市原市議会議員 小沢美佳です

市政や議会の報告、日々の活動や想いを綴ります。
一番身近な地方政治の面白さが、皆さんに伝わりますように・・・

SDGsをゲームで学ぼう

2022-08-28 | イベント
今日は、ちはら台コミュニティセンターでイベントを開催しました。

体験型!SDGsカードゲームで楽しく学ぼう


「SDGsってよく聞くけど、結局どういうことか今ひとつわからない」
という方も多いと思いますが、
このゲームを体験すると、本当にストンと胸に落ちるんですよ♪
今まで自分が何気なく行ってきたことが、実はSDGsに繋がっていた・・・
なんて気づきもあるかもしれませんね。

講師は認定ファシリテーターの高澤さん、市原市の職員です。

市原市は県で一番最初に「SDGs未来都市」に選定されただけに、言葉に力があります^^

今日初めて知ってちょっと驚いたのですが、
このゲームを開発したのは日本人の方なのですね!
しかも、あの大人気の「うんこドリル」のプロデュースにも関わっていらしたそうで・・・。

市原市では現在、このカードゲームの市原バージョンを作成中で、
ファシリテーターの育成も行っています。
これから教育現場などにもどんどん広がっていくそうですよ。

子どもも大人も一緒に、知恵を出し合って


森山さんも真剣!


参加して下さった方皆さんとっても満足していただけたようで、
開催して良かったと心から思いました。

気づいたら、今日から何か自分のできることを実践したくなる。
一人一人の行動が変われば、社会も変わる。
社会が変われば、未来も変わる。
ちょっと大げさですが、セレンディピティというか・・・。
私は、この積み重ねがとても大事だと思っています。

定例議会の準備モード・一般質問の通告をしました

2022-08-25 | 議会
ちょっとブログの発信が空いていた間に、だいぶ秋の気配が色濃くなりましたね~

今日は、9月に開会する定例議会に向けて、
一般質問の通告を行いました。
毎年この時期は質問準備に追いまくられている感じで、ちっとも落ち着きません(^^ゞ

今回は会派を代表して、こんなテーマの質問をします。
↓↓
まち・ひと・しごと創生に係る取り組みについて】 
(1)市原市の戦略の方向性について
(2)里山の創生について
  ①市原鶴舞インターチェンジを起点とする地域の活性化について
  ②低・未利用公共施設のマネジメントについて
  ③新規就農支援について
  ④里山暮らしのニーズを捉えたプロモーションについて
(3)都市の創生について 
  ①住宅団地の再生について
  ②移住・定住支援について
(4)「ゴルフのまちいちはら」の推進について 
(5)「女性の視点を持った施策展開」について


「まち・ひと・しごと創生」について、真正面から取り上げるのは意外に初めてかも・・・。
要するに、
人口が減って子どもも減っていく中で、
個性豊かで魅力ある地域をどんな風に作っていけばいいんでしょう、という話です。

市原市もこの課題に取り組み始めてもう7年になるんですが、
あらためて私なりの視点で気づいた改善点を、いくつか提案できたらと思っています。

詳しくは、またの機会に!
これから原稿作成に苦しむ日々がしばらく続きます~


・・・・・ウチ庭のルドベキア"ゴールドストラム“。
日差しがガンガン強い夏の間も、ずっと元気に咲き続けていました。


三年ぶりのサマーフェスタ

2022-08-20 | イベント
若宮団地恒例のサマーフェスタ。三年ぶりの開催です。
私もコロナ禍以来、地域のお祭りに出るのはこれが初めて。
規模を縮小しての開催ということで、雨がポツポツ降り出していたし、
はたして人出はどうかな・・・と思いながら会場に着くと、



ビックリするほどの賑わい!むしろこれまでで一番の人出かも!?
子どもも大人も、みなこの日を待ち望んでいたのですね。
感染対策などの準備や当日の運営に奔走された
自治会や実行委員会の皆さんのご苦労も、充分伝わってきました。

これは会場中央の写真なのですが、お気づきですか?


そう、やぐらが無いんです。
役員がみな高齢化して、運搬や組み立てが難しくなってしまったから、とのこと。
伝統の行事も、時代に合わせて少しずつ姿を変えながら受け継がれていくのでしょうね。


失語症について知ろう

2022-08-19 | 障がい者
市原地域リハビリテーション広域支援センター主催の
zoomオンライン勉強会(ちーき会)に参加しました。
今月のテーマは、失語症の方とのコミュニケーションについて。
講師は千葉県言語聴覚士会会長の岩本明子さんです。

失語症とは、心理的な要因ではなく、脳卒中や脳外傷によって、
言いたい言葉が出てこない・思ったことと違う言葉が出てしまう・
はなし言葉や文字の意味が理解できない、などの状態を指します。
私たちも、慣れない外国語でコミュニケーションをとる時の難しさを想像すると
わかりやすいかもしれません。

試算では、市原市には約1000人いらっしゃるそうです。
完治は難しいので、周りの人が失語症について理解して、
適切な方法でコミュニケーションをとることがとても重要になります。

簡潔にメモ書きして見せるとか、急がずにゆっくり単語を区切って話しかけるとか、
質問するときはイエスノーで簡単に答えられるような聞き方にするとか、
相手の返事をゆっくり待つ(例えば15秒くらい)とか・・・。
これも、日本語が不得手な外国の方とコミュニケーションをとる場合を
想像すると良いかもしれませんね。

これまで、自治体の福祉サービスとしての失語症者に対する支援制度はなかったのですが、
現在は「失語症者向け意思疎通支援事業」が設けられるようになって、
意思疎通支援者の派遣が可能になりました。
例えば、役所での手続きや銀行の窓口、買い物、病院の受診など、
コミュニケーション支援が必要な社会参加の場面は様々ありますね。
支援者は県の研修を経て登録され、
市町村が当事者の要請を受けて支援者を派遣するという流れです。

とは言うものの、実際に派遣事業を行っている自治体は、市川市・我孫子市・袖ケ浦市の3市のみ。
これまで、選挙の投票やワクチン接種などの外出の際に派遣依頼があり支援を行ったのだそうです。

現在、支援者登録数は県内で55名。因みに、市原市内にも4名いらっしゃるそうです。
支援者の方が持て余している状況だそうで、勿体ないことですね。
行政を動かすには、失語症の当事者やその家族をはじめ一般への認知度を
もっと高めることが必要でしょう。

意思疎通支援が必要で、まだ取り組んでいない県内市町村(市原市も)にお住まいの方向けに、
千葉県言語聴覚士会が派遣(試行)を始めていますので、関心のある方はお問い合わせ下さい。
↓↓
080-7187-2524
Mail shienhaken@gmail.com
詳細はHPへ  千葉県言語聴覚士会HP



*********写真は、
先日通りかかった圏央道市原鶴舞インターチェンジ近くの市原鶴舞バスターミナル。




ハテ、向こうの田んぼに見えるのは・・・?


かかしが並んでる^^


ゴルフしてる!


ゴルフの街・市原市ならではの風景でした♪

議員のハラスメント問題 続き

2022-08-13 | 議会
今日の夕方、台風に備えて市原市内では早期開設避難所が開設されました。
現在は雨は止んでいるようで、ちょっとホッとしていますが・・・
このまま被害なく過ぎ去りますように。

さて、今朝のニュースで、
岡市議による職員へのハラスメント問題で、
議長が口頭で厳重注意を行ったと伝えられました。
 朝日新聞デジタル【市職員4人へのハラスメント、市議に厳重注意 本人は「事実誤認」】

報道によるとご本人は納得していないようですが、
自身の言動によって職員の心身に苦痛を与えたこと、
市原市議会の品位や信用を失墜させ、混乱を招いたことは、紛れもない事実です。
市民に対して速やかに説明責任を果たして頂きたいと思います。

それにしても、またしても問題を起こしたのは議長経験者。
そういう意味では、自分も含め市議会にも責任があります。
議長や委員長などの役職の椅子には
「それに相応しい人物かどうか」なんて物差しは、一切無いのです。
それが見事に露呈してしまいましたね。

大会派のおごり、長いものに巻かれろ意識、議会全体の事なかれ主義・・・
膿を出さなければ、また問題が起きるような気がします。


*********先日開催された「市東38まつり」の写真で気を取り直そう。
こちらは、一緒に行った仲間が撮ってくれたものです。素敵でしょ。










いちめんの向日葵。

2022-08-10 | 生活困窮
市東38(みつばち)まつり~ひまわり畑と夏祭り~』へ行ってきました。
会場は市東中学校近くの市原ミツバチ牧場です。
ヒマワリは蜜源植物として栽培されているのですね。


10万本以上のヒマワリがちょうど見頃。圧巻でした。



会場は、ビックリするほど大勢の人手で大賑わい!
実は、今朝テレビニュースを見ていたら、
お天気キャスターがこの会場から中継していたんですよね。
その宣伝効果も大きかったのかもしれません。

メイン会場では、
ライブステージ、キッチンカー、竹細工や革細工などのワークショップなど盛りだくさん。


もちろん、名物のソフトクリームもありました。
注文すると、ハチミツをトロリとかけてくれるんですよ。
(食べるのに夢中で写真を撮り忘れました。。)

でも、私が見たかったのは、やっぱりこの一面のヒマワリ畑。
夏のヒマワリは最高ですね。元気が湧いてきます。







背丈を超えてすくすく育ったヒマワリ。
これだけ見事に整列して咲かせるのは、相当ご苦労されたことと思います。
今年が初めての開催なのだそうで、来年にも大いに期待したいですね。


投票用紙は「用紙」にあらず。

2022-08-07 | 選挙
「投票所に用意されている筆記具は、なぜボールペンではなく鉛筆なのか」
この答え、ご存じでしたか?

市民ネット事務所への問い合わせで、
「鉛筆だと、薄くて判別がつかなかったり消しゴムで消されたりする恐れがあるのに、
なぜボールペンを使わないのか」
とのお声があったので、調べました。

まず、投票用紙は実は紙にあらず。
合成樹脂でできたフィルムなのだそうです。
樹脂なので、折りたたんでも投票箱に入れた途端にぱっと勝手に開く。
つまり開票の手間が省けますね。
そして、樹脂だから水性ボールペンだと逆に滲んでしまいますね。
鉛筆の黒鉛が一番良いのだそうです。
因みに、筆記具は持ち込みもOKとのことです。

もちろん、開票作業は公開のもと衆人環視で行われるので、
消しゴムで消すなんて不正は不可能ですから、ご安心を。


*********庭のアメリカ芙蓉です。
いかにも夏!という感じですね~


花言葉は「日ごとの美しさ」。
花は一日でしぼんでしまいますが、
背丈を超えてぐんぐん伸びて、毎日次々と咲いて楽しませてくれています。

手のひらより大きい!



「Get The Point」一緒にやってみませんか?

2022-08-06 | お知らせ
8時15分に自分なりに黙祷を捧げました。
昨日の中村哲さんの写真展のメッセージ「武器では決して平和は得られない」を噛み締めています。


*******さて、市民ネットワーク主催イベントのお知らせです。

体験型!SDGsカードゲームで楽しく学ぼう~Get The Point~


最近SDGsという言葉はよく耳にするけれど、
「今ひとつどういうことなのか分からない」とか、「じゃ具体的に自分に何ができるの?」などと
モヤモヤしている方、是非このゲームをお薦めします。

講師は市原市企画部長の高澤良英さんです。
何てったって市職員ですから・・・
わが街ならではのSDGsの取り組みについて、具体的なお話も聞けちゃうと思います。
幼児から高齢者まで参加できるゲームですので、お子さんやお孫さんとの参加も大歓迎です。

開催日時:8月28日(日)9:30~12:00
場所:ちはら台コミュニティーセンター

予約は市民ネットまで。
ご参加お待ちしています^^


中村哲さん写真展

2022-08-05 | 平和
京葉中部教会(光の子幼稚園となり)を森山さんと訪ねました。
3年前に凶弾に倒れた中村哲さんの写真展が開催されています。









1983年にパキスタンのペシャワールに赴任し、
ハンセン病患者の支援をはじめ、アフガニスタン山岳の無医村でも医療活動を行ってきました。
その間、診療所や病院の建設にも尽力してこられたのですが、
2000年の干ばつで食料不足に苦しむアフガニスタンの人たちを目の当たりにし、井戸掘りを開始。
その後「100の診療所より1本の用水路」と、灌漑用水路の建設に乗り出しました。
白衣を捨て、一から土木工学を独学で学んだというから驚きです。

見渡す限り草木が一本も生えていないひび割れた大地の写真。
一方、用水路ができた後に同じ場所で撮影された写真は豊かな緑で覆われていて、
その対比には目を奪われました。

写真展は8日(月)まで。
DVD上映も必見です。

引きこもりから一歩踏み出す居場所・「はなれ ふわふわ」さんを訪問

2022-08-01 | 共生社会
特定非営利活動法人ゆう」さんが運営する、
引きこもりの方のための居場所を森山さんと訪ねました。

もともと「ゆう」さんは、八幡宿駅東口近くで、主に精神障害のある方に対して
職業訓練や就労支援、居場所づくり、アウトリーチなどを行っています。
(ホームページ  就労継続支援B型事業所・地域活動支援センターⅢ型 ふわふわ

この他にも、カフェや自転車ショップ・学習会・子ども食堂など、
意欲的に活動を展開されているのですが、
新たに菊間の民家の離れを無償でお借りして、
引きこもりの方が外に出るきっかけ作りとなる場所を提供し始めたのです。

その名も「はなれ ふわふわ」。

若いスタッフさんの熱い想いがこもっています。

何と、ここから福祉サービスにつなげる事ができた方が、すでに3名もいらっしゃるそうですよ。
さらに、その方が新入りさんをサポートするという、良い循環が生まれているとのこと。
本当に素晴らしいですね。

引きこもりの場合、福祉サービスにつなげるまでが大変なのです。家から一歩外へ出るまでが・・・。
実際に引きこもりを経験した方からお話を伺うことができたのですが、
諦めずに根気よく働きかけてくれた知人がいたことが有り難かったと。
ある日ちょっとしたタイミングやきっかけから、ふと出てみようと思えたのだそうです。
「他人のお節介」って、やっぱり大事なのですね。

引きこもりが様々な福祉サービスの隙間からこぼれ落ちていて、
8050問題などと言われてからもう久しくなりますが、
なかなか有効な解決策は見つかっていませんでした。
「はなれ ふわふわ」さんのような活動は、とても貴重だと思います。
心配なのは、ここからの収益は何もなく、ボランティア精神のみで成り立っているということ。
行政は、このような活動にこそもっと光を当てることが必要だと思います。

皆さんの応援が励みになっています


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