいことや興味のあることなど、それぞれ自分の好きなことができることだと思う」
と語っていました。つまり、各々の人権が尊重される社会が平和な社会、という意味ですよね。
平和観は人それぞれでしょうし、国によってもだいぶ違うものですが、市原市の平和大使の中学生がこんな風に感じ取ってくれたなんて、本当に嬉しいことです(^.^)。


ちょうど昨日ですが、防災訓練の後に参加した学習会のテーマが「小学生からわかる憲法入門」でした。


講師は、早稲田大学教授の西原博史さん。
「小学生にどうやって憲法を教えるか」を研究し、その教え方を『うさぎの康彦、憲法と出会う』という本にまとめました。
主催者がネットを通じて宣伝した効果もあって、参加者は予想以上の多さ。とても充実した学習会でした。

講演後に、先生を囲んで。


写真向かって右から二人目の女性は、町田市議会議員・生活者ネットワークの田中のりこさんです。西原先生のファンで、地元の防災訓練に出席した後、急いでこちらに駆けつけたのだそうです。
「この防災服のまま電車に飛び乗って市原まで来られたんですか!」
と一同ビックリ、そして拍手!!

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